
京都・嵐山を代表する観光名所の一つである渡月橋は、国の名勝・史跡にも指定されていて、紅葉の時期になると色鮮やかに染め上げられた山々との美しい調和を楽しむことができます。京都駅からのアクセスもしやすく、周辺には他にも観光スポットが点在しているので、一日中楽しむことができます。
名称:渡月橋(とげつきょう)
都道府県:京都府
エリア:嵐山・高雄周辺
住所:616-8383 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町
電話:075-861-1101 ※京都市右京区役所
休観日・営業時間:特になし
拝観料:無料
駐車場:なし(近隣に有料のコインパーキングの駐車場があります。普通車 1000円/日)
公式サイト:なし
バリアフリー:車椅子可。
渡る部分は木製、橋脚・橋桁は鉄筋コンクリートでできています。ウィキペディア情報ですが、この木製部分をつきやぶって車が落ちることがあるそうですが本当でしょうか?驚きの話ですよね。
渡月橋より上流が大堰川で、下流が桂川といわれていて、渡月橋がその境目となっているそうです。また、渡月橋より南岸が西京区で北岸が右京区と、これまた境目になっているそうです。
渡月橋の紅葉

平安時代から貴族の別荘地として親しまれてきた嵐山のシンボル的存在の渡月橋。
「月が橋を渡るように見えた」という逸話をもとに名付けられたといわれています。
また、渡月橋がある嵐山一帯は紅葉の名所として有名ですが「日本紅葉の名所100選」にも選ばれています。
夕方になるにつれて美しい夕陽に染まる木々と渡月橋を目にすることができ、息を飲む絶景です。
桂川沿いにはゆっくり一息つくことができるベンチがありますので、そこから景色を眺めるのも良いでしょう。
橋の長さは「155m」で、中央が車道、橋の端が歩道となっていて、保津川&嵐山を背景に記念写真を撮影する歩行者がたくさんいます。その混雑状況ですが、阪急嵐山駅からも近いため、ここをめやすに散策をスタートするという観光客が大勢います。そのため平日休日問わず昼間は非常に混雑します。橋の上から写真撮影なんて論外という状況ですが、もしもどうしても写真におさめたいという場合はバスや車の通行があまりない早朝が良いでしょう。橋の上にこだわらないのであれば、下流側からの撮影をおすすめします。
また、夜の渡月橋は周辺のお店も閉まり人混みからも解放されるため穴場となります。静寂に包まれた中で渡月橋の灯りだけが柔らかに灯り、涼しい夜の散歩も案外良いものです。
四季折々の楽しみ方があり、渡月橋から見る眺めは「春は桜色」、「秋は紅葉」といったような美しい姿をみせてくれます。
渡月橋の向こうに嵐山を臨む景色は、まさに「京都の秋」です。風情ある景色を一目見ようと、世界中から観光客が訪れる人気の観光スポットなのです。
秋になると、嵐山をはじめ渡月橋周辺の山々が赤や黄に色づき始め、訪れる人の誰もが圧倒されるほどの絶景に。手前に渡月橋を入れるアングルが人気の撮影ポイントとされ、SNS映えするステキな写真を撮ることができるのです。
渡月橋の紅葉の見ごろは?
