京都市内には、大勢の職人と呼ばれる方が暮らしています。染色、織物、竹細工など、京都という土地で育まれ、発展してきた技術を守り続けながら、新たに挑戦しています。そんな職人の中には、皮細工の職人もいます。彼らは、自分の手で皮製品を作り出し、時にお客様の要望に応え、職人としての拘りを持った製品を生み出しています。
京都御苑や同志社大学などがある西陣のあたりに、「
belicovebo+」という、革小物の工房があります。使用する材料から手作りまで、
職人としての拘りを持った革製品を作っています。
財布やペンケース、ブックカバーなどの定番品のほか、ペンキャップといったものまで作っています。カラフルに染められた皮と、麻糸の組み合わせによって、
多種多様な表情を持った商品が並んでいます。
京都市北区、大徳寺の近くにある「
I.S.D.A」という工房は、古い町屋を改装して調金と革製品の工房兼店舗として2003年にOpenしました。
皮製品としては、iPhoneカバーやキャッシュトレー、ストラップなどが並んでいます。
「
I.S.D.A」のお財布は、長財布だけでも4種類あり、コインケースまで入れれば10種類以上と、
豊富な種類が揃っています。シンプルなデザインと
男女関係なく持てる落ち着いた色合いの皮を使っているのが特徴です。
京都聖護院にある「
Nitro」という革工房は、
カラフルに染められた皮を組み合わせた特徴的な商品が並びます。
そんな「Nitro」の財布は、シンプルなデザインのものと、カラフルな皮のパッチワークでデザインされたものが、
大小20種類近くあります。自分好みのお財布が見つかるかもしれません。
「Nitro」では、
革小物や鞄、靴などの定番品のほか、エレキギターバッグやインテリア製品まで、多種多様な商品を生み出しています。
これまでにご紹介した「I.S.D.A」「Nitro」ともに、
レザーバッグも作っています。
「I.S.D.A」では、男女問わず持つことが出来る
ショルダーバッグが中心ですが、女性用の牛側で手編みされたメッシュバッグもあります。持ち手は肩にかけられるほどの長さで、ショルダーとしても持ち歩ける
トートバッグです。その他、異素材と組み合わせたバッグなどもあります。
「Nitro」のバッグは、
シンプルなデザインのものもありますが、カラフルな皮を組み合わせて作ったトートバッグやセジェスタバッグ等もあります。
烏丸御池駅近く、堺町通という細い路地に
土屋鞄の京都店があります。
土屋鞄と言えば、東京に本社を構え日本全国に店舗を構える、鞄の名店です。
メイドインジャパンにこだわって、職人が丁寧に1つ1つ作っています。そんな土屋鞄では、
ビジネスバッグからカジュアルバッグまで、皮に拘った商品が並んでいます。
シンプルなデザインと落ち着いた皮の色が特徴的で、
大人の男女が持つ鞄です。
1945年に原田商店の創業者であった原田信朗が、京都御所の南側で革小物の商いを始めたのが「クリームカンパニー」のはじまりです。その後1972年には自社ブランドとして立ち上げ、今に至ります。
黒や茶色が多いイメージの革製品ですが、こちらの製品は
カラーバリエーションな非常に豊富で、見るも鮮やかな革製品たちに心奪われることでしょう。デザインは
シンプルで長く愛用できるという点にこだわり、
全行程を自社制作しています。そのため上質な製品を
手が届きやすいお値段で購入することができるので人気を集めています。幅広い商品を取り揃え、バックはもちろんのこと様々な革小物もおすすめです。
ポーチ、チャーム、コインケース、革巻きボールペンやブックカバーまで、選ぶのが楽しくなる商品が揃うのでぜひ覗いてみてください。
こちらは商品に関わる全ての工程を
ミシンすら使うことなく手作業で行っている革工房になります。
お店の外観やHPなどをひと目見れば分かるお店のカラーですが、
おしゃれで可愛らしいデザインのバッグや革小物などを取り扱います。
その商品には、すでに完成してある「仕上り品」と、納期には約数か月要しますがカラーを選んでオーダー出来る「
カラーオーダー」があります。
使われる素材は、選びぬかれた革と麻糸で、
一つ一つ丁寧に縫い上げていくため丈夫で使い込んでいくほどに味が出てくるのが特徴です。
醍醐寺のすぐ近くにある革工房「権治」は、香川の one's workerの教えを受けて2009年に創業しました。
使う人に寄り添いながら、歴史を刻んでいける優しい友のようなアイテムをコンセプトに作られたバックや財布などは、
一見シンプルですが随所にこだわりが感じられる、上質でかっこいいデザインとなっています。
店舗では、アイテムを手にとって見ることができるのはもちろんのこと、
制作風景を見ることができますし、
オーダー品についても相談することもできます。
このオーダー品ですが、
HPを見ると、制作までの流れや、これまでの事例なども載っていますので、気になる人は参考にしてみてくださいね。
caedeのレザーバッグで真っ先に思い浮かぶのは、やはり「
ZIMA」です。竹垣をイメージして作られたこの白いレザーバッグは、caedeの中でも特徴的な商品と言えます。
その他、
「ISCHIA」「CORTEO」「ETNA」「LINATE」など、シンプルなデザインと、楓が赤く染まったような朱色、または黄色く染まったようなイエロー、枯葉を思い浮かべるような淡い茶色のTANと、
葉の色をイメージする様なカラーラインナップです。
イタリアでジョルジオ・アルマーニ等のラグジュアリーブランドを手がける
ガブリエール氏。
33年のキャリアを誇る彼が、秋の京都で鮮やかに移ろい彩る紅葉に感銘を受けたことで「
L'ELISIR/caede京都」のバッグが誕生しました。
京都の原風景を切り取り、その魅力を「
使う人の文化と習慣を包みこむ」と謂われるバッグの本質と、その機能にこだわりぬいて仕上げられた
デザイン性と使いやすさを兼ね備えた【L'ELISIR/caede京都】のバッグです。
■ CORTEOシリーズはこちらから
■ ISCHIAシリーズはこちらから
■ ETNAシリーズはこちらから
■ LINATEシリーズはこちらから