清閑寺は、清水寺から近いにも関わらず、訪れる観光客が少ない穴場的な紅葉スポットです。京都らしい風情を感じられる建物とともに、色鮮やかな紅葉を堪能することができます。この記事では、清閑寺の紅葉と周辺の紅葉スポットについてご紹介いたします。
清閑寺(せいかんじ)とは?
清閑寺の紅葉
清閑寺の紅葉の見頃は?
清閑寺の紅葉の見頃は、例年11月中旬から11月下旬とされています。ただし、その年の気候によって時期が多少前後することもありますので、紅葉狩りにお出かけの際は最新の情報をチェックしましょう![hr][/hr]見どころは?
清閑寺の紅葉の見どころは、やはり境内を取り囲むように色づいた華やかな紅葉です。左右の山の稜線に切り取られた扇型の空間からは、京都市内を一望することができ、贅沢な時間を過ごすことができます。また、境内にある大きな石・「要石(かなめいし)」に誓いを立てると願いが叶うとも言われているので、こちらも必見です。[hr][/hr][hr][/hr]紅葉シーズンの清閑寺の混雑は?
京都を代表する観光名所である清水寺から近いにもかかわらず、ここまで足を延ばす人は少ないので、清閑寺は紅葉シーズンでも混雑は少なめです。人ごみを避けてゆっくりと紅葉を堪能することができ、写真を撮る時も「他の観光客が映りこんでしまう」なんてこともありません。清閑寺の基本情報
【所在地】京都市東山区清閑寺歌ノ中山町3【電話番号】075-561-7292【拝観時間】8:00~16:00【拝観料】100円 ※志納清閑寺までのアクセス
最寄り駅の京阪電車「清水五条駅」から歩くと30分近くかかってしまいますが、清水寺の子安塔からだと山の中の細い道を約5分ほど歩けば清閑寺の駐車場に到着します。清閑寺には駐車場もありますが、駐車スペースが少ないので事前に予約しておくのがおすすめです。清閑寺の周辺の紅葉スポット
法観寺(八坂の塔)
五重塔がシンボルとなっているため、「八坂の塔」とも呼ばれる法観寺は、紅葉が美しいことでも知られています。五重塔と色鮮やかに染まった街並みはの風景は、「秋の京都」そのものです。SNS映えも間違いなしな素敵な写真を撮ることもできます。また、この五重塔は内部に入って楽しむこともでき、二層目の窓からは東山の風景を臨むことができるのです。[hr][/hr]【所在地】京都府京都市東山区清水八坂上町388【電話番号】075-551-2417【拝観時間】10:00~16:00【拝観料】中学生以上 500円【アクセス】市バス「東山安井」または「清水道」下車徒歩5分豊臣秀吉の正室「ねね」が、秀吉の菩堤を弔うために建立したことで知られている高台寺。小堀遠州の作と言われている庭園を彩る紅葉は、非常に美しいものです。陽が落ちると行われる夜間ライトアップでは、プロジェクションマッピングも行われ、歴史的な建築物や庭園、そして最新の技術との芸術的なアートも堪能することができます。紅葉シーズンのライトアップは、10月25日(金)から12月15日(日)までの期間に行われ、時間帯は17:00から22:00です。【所在地】京都市東山区高台寺下河原町526【電話番号】075-561-9966【拝観時間】9:00~17:30【拝観料】大人600円、中高生250円、幼児・小学生無料【アクセス】市バス「東山安井」下車徒歩約7分「清水の舞台」で有名な清水寺は、年間を通して多くの観光客で賑わっていますが、特に秋の紅葉の時期になるとさらに多くの観光客による混雑が必至である紅葉の名所です。清水の舞台から下を見下ろすと、まるで雲海のような鮮やかな紅葉を見ることができます。また、夜間ライトアップでは、昼間とは雰囲気の異なる幻想的な風景を堪能することができます。【所在地】京都市東山区清水1-294【電話番号】075-551-1234【拝観時間】6:00~18:00(夜間拝観は21:00まで)【拝観料】400円【アクセス】市バス「清水道」・「五条坂」下車、徒歩10分まとめ清閑寺は、清水寺から近いにも関わらず、訪れる観光客が少ない穴場的な紅葉スポットです。京都らしい風情を感じられる建物とともに、色鮮やかな紅葉を堪能することができます。さらに、山の稜線に切り取られた扇型の空間からは、京都市内を一望することもでき、ゆったりと贅沢な時間を過ごすことができます。周辺には他にも「法観寺」や「高台寺」などの紅葉の名所とされているスポットが点在し、秋の京都を心ゆくまで存分に満喫することができます。