ただし、お目当ての紅葉スポットの場所やその年の気候などによって多少時期が前後することがあります。お出かけの際は、最新の情報をチェックしましょう。
渡月橋のライトアップ
「嵐山花灯路(あらしやまはなとうろう)」の一環として渡月橋の周辺もライトアップされるのです。嵐山の山裾や渡月橋のかかる桂川の水辺などもライトアップされ、嵐山の夜を幻想的な雰囲気で包みます。
渡月橋では黄金色にライトアップされたその姿が水面に映り込み、吸い込まれそうな美しさが見どころです。
嵐山花灯路は開催期間10日間で行われ、2019年は下記の通りです。
開催期間:12月13日(金)~22日(日)
時間:17:00~20:30
紅葉シーズンには混雑必至の嵐山ですが、それと比べるとさほど人混みもなくおすすめです。しかしながら期間限定のイベントになりますので、混雑が嫌いな人は平日に訪れることをおすすめします。
渡月橋へのアクセス方法

紅葉シーズンの京都は観光名所だけでなく道路も混雑するため、スムーズに移動するなら電車・徒歩での移動がおすすめです。よほどのことがない限り電車が遅延することはありませんので、予定通りに観光することができます。
電車でアクセスする場合は、京都駅よりJR山陰本線(嵯峨野線)の園部方面行きに乗車します。約10分から15分で到着する「嵯峨野嵐山駅」で下車したら、徒歩で渡月橋まで向かいましょう。最寄り駅の嵯峨野嵐山駅から渡月橋までは徒歩10分から15分程度です。
道路混雑の影響を受けない電車の方がスムーズに移動できますが、一日乗車券を持っているなどの場合はバスを利用するのも◎
京都駅烏丸口前のバスターミナルより出ている市バス28系統(D3乗り場)に乗車します。およそ50分で到着するバス停「嵐山公園」で下車すれば、歩いてすぐ渡月橋に到着します。ちなみに、市バスは日中およそ20分間隔で運行されています。
【所在地】京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
渡月橋周辺の紅葉スポット

天龍寺
天龍寺は、曹源池庭園西の「紅葉のトンネル」が美しいと有名な紅葉スポットの一つです。
曹源池庭園は世界文化遺産に登録されていることもあり、年間を通して多くの観光客が訪れます。
天龍寺の紅葉の見ごろは例年11月中旬から11月下旬とされ、嵐山・嵯峨野エリアの中では紅葉が色づき始めるのが早いのも特徴です。
庭園内の龍門亭では精進料理も堪能することができ、古都京都らしい雰囲気を味わうことができるのです。
【電話番号】075-881-1235
【拝観時間】8:30~17:00(3月21日~10月20日は17:30まで・11月10日~12月2日は7:30に開門し、庭園参拝が可能)
【拝観料】大人:500円 庭園参拝料(諸堂参拝は300円追加)
【アクセス】JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」徒歩13分・京福電鉄「嵐山駅」からすぐ・阪急電鉄「嵐山駅」徒歩15分
宝厳院
天龍寺の塔頭寺院である宝厳院は、紅葉の時期になると特別公開されます。
宝厳院の紅葉の見どころは、策彦周良禅師によって作庭された庭園「獅子吼の庭」です。夜間ライトアップも行われ、昼間とは違った幻想的な風景を鑑賞できます。
【電話番号】075-861-0435
【拝観時間】9:00~16:30
【拝観料】500円
【アクセス】市バス「嵐山天龍寺前」下車徒歩約5分、JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約15分
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常寂光寺
常寂光寺は小倉山の中腹に建つお寺で、平安時代の頃から紅葉の名所として親しまれてきました。
紅葉に彩られた石段を登って下を見下ろすと、赤や黄色、橙色に染まった嵯峨野の美しい紅葉も一望することができます。加えて、約12mの高さの多宝塔近辺の紅葉も見どころです。
【電話番号】075-861-0435
【拝観時間】9:00~16:30
【拝観料】500円
【アクセス】JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約15分
嵯峨野トロッコ列車

「トロッコ亀岡駅」から嵯峨野トロッコ列車に乗車して、約7.3㎞の沿線沿いの紅葉を楽しむことができます。
紅葉シーズンは混雑するので、前売乗車券を購入しておくことをおすすめします。
トロッコ亀岡駅
【営業時間】8:50~最終列車まで(最終列車は日によって異なるのでHPにて確認を)
【料金】大人:620円・小人:310円(片道)
【アクセス】JR山陰本線(嵯峨野線)「馬堀駅」徒歩10分
竹林の道
竹林の道は数万本の竹が道の両側に植えられており、SNSなどでも話題のスポットになっています。
様々なCMなどにも使われています。紅葉の季節は、この竹が新たな葉を茂らせるので、新緑×紅葉の景色はとても見応えと迫力があります。
