本尊の延命地蔵菩薩をはじめ、水掛地蔵、夜啼き地蔵など、多数の地蔵菩薩を祀る寺院。厄除け、開運の寺としても信仰を集め、毎年2月の厄除け節分会や、重要無形民俗文化財の壬生狂言などでも広く知られています。幕末には壬生を拠点としていた新選組の兵法調練場として使われ、新選組ファンも多く訪れます。
西暦2年(991)、園城寺(三井寺)の快賢僧都によって創建された律宗の寺院。本堂には、平安時代に作られ、国の重要文化財である延命地蔵菩薩を祀るほか、水掛地蔵、病気平癒や子どもの夜泣きどめにご利益があるという夜啼き地蔵など、お地蔵様も多数祀っています。ほかにも、五仏錫杖頭(重要文化財)や、列仙図屏風(長谷川等伯筆・重要文化財)、室町時代の作を含む190点の狂言の仮面などの寺宝を所有。約900年の歴史をもち、毎年2月に行われる厄除け節分会や、700年の伝統をもち、春、秋、節分と年3回公演される壬生狂言など、盛大な行事でも知られています。
一願成就の「水掛地蔵」
道真公を祀る「一夜天神堂」
「夜啼き地蔵は病気平癒のご利益も」
新選組ゆかりの地はファンならずとも必見
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壬生狂言について
まとめ壬生寺(みぶでら)TEL.075-841-3381●京都市中京区坊城通仏光寺北入ル ●市バス停壬生寺道から徒歩3分 ●参拝無料(壬生塚・壬生寺歴史資料館は有料) ●8時30分~16時30分 ●無休 ●Pなし