比叡山は、京都や大阪などの都市部からのアクセスがしやすく、「比叡山ドライブウェイ」を利用してドライブしながら紅葉を楽しむことができる人気のエリアです。標高が高いため、平地と比べると紅葉が始まる時期がやや早めなので、紅葉シーズンの大混雑を回避することもできる紅葉スポットなのです。今回は、比叡山の紅葉を満喫するためのポイントをまとめました!
比叡山の紅葉の見ごろは、例年11月上旬から11月下旬とされています。比叡山は標高が高いところにあるため、最も紅葉が美しい時期は京都市の中心部のような平地よりも少し早めです。定番の人気紅葉スポットの見ごろと時期がずれるので、混雑を回避することも!
京都・比叡山の紅葉の見どころは?
比叡山延暦寺
「比叡山延暦寺」と言っても、その名前の寺院があるわけではありません。「延暦寺」とは、比叡山そのものを境内として、その中にある約150もの建築物の総称です。平安時代に最澄が比叡山に最初のお堂を建て、天台宗の総本山として全国各地から多くの参拝者が訪れるようになりました。1200年物歴史と伝統を持つ延暦寺は、世界文化遺産に登録されていることもあり、世界中から季節を問わずたくさんの観光客が訪れます。【所在地】滋賀県大津市坂本本町4420
【電話番号】077-578-0001
【拝観時間】8:30~16:30(坂本ケーブル:8:00~17:30・比叡山ドライブウェイ:7:00~23:00)
【拝観料】大人700円・中高生500円・小学生300円(坂本ケーブル:大人1620円、小人810円・比叡山ドライブウェイ通行料:1670円)
【アクセス】公共交通機関:京阪石山坂本線坂本比叡山口駅から徒歩10分の坂本ケーブルで11分、終点下車、徒歩10分車:名神高速道路京都東ICから国道161号を経由し、比叡山ドライブウェイを延暦寺方面へ車で16km。駐車場あり。
比叡山へのアクセス
公共の交通機関でのアクセス方法
電車でアクセスする場合は、京阪電車石山坂本線の「坂本駅」で下車し、そこから徒歩10分ぐらいのところにある「ケーブル坂本駅」から比叡山坂本ケーブルに乗り、終点の「ケーブル延暦寺駅」で下車します。電車でアクセスするにはもう一つのルートがあります。JR湖西線「比叡山坂本駅」から江若バスで「ケーブル坂本駅」へ。そこからは京阪電車でアクセスする場合と同様です。バスでアクセスする場合は、京都駅、京阪三条駅、出町柳駅から比叡山ドライブバスで比叡山山頂までダイレクトにアクセスすることが可能です。比叡山ドライブウェイ
比叡山への玄関口とされる「比叡山ドライブウェイ」は、滋賀県大津市の田の谷峠から延暦寺東塔・比叡山山頂を結ぶ約8.1㎞の有料道路です。京都市内南部からアクセスする場合は、北白川別当町交差点から下鴨大津線、そして田の谷峠ゲートより比叡山ドライブウェイに進むことができます。比叡山ドライブウェイの紅葉
八瀬もみじの小径
【電話番号】075-801-5315(京福電鉄 管理部(広報宣伝))
【時間】自由に散策可能
【料金】無料
【アクセス】叡山電車八瀬比叡山口駅下車すぐ
瑠璃光院
かつてSNSで美しい紅葉の風景が話題になった瑠璃光院は、叡山電車・八瀬比叡山口駅と、高野川の清流をはさんだ対岸に位置しています。「山露路の庭」「瑠璃の庭」「臥龍の庭」の3つの庭の素晴らしい紅葉は必見です。【所在地】京都市左京区上高野東山55【電話番号】075 (781) 4001
【拝観時間】10:00~17:00
【拝観料】2,000円
【アクセス】①「出町柳駅」から叡山電車にて「八瀬比叡山口駅」(終点)下車、徒歩5分 。②地下鉄「国際会館駅」から京都バスにて「八瀬駅前」下車、徒歩7分。
比叡山へお出かけの際の服装は?
まとめ比叡山は京都市の中心部からも大阪からもアクセスしやすく、世界遺産に登録されていることもあり、紅葉が美しい時期になると世界中から観光客が訪れます。電車やバスからのアクセスももちろん可能ですが、「比叡山ドライブウェイ」を利用するドライブコースも人気の理由の一つです。ドライブしながら眺める美しい紅葉は、秋ならではの贅沢な楽しみです。また、比叡山は小さな山ですが紅葉の時期は冷え込みますので、きちんと防寒することができるアウターを持ってお出かけするのがおすすめです。