春の桜シーズンと並び、紅葉の頃は京都の超繁忙期のため、大変混雑が予想されます。国内だけでなく、海外からも多くの観光客が訪れて、嵐山など名のある観光地の人混みはたいへんなものとなっています。そんな混雑を甘く見ていると、せっかくの旅行が雑踏に振り回されただけの思い出になりかねませんので、対策は講じておきましょう。
繁忙期の京都が混雑することはよく言われていますが、具体的にはどんな感じなのでしょう。混雑の目安でよく使われるのは、満員電車の乗車率です。座席・吊革・手すりのすべてが使用中の状態が「乗車率100パーセント」。押しくら饅頭までは行きませんが、この状態になると自由に動き回ることが難しくなります。では、列車のような閉ざされた空間ではなく、青空のもとで同じような状態が起こるのでしょうか。答えは、イエスです。もちろん、ごく一部の場所ですが、繁忙期の京都、とりわけ有名な観光地に限っていえば、乗車率100パーセントに匹敵するぐらいにはなっています。
嵐山や清水寺の場合
拝観券購入の順番待ちは当たり前?
バスは避けたいし、マイカーはほぼNG
平日、なるべく週の中頃に出かける
早朝にゆっくり紅葉を楽しむ
いつ訪れる?どうやって訪れる?どこを通って訪れる?
穴場を狙って観光する
いかがでしょうか。京都の紅葉シーズンは混雑必須ですが、少し工夫をして混雑を緩和することはできます。京都の紅葉の魅力はなんと言っても京都らしい町並みや歴史的建造物と紅葉が織りなす景色です。混雑の中出かけるのは少し疲れてしまうかもしれませんが、他では味わえない美しい光景に満足できると思います。京都には紅葉名所が沢山あるので、素敵な秋の京都を楽しんではいかがでしょうか。