
毎年大混雑の京都の紅葉期ですが、その際比較的安心して移動するなら電車で行くことをおすすめします。
通称・嵐電(らんでん)と呼ばれる京福電気鉄道嵐山線は、運行開始から108年経つ路面電車です。
特に、北野白梅町駅から帷子ノ辻駅までの北野線には、紅葉スポットが点在。北野線は3.8キロメートル、10駅からなる路線です。
今回は妙心寺を中心に、北野線の主な紅葉の名所をご紹介します。
嵐電での観光のおすすめポイント
秋の紅葉シーズンの京都は、道路の混雑が必至ですので、一見便利なように思えるタクシーやバスを利用する観光は、時間が読めないというデメリットも・・・。その点、電車での移動であれば大幅な遅延がない限り計画通りに観光できます。数ある路線の中でも、特に嵐電の沿線は美しい紅葉を見ることができる名所が点在していますので、嵐電を利用して沿線の紅葉を楽しむのもおすすめです。
さらに、嵐電の乗車料金はどこまで乗っても一律220円と、良心的なところも嬉しいポイントです。
JR京都駅から「北野白梅町(きたのはくばいちょう)駅」までのアクセス方法
JR山陰本線(嵯峨野線)に乗って「太秦駅」で嵐電北野線に乗り換えし、「撮影所前駅」→ 「北野白梅町駅」で到着です。
北野天満宮・「北野白梅町駅」より徒歩6分

嵐電北野線の始発駅・「北野白梅町(きたのはくばいちょう)駅」が最寄り駅です。
もみじ苑内の茶室・梅交軒にある舞台など眺めの良い場所がいろいろあり、ライトアップも開催されます。
5月の青もみじの時期も、もみじ苑が公開されますよ。
詳細はこちらをご覧ください。
【所在地】 京都府京都市上京区馬喰町
【電話番号】075-461-0005
【拝観時間】9:00~16:00 ※ライトアップ期間は9:00~20:00、ライトアップは日没~20:00、入れ替え制なし
【拝観料】 大人:1000円・小人:500円(茶菓子付き)
【アクセス】JR京都駅から市バスで「北野天満宮前」下車、徒歩すぐ
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等持院・「等持院駅」より徒歩5分

等持院駅が最寄り駅。足利家の菩提寺です。臨済宗天龍寺派に属し、お庭は天龍寺の曹源池庭園と同じく夢窓疎石作。
庭の周囲を散策しながら、ゆっくり紅葉鑑賞はいかがですか。
詳細はこちらをご覧ください。
【所在地】京都府京都市北区等持院北町63
【電話番号】075-461-5786
【拝観時間】9:00~16:30(受付終了16:00)
【拝観料】300円
【アクセス】市バス「立命館大学前」下車徒歩約10分
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龍安寺・「龍安寺駅」より徒歩10分

龍安寺駅が最寄り駅の、石庭と吾唯足知のつくばいで知られるお寺です。
境内にある西源院では、金森宗和作の日本庭園を眺めながら、名物の「七草湯豆腐」をいただくこともできます。
詳細はこちらをご覧ください。
【所在地】京都府京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13
【電話番号】075-463-2216
【拝観時間】8:00~17:00(12~2月は8:30~16:30)
【拝観料】500円
【アクセス】JR京都駅からJRバス・市バスで約35分・京福電鉄「龍安寺駅」から徒歩7分
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妙心寺 退蔵院・「妙心寺駅」より徒歩8分
【所在地】京都府京都市右京区花園妙心寺町35
【電話番号】075-463-2855
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】一般(高校生含む):500円・小中学生(保護者同伴):300円・小学生未満の幼児:無料
【アクセス】JR嵯峨野山陰線「花園駅」から徒歩7分・「妙心寺前」バス停下車徒歩3分、「妙心寺北門前」バス停下車徒歩5分
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桂春院・「安寺駅」より徒歩6分

