京都は秋の紅葉期は、東山に位置する京都の中心部の観光スポットが多くの観光客で混雑しますが、一方の西山は東山ほど混雑していないので、ゆっくりと美しい紅葉を鑑賞することができるのです。この記事では、西山の紅葉の名所と見どころをいくつかご紹介いたします。
季節を問わず多くの観光客で賑わう京都の街ですが、清水寺などのある東山は道路までもが大混雑!一方で、西山であれば東山ほどの混雑はなく、京都市の中心部と比べれば人が少なめなので、ゆったりと観光することができます。西山の紅葉の名所は?
光明寺
光明寺は、西山随一の紅葉の名所として知られています。西山の他の紅葉の名所と比べると人が多めではありますが、京都中心部の紅葉の有名スポットと比べたらゆったりと観光できます。法然上人によって開かれた浄土宗の一派、西山浄土宗の総本山です。女人坂と呼ばれる緩やかで長い石段の散りもみじが特に美しいと有名です。女人坂は傾斜がきつくなく、距離もそれなりにあるので、ゆっくり紅葉を楽しむことができます。紅葉する木にはカエデが多いため、鮮やかな赤色を存分に楽しむことができます。JRを利用して訪れる場合は、「長岡京駅」から阪急バス20,22系統で約20分の「旭が丘ホーム前」で下車します。もしくは、阪急「長岡天神」より阪急バス22系統で焼く10分、「旭が丘ホーム前」で下車です。拝観時間:9時00分~16時00分(紅葉期は18時00分まで)拝観料:無料(紅葉期は有料)
アクセス
京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
[hr][/hr]善峯寺
善峯寺は、山の上にある規模の大きなお寺です。土地は36万坪にも及びます。西国三十三か所観音霊場の一つということもあり、季節を問わず多くの人が訪れます。JR東海のCM「そうだ 京都、行こう。」でも使われた美しい紅葉を楽しめます。秋になると、赤や黄色の色鮮やかな紅葉に埋め尽くされ、まるで紅葉の海に浮かんでいるような素晴らしい風景です。善峯寺の紅葉の見頃は例年11月中旬から11月下旬とされています。善峯寺へのアクセスは、JR京都線の「向日町駅」で下車し、そこから阪急バス66番(善峯寺行き)に乗車し、終点の「善峯寺」で下車し、徒歩8分で到着です。拝観時間:8時00分~17時00分拝観料:大人500円/高校生300円/小中学生200円
アクセス
京都府京都市西京区大原野小塩町1372
[hr][/hr]金蔵寺
金蔵(こんぞう)寺は、桓武天皇が経典を収め、「西の岩倉」とした由緒あるお寺です。秋になると色鮮やかな紅葉に包まれ、美しい風景で訪れる人の目を楽しませてくれます。金蔵寺へのアクセスは、JR京都駅から京阪バス「長峰」行きで「長峰」で下車、そこから徒歩約15分で到着です。拝観時間:8時00分~17時00分拝観料:200円
アクセス
京都府京都市西京区大原野石作町1639
[hr][/hr]十輪寺
別名業平寺とも呼ばれ、平安時代の歌人、在原業平がひっそり暮らしてした場所として知られているお寺です。古く小さなお寺ですが、秋になると鮮やかで見事な紅葉に埋め尽くされます。紅葉のピークが過ぎたころの「散りもみじ」が深々と積もった様子も、素晴らしいものです。拝観時間:9時00分~17時00分拝観料:400円
アクセス
京都府京都市西京区大原野小塩町481
[hr][/hr]大原野神社
大原野神社は、京都市の西端にある神社で、源氏物語や伊勢物語などにも描写されている神社です。「大原野神社」と言っても、三千院のある大原とは全くの別方向に位置しているので、訪れる際は注意しましょう。秋になると、一の鳥居から社殿まで伸びる参道を色鮮やかな紅葉が彩り、美しい風景を見ることができます。例年の紅葉の見ごろは、11月中旬から下旬とされています。阪急東向日駅・JR向日町駅よりバスで約20分のところにある「南春日町」で下車し、徒歩で約8分です。アクセス
勝持寺(しょうじじ)
西行法師が植えた桜によって、別名「花の寺」とも呼ばれている勝持寺ですが、秋の紅葉も見事なものです。境内の至るところで秋の深まりを感じさせられる鮮やかな紅葉を見ることができますが、特に瑠璃光殿や庫裡周辺の真紅の紅葉は、圧倒的な美しさです。勝持寺へのアクセスは、JR向日町駅もしくは阪急東向日駅からバスで「南春日町」で下車、1.1kmです。拝観時間:9:30~16:30拝観料:大人400円、中高生300円、小学生200円
アクセス
京都府京都市西京区大原野南春日町1194
まとめ秋になると、東山に位置する京都の中心部の観光スポットは多くの観光客で混雑しますが、一方の西山は東山ほど混雑していないので、ゆっくりと美しい紅葉を鑑賞することができるのです。京都・西山のでのおすすめ紅葉スポットは、「光明寺」「善峯寺」「金蔵寺」「十輪寺」が挙げられます。