そろそろ寒さも本格的になってきました。私たちもカーディガンやコートを出して衣替えをするように、木々も段々と冬支度を始めています。夏の新緑からの、秋の赤や黄色に色づいた葉は、とても美しい景色となります。秋にしか見れない素敵な景色を作り出す紅葉。紅葉は日本独自の文化とも言えます。紅葉が最も映える場所は、古くからの建物が多く並ぶ京都。日中の紅葉の景色とはまた違う一面を魅せてくれるライトアップ!ライトアップされた幻想的な紅葉を無料で見れる場所はあるの?おすすめのライトアップなどをご紹介!
2023年10月中旬現在の紅葉見頃予想状況は、 【比叡山延暦寺】 11月10日頃 【洛北大原・三千院】 11月15日頃 【洛西・嵐山】 11月23日頃 と予想が発表されています。 近畿は10月の気温が平年よりもやや高めに推移していて、11月の気温が平年並みになると、みられています。平野部の紅葉の見頃も、平年と同じぐらいであると予想が発表されています。紅葉の見頃予想が難しいところは、その年の気候の変化やさまざまな条件の影響を受けやすいため、あくまで目安という感じで捉えておくようにしましょう。2023年!紅葉ライトアップを行っている場所は?
おすすめのライトアップは??
■清水寺
京都と言えばここは外せない場所。約1200年の歴史がある世界遺産の清水寺。清水の舞台と約1000本のヤマモミジの光景は、圧巻。日中の景色ももちろん格別ですが、ライトアップされた幻想的な姿はどんな人も魅了します。【拝観料】 大人400円 小中学生200円 【期間】2023年11月18日~11月30日 【時間】 午後5時半から午後9時 【アクセス】 京都駅から 市バス206系統東山通北大路バスターミナルゆきで「五条坂」下車、徒歩約10分 市バス100系統清水寺祇園 銀閣寺ゆきで「五条坂」下車、徒歩約10分 京都バス18系統大原ゆきで「五条坂」下車、徒歩約10分(土・休日のみ運行)
■高台寺
珠玉の紅葉の名所が多い京都の中でも、美しい庭園と言えば高台寺。ライトアップとプロジェクションマッピングは、本堂(方丈)の庭園で行われており、臥龍池に写り込んだ紅葉の景色は境目がわからない程。どんな人が見ても、「圧巻」の一言と言える景色です。【拝観料】高台寺大人600円 中高生250円高台寺・圓徳院900円【期間】2023年10月21日(土)~12月10日(日)【時間】午後17:00〜午後22:00(最終受付は21:30)【アクセス】京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行き「東山安井」下車、徒歩約5分
■天台宗 青蓮院門跡
毎年春と秋に行われる庭園のライトアップは、大小1,000の照明器具が使われ、庭園内の木々や竹林、苔の庭などの境内を、青い光に包まれる幻想的な世界に変えてくれます。※2022年 秋より、2024年 秋まで中止。(改修工事に伴い)
【拝観料】 大人 500円 中高生 400円 小学生 200円
【時間】 午後5から午後9時半
【アクセス】 京都駅より、タクシー20分 東西線蹴上駅より。タクシー5分 青蓮院門跡より、東山トレイルで徒歩30分 (山道)
【拝観料】 大人 500円 中高生 400円 小学生 200円
【時間】 午後5から午後9時半
【アクセス】 京都駅より、タクシー20分 東西線蹴上駅より。タクシー5分 青蓮院門跡より、東山トレイルで徒歩30分 (山道)
■永観堂禅林寺
歴史ある庭園と赤色に染まる境内の紅葉の景色が美しい場所。もみじのじゅうたんの絶景はここでしか見られません。かなり広い範囲にわたってのライトアップがされているため、夜の紅葉の美しい世界に、引き込まれてしまうのは間違いありません。【拝観料】 中学生以上 600円 【期間】 2023年11月3日(祝・金)~2023年12月3日(日) 【時間】 午後17:30~午後20:30 【アクセス】電車の場合京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅より徒歩約15分バスの場合JR線「京都」駅、近鉄電車「京都」駅より京都市営バス5番系統「南禅寺永観堂道」で下車、徒歩3分京阪電車「三条」駅より京都市営バス5番系統「南禅寺永観堂道」で下車、徒歩3分
この時期おすすめの嵯峨野トロッコ列車は??
「京都の新しい秋の風物詩!」
このシーズンににしか走らない臨時列車。トロッコ亀岡駅からトロッコ嵯峨駅までの約7.3キロを走行。ビューポイントでは、トロッコが徐行運転になるため、手を伸ばしたら届きそうなぐらいの近さで夜の紅葉の景色を楽しむことが出来ます。一味違った紅葉のライトアップを楽しみたい方にはおすすめです。【期間】10月中旬~12月上旬【おすすめ時期】11月中旬~11月下旬