秋の京都と言えばもちろん美しい紅葉ですが、嵐山では別の美しさ、竹林も堪能することができます。京都・嵐山の観光スポットとして昨今人気の「竹林の道」には、平安時代の趣を感じることができる竹林があります。この記事では、嵐山の竹林と紅葉の名所、ライトアップ情報をご紹介いたします。
秋の紅葉と竹林を鑑賞することができる名所は?
嵐山・竹林の道
京都屈指の紅葉の名所として知られている嵐山ですが、渡月橋の北側、嵯峨野に広がる竹林が最近人気急上昇中の「竹林の道」です。数万本の竹が生い茂る一帯には小径が張り巡らされているので、のんびりと平安時代の趣を感じながら散策することができます。観光用の人力車に乗ることもでき、もちろん人力車に乗りながらの記念撮影も可能です。着物をレンタルして、着物姿で散策するのもおすすめです。嵐山の紅葉の名所は?
渡月橋(とげつきょう)
嵐山のシンボル的存在の渡月橋は、桂川にかかる長さ155mの橋で、木製の欄干が周辺の豊かな自然に溶け込んでいます。橋の上から眺める山々の紅葉は、「素晴らしい!」の一言です。背景に広がる色鮮やかに染まった紅葉との調和が見事な紅葉の名所で、SNS映えする写真を撮るのにもおすすめのスポットです。紅葉シーズンの土日は特に混雑しますので、平日にお出かけするか、朝早めに行くなどして混雑をなるべく回避することをおすすめします。【所在地】京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
【アクセス】JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約13分または京福嵐山本線「嵐山駅」から徒歩4分
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天龍寺(てんりゅうじ)
京都市内の一番西に位置している天龍寺は、1339年に後醍醐天皇を供養するために足利尊氏が建立したお寺です。世界文化遺産に登録されている曹源池庭園は、秋になると鮮やかな紅葉に彩られて、よりいっそう魅力が引き立てられます。天龍寺での紅葉の見ごろは11月中旬から11月下旬と、嵐山に点在している他の紅葉の名所よりも紅葉の色づきが少し早めなのが特徴です。天龍寺は駅からのアクセスがしやすく、更に周辺には飲食店やお土産屋さんが並んでいる事から、紅葉シーズンは特に混雑するとされています。訪れるなら平日か朝早い時間帯もしくは夕方の比較的混雑が少ない時間帯が無難です。[hr][/hr]
常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
紅葉が美しい小倉山の中腹に位置している常寂光寺。数ある京都の紅葉スポットの中でも絵になる観光名所です。高さ約12mの多宝塔の周りを赤や黄に色づいた紅葉が彩っている光景は圧倒的な美しさです。また、真っ赤に染まったカエデに覆われた石段を登って後ろを振り向くと、紅葉真っ只中の嵯峨野を一望することができます。[hr][/hr]
嵯峨野トロッコ列車
嵯峨野トロッコ列車は、片道7.3km、約25分の道のりを走る列車で、車窓からは保津峡を彩る美しい紅葉を鑑賞することができます。紅葉のビューポイントでは速度を落としてくれるので、保津峡の渓谷美をじっくりと楽しみましょう。嵯峨野トロッコ列車は、トロッコ亀岡駅から乗車できます。【トロッコ亀岡駅の所在地】京都府亀岡市篠町山本地
【電話番号】075-861-7444
【料金】大人:620円・小人:310円(片道)
【アクセス】JR京都駅からJR嵯峨嵐山駅までJR嵯峨野線で約15分、「トロッコ亀岡駅」はそこからすぐです。
●Google Mapはこちら嵯峨野トロッコ列車の紅葉についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。[hr][/hr]
嵐山のライトアップ情報
まとめ京都・嵐山の観光スポットとして昨今人気の「竹林の道」では、平安時代の趣を感じることができる竹林が。秋の京都と言えばもちろん美しい紅葉ですが、嵐山では竹林の美しさも堪能することができるのです。また、嵐山の紅葉の名所としては、嵐山のシンボル的な存在の「渡月橋」や「天龍寺」「常寂光寺」、「嵯峨野トロッコ列車」が有名です。期間限定でライトアップも行われるので、昼間だけでなく夜も美しい紅葉を楽しむことができるのです。