また12月になると花灯篭が行われ、竹を優しい光が包み込み照らし出します。和装でこちらを訪れるのも思い出のひとつになること間違いありません。
県道29号線沿いのお店
嵐山のメインストリートともいえますが、渡月橋を京福電鉄嵐山方面へ向かって渡ると、甘味処・カフェ・お土産屋さんなどが並んだ通りがあります。
いわば嵐山の目抜き通りのような場所です。
嵐山を代表する寺院「天龍寺」の入り口のひとつも、この通りに面しているのです。お食事をしたりお土産を選んだりするには最適の場所で、通りをただ歩いてみるだけでも楽しめます。
京福電鉄嵐山駅の足湯
京福電鉄嵐山駅のホームには足湯があるんです。
入泉料は200円となりオリジナルのタオルもついています。電車の待ち時間や観光での歩き疲れにおすすめです。ここで一息入れて、ゆったりと過ごすのも優雅な時間になること間違いありません。
なお、ホームへは切符を買わなくても入れます。
その他にも「嵯峨野コロッケ」「中村屋コロッケ」などを食べ歩きすることも楽しみ方の一つですし、元は銭湯だった「嵯峨野湯」、京都ならではの和の空間を体験できる「eX cafe(イクスカフェ)嵐山本店 」、最近話題となっている「アラビカ京都 嵐山」などのカフェ、鰻の名店「廣川」、湯どうふの名店「湯どうふ竹むら」などのランチスポットなど、楽しみ方は無限大の嵐山周辺になります。
これは余談になりますが、月橋渡くん(つきはしわたるくん)というゆるキャラもいて、腰が低く「すいませーん」といいながらグッズ販売をしているのだそう。タイミングが合えば出会えるかもしれないので頭の片隅に入れておいてください。
映画やドラマにも使われる渡月橋
渡月橋は、観光名所として広く愛されていることから、映画や音楽シーンにもその名が登場しています。
そのひとつに大人気アニメの映画版「名探偵コナン から紅の恋歌」や、その主題歌として起用された倉木麻衣さんの「渡月橋~君 想ふ~」が挙げられます。
渡月橋周辺でお腹を満たすことができるお店
観光客で賑わう渡月橋には、ついでに寄って帰りたくなるようなお店もたくさんあります。
そのうちのひとつに「嵐山よしむら」というお店が挙げられます。店内には、贅沢にも渡月橋を眺められる窓際席が用意されており、そこでいただくことができるのは「手打ちそば」や「別腹スイーツ」などバラエティーに富んだメニューの数々です。
また、「茶寮 八翠(はっすい)」は「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル京都」の中に店を構える隠れ家的カフェになります。
9割がた女性マダムの客層を持つこのカフェは、落ち着いた雰囲気の店内の中で絶景を楽しみながらお茶菓子をいただくことができます。
この他、お土産屋さんも充実していますので、心もお腹も満足できるのが渡月橋といってよいでしょう。
嵐山よしむら
渡月橋と大堰川にほど近い場所に位置している「嵐山よしむら」では、嵐山らしい風景も楽しむことができます。国産の蕎麦の実を石臼で引き、職人たちによって手打ちされた蕎麦は絶品です。さらに、自家製のそば麹を使ったオリジナルのお料理や、そば茶スイーツなど、蕎麦の様々な味わい方を楽しむことができます。
【住所】京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3番地
【電話番号】075-863-5700
【アクセス】JR京都嵯峨嵐山駅より徒歩12分・京福嵐山駅より徒歩3分・阪急嵐山駅より徒歩7分
【営業時間】11:00~17:00(観光シーズンは10:30より)年中無休
※花灯路期間中は延長営業:平日は19:30まで、土日は20:00まで
茶寮 八翠(はっすい)
「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル京都」の中に店を構える「茶寮 八翠」からは、嵐山の美しい景色と共に、甘味やお茶を堪能することができます。また、甘味とお食事を楽しむことができるアフタヌーンティーもおすすめです。
【住所】京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町 12
【電話番号】075-872-1222
【アクセス】JR山陰本線 嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」徒歩約15分・阪急嵐山線「嵐山駅」徒歩約15分・京福電鉄 嵐山本線(嵐電) 「嵐山駅」徒歩約6分
【営業時間】11:00~17:00
まとめ
嵐山エリアに位置している渡月橋の紅葉の見ごろは、例年11月下旬から12月上旬とされています。「嵐山花灯路」の一環で夜間ライトアップが行われ、幻想的な雰囲気を感じさせられます。秋の京都は道路も混雑するので、渡月橋までのアクセスは、電車を利用するのがおすすめです。そして、渡月橋の周辺には天龍寺や嵯峨野トロッコ列車の車窓からも美しい紅葉を楽しむことができます。

