京都の中心部で紅葉を楽しめる名所と言ったら、六角堂!都心部ならではの紅葉の楽しみ方と、周辺の観光スポットをご紹介!!

京都の中心部で紅葉を楽しめる名所と言ったら、六角堂!都心部ならではの紅葉の楽しみ方と、周辺の観光スポットをご紹介!!

京都の中心部に位置している六角堂では、小規模ながら秋の京都らしい風情ある紅葉の景色を楽しむことができます。また、歴史の深い六角堂は、紅葉の他にもさまざまな見どころが。周辺にたくさん点在している観光スポットも併せてご紹介いたしますので、ぜひ参考にして立ち寄ってみて下さい。

本堂の形が六角形であることから、古くから「六角堂」の通称で親しまれているこの寺院は、聖徳太子が587年に創建したと伝えられています。華道家元池坊が住職を務め、いけばな発祥の地としても有名です。さらに、縁結びの柳は柳の枝2本におみくじを結んでお願いをすると、良縁に恵まれるとも言われ、パワースポットとしても知られています。規模は小さいけれど風情ある六角堂は、季節を問わず多くの観光客が訪れますが、秋の色鮮やかな紅葉の時期は、特に美しいとされています。

六角堂の紅葉が最も美しい見ごろは?

京都市の中心部に位置している六角堂。紅葉が最も美しいとされる見頃は、例年11月上旬から12月上旬とされています。

六角堂の紅葉の見どころは?

他の紅葉の名所と比べると、紅葉している木々の本数は少ないですが、六角堂の周りで紅葉を眺めることができます。池と紅葉の調和を楽しんだり、ゆったりと散策してみるのがおすすめです。また、すぐ横にあるスターバックス京都鳥丸六角店のガラス張りの店内から秋の空気に包まれた六角堂を眺めるのも、冷え切った身体も暖まって贅沢なひとときです。おいしいコーヒーを飲みながら紅葉を鑑賞することができるのは、京都の中心部ならではの楽しみ方ですね!

紅葉の他にも見どころが・・・

わらべ地蔵六角堂と言えばハト」と言うぐらい、六角堂の境内にはいつもたくさんのハトがいます。また、本堂の北側の池には優雅に泳ぐ白鳥が。さらに、境内の西側にはわらべ地蔵と呼ばれる小さなお地蔵様がたくさんいらっしゃいます。六角堂では鳩みくじを引けるのですが、その鳩みくじが小さなお地蔵様の周りにたくさん並んでいるのです

アクセス

電車を利用する場合は、京都市営地下鉄「烏丸御池駅」の5番出口から徒歩3分、もしくは、京阪京都線「鳥丸駅」21番で出口から徒歩5分です。タクシーを利用する場合は、京都駅から約10分、京阪三条駅から約10分、阪急河原町駅から約5分程度です。紅葉シーズンの京都は、観光スポットだけでなく道路も混雑しますので、なるべく電車を利用することをおすすめします。

六角堂周辺のおすすめ観光スポット

京都市の中心に位置していることから、六角堂の周辺には他にも観光スポットがいくつかあります。

誓願寺(せいがんじ)

京都の中心、新京極通りにあり、清少納言や紫式部などの女性たちから信仰を受けたため「女性往生の寺」とも言われている誓願寺。六角堂からは約690mの距離にあります。誓願寺は、「迷子のみちしるべ」が有名です。山門の外、北側にある石柱の正面には「迷子のみちしるべ」、右側に「教しゆる方」、左側に「さがす方」と彫ってあるのです。当時まだ警察がなかった江戸末期から明治中期に迷子が深刻な社会問題となっていたため、各地の社寺などに建てられたそうです。[hr][/hr]秋の神泉苑

神泉苑(しんせんえん)

京都で一番のパワースポットだとされている神泉苑は、祇園祭発祥の地としても有名です。平安情緒にあふれ、四季折々の美しい景色が楽しめる神泉苑では、もちろん秋の紅葉の風景も素晴らしいものです。境内の池の周りを取り囲むように色づいた木々は、池に映り込んだ様子も綺麗です。かつて桓武天皇も池に映る景色を眺め、季節の移りかわりを楽しんだと言われています。夜間ライトアップも行われ、日中とは違った幻想的な空間を楽しむことができます。[hr][/hr]

京都市の中心部に位置している六角堂では、小規模ながら秋の京都らしい風情ある紅葉の景色を楽しむことができます。また、六角堂の周辺には他にも観光スポットが点在し、「迷子のみちしるべ」で知られている誓願寺や、紅葉スポットとして人気の神泉苑が特におすすめです。