壮大な桜の絶景を見るなら…京都の背割堤がおすすめ

京都-背割堤-桜

寒い冬の季節が過ぎ、段々と温かな季節へと近づいて来ました。日本の春と言ったらどんなことを思い出しますか?卒業式。入学式、など新たな始まりの季節でもあります。その門出を祝うように咲くのが、桜とも言えるでしょう。その美しさは見る人の心を癒し、励ましてくれるそんな存在とも言えるでしょう。そんな日本の春の風物詩とも言える桜。ぜひ、今年は京都の背割堤へと見に行ってみませんか?

京都-背割堤-桜-風景京都-桜-絶景京都府南部に位置する八幡市にある「背割堤」。正しくは、「国営公園・淀川河川公園背割堤地区」と言います。この堤防は、宇治川と木津川の合流部に設置されているものになり、そこに約250本のソメイヨシノが1.4㎞ほど、緩やかなカーブを描きながら桜が咲き誇っています。ここで桜の絶景と出会うことが出来るのです。

背割堤の魅力とは?

京都-背割堤-桜-イメージ木津川と宇治川を分ける背割堤で見られる桜並木は、「壮大な美しさ」が1番の魅力とも言えます。また、背割堤の遊歩道はそれほど幅が広くありません。そのため、桜との距離が大変近いのも魅力とも言えます。このピンク色のソメイヨシノが作り出す、桜のトンネルはぜひ多くの方に訪れて欲しいと思う場所でもあります。それに加えて、ここ国営公園なので、芝生の広場や展望所などもあり、1日のんびりとデートをしたい方やご家族連れの方にもおすすめです。レジャーシートを持参し、桜を眺めながらお弁当を食べて、読書やお昼寝を楽しむ。なんて贅沢な休日の過ごし方でしょう。

まだまだある!桜シーズンの背割堤の魅力とは?

京都-背割堤-桜-満開桜のシーズンの魅力は他にもあります。それが「桜のお話しツアー」になります。こちらの申し込みは不要で、なんと無料で参加することが出来ます。背割堤の桜のトンネルを歩きながら、背割堤周辺の観光スポットなどをガイドさんが詳しく説明してくれます。所要時間の目安は、約20分間になります。1日4回の開催となっており、午前10時、午後11時、午後1時、午後2時となりますので、ぜひ足を運んだ方は参加してみてはいかがでしょうか。さらに「さくらであいクルーズ」もおすすめです。宇治川の上から背割堤の桜並木を眺める約20分の舟の旅になります。舟の上から見る桜の美しい景色はまた格別なものです。午前10時~午後4時まで10分~30分間隔で運航されているので、ぜひ時間を見つけて乗船してみてもいいでしょう。また少し雰囲気が違うのが「お花見船Eボート」になります。こちらは、手漕ぎゴムボートで川をくだっていきます。同じ時間帯で運航されていますので、この機会にぜひ春の思い出を増やしてもいいでしょう。川下りとなるので元の乗船場には戻れないので、それだけご注意ください。

さくらであい館の展望台とは?

京都-桜-展望台2017年に完成した「さくらであい館」では、桜並木を地上約25mの高さから見ることが出来ます。この展望塔をきっかけに背割堤の桜は更に人気になったとも言えます。展望塔からは、360度ぐるりと景色を見ることができ、夏は新緑、春は桜の並木道を上から眺めることができます。この春の桜シーズン、とにかく展望塔は行列必至でとても混み合います。おすすめの時間としては、午前中の早い時間がいいのですが、全く人がいないということは少ないと思っておいた方が賢明です。カエデ京都マエストロページへ

「八幡桜まつり」改め「背割堤さくらまつり」とは?

京都-桜-祭り平成30年よりお祭りの名前が「背割堤さくらまつり」に変更になりました。さくらまつりの期間は、さまざまなお店が出店され、桜を見るだけではなくお祭り気分を味わうことも出来ます。おいしい食べ物と美しい景色で一層素敵な休日になることは間違いありません。

背割堤へのアクセスは?

京都-背割堤-桜-アクセス背割堤には駐車場がありません。春のシーズンは、周辺のコインパーキングなどは、混雑必須です。そのため自家用車では行かず公共機関を使うのが賢明と言えます。電車の場合、京阪電車「八幡市駅」下車徒歩約10分で行くことができます。ご家族でもデートでも、どんな方と訪れるとしても桜の魅力を存分に感じられる「背割堤」へ、あなたも今年は足を運んでみてはいかがでしょうか。

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