京都の中心部に位置している六角堂では、小規模ながら秋の京都らしい風情ある紅葉の景色を楽しむことができます。また、歴史の深い六角堂は、紅葉の他にもさまざまな見どころが。周辺にたくさん点在している観光スポットも併せてご紹介いたしますので、ぜひ参考にして立ち寄ってみて下さい。
本堂の形が六角形であることから、古くから「六角堂」の通称で親しまれているこの寺院は、聖徳太子が587年に創建したと伝えられています。華道家元池坊が住職を務め、いけばな発祥の地としても有名です。さらに、縁結びの柳は柳の枝2本におみくじを結んでお願いをすると、良縁に恵まれるとも言われ、パワースポットとしても知られています。規模は小さいけれど風情ある六角堂は、季節を問わず多くの観光客が訪れますが、秋の色鮮やかな紅葉の時期は、特に美しいとされています。六角堂の紅葉が最も美しい見ごろは?
六角堂の紅葉の見どころは?
紅葉の他にも見どころが・・・
アクセス
六角堂周辺のおすすめ観光スポット
誓願寺(せいがんじ)
京都の中心、新京極通りにあり、清少納言や紫式部などの女性たちから信仰を受けたため「女性往生の寺」とも言われている誓願寺。六角堂からは約690mの距離にあります。誓願寺は、「迷子のみちしるべ」が有名です。山門の外、北側にある石柱の正面には「迷子のみちしるべ」、右側に「教しゆる方」、左側に「さがす方」と彫ってあるのです。当時まだ警察がなかった江戸末期から明治中期に迷子が深刻な社会問題となっていたため、各地の社寺などに建てられたそうです。[hr][/hr]神泉苑(しんせんえん)
京都で一番のパワースポットだとされている神泉苑は、祇園祭発祥の地としても有名です。平安情緒にあふれ、四季折々の美しい景色が楽しめる神泉苑では、もちろん秋の紅葉の風景も素晴らしいものです。境内の池の周りを取り囲むように色づいた木々は、池に映り込んだ様子も綺麗です。かつて桓武天皇も池に映る景色を眺め、季節の移りかわりを楽しんだと言われています。夜間ライトアップも行われ、日中とは違った幻想的な空間を楽しむことができます。[hr][/hr]京都市の中心部に位置している六角堂では、小規模ながら秋の京都らしい風情ある紅葉の景色を楽しむことができます。また、六角堂の周辺には他にも観光スポットが点在し、「迷子のみちしるべ」で知られている誓願寺や、紅葉スポットとして人気の神泉苑が特におすすめです。