妙心寺の塔頭寺院・桂春院は、退蔵院と同じく通年公開されています。
境内には、4つの庭があり、特に真如(しんにょ)の庭から眺める紅葉は規模が小さいながらも魅力的。清浄(しょうじょう)の庭、思惟(しい)の庭を散策しながら、紅葉を楽しむこともできます。侘(わび)の庭の紅葉を眺めながら、緋毛氈の敷かれたお部屋で一服するのもありかもしれません。
桂春院は妙心寺の北側に位置するのですが、桂春院へと続く築地塀に囲まれた道は時代劇に使われることもあり、風情たっぷりです。
通年公開されていない大雄院の紅葉も、外から眺めることができますよ。
【所在地】京都市右京区花園寺ノ中町11
【電話番号】075-463-6578
【拝観時間】9:00~17:00(冬は16時30分)
【拝観料】大人(中学生以上)400円、小学生以下(親同伴)無料
【アクセス】JR 花園下車、徒歩約20分・・市バス妙心寺北門前バス停・妙心寺前バス停下車、徒歩約5分・京都バス妙心寺前バス停下車、徒歩約10分・妙心寺本山駐車場利用 無料
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大心院・「鹿王院駅」より徒歩約3分

通年公開している妙心寺の塔頭寺院で、宿坊としても利用できます。
枯山水庭園・阿吽(あうん)の庭など3つの庭があり、中根金作作の阿吽(あうん)の庭では少しだけ紅葉を見ることができますよ。
こちらでは宿坊の体験もでき、体験に参加した方は朝には精進料理をいただくことができます。外国人の方も体験に来られるそうです。
【所在地】京都市右京区花園妙心寺57
【電話番号】
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】大人(高校生以上)300円、中学生以下150円
【アクセス】JR嵯峨野線花園駅下車、徒歩約8分・市バス妙心寺北門前バス停・妙心寺前バス停下車、徒歩約3分・駐車場:自家用車30台分
大法院・「妙心寺駅」より徒歩4分

春の新緑と秋の紅葉時期のみ公開されている妙心寺の塔頭寺院です。本堂の書院から露地庭園の紅葉を見ながら、抹茶とお菓子をいただくことができます。露地庭園は仏教における清浄世界を表しているのだそうです。お茶お頂きながらゆっくりと過ごされてはいかがでしょうか。
【所在地】
【電話番号】
【拝観時間】11月1日~30日 9:00~16:00(秋の特別公開)
【拝観料】700円(抹茶・菓子付)
【アクセス】JR嵯峨野線花園駅下車、徒歩10分・市バス妙心寺北門前バス停、徒歩5分・京福電車 妙心寺駅下車、徒歩4分・駐車場:無料(30台)
仁和寺・「御室仁和寺駅」より徒歩3分


御室桜で知られる仁和寺ですが、隠れた紅葉の名所でもあります。
宸殿(しんでん)の前に広がる北庭は、植治こと七代目小川治兵衛が改修したもの。
北庭では紅葉と緑色の松、白い砂が調和し、門跡寺院らしい優美さを感じることができます。
茶室・遼廓亭(りょうかくてい)は、尾形光琳の屋敷から移築したものといわれています。
左近の桜、右近の橘が植えられた宸殿の南庭でも、紅葉を少しだけ眺めることができますよ。
仁和寺の裏山にある御室八十八ケ所の36番霊場・青龍寺周辺も紅葉の名所として知られています。
【所在地】京都府京都市右京区御室大内33
【電話番号】075-461-1155
【拝観時間】3月〜11月 9:00~17:00(受付終了16:00)・12月〜2月 9:00~16:30(受付終了16:00)
【拝観料】御殿:大人(高校生以上)500円、小中学生300円・霊宝館(秋:10月1日~11月23日):大人500円、中高校生300円、小学生以下無料
茶室(遼廓亭・飛濤亭)1,000円(別途、御殿拝観料も必要)5名以上で7日前までに要予約
【アクセス】市バス円町駅バス停下車、約10分・JR嵯峨野線花園駅下車、徒歩約15分・嵐電(京福電車)御室仁和寺駅下車、徒歩約3分・駐車場あり
鹿王院・「鹿王院駅」より徒歩3分
こちらは足利義満が建てたお寺で、長寿の願いが込められているのだそうです。本庭は優美な作りで、嵐山を借景しており、樹齢400年以上の木もあります。
紅葉の頃には夜間拝観も行っていますが、こちらは一日100人限定の事前申し込み制となっています。申し込むことができれば混雑必須の秋の夜の京都の美しい庭園の景色をゆっくりと見ることができます。
観光のしやすい、嵐山から二駅のところにあるのも嬉しい点ですね。
【所在地】京都府京都市右京区嵯峨北堀町24
【電話番号】075-861-1645
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】400円
【アクセス】嵐山本線鹿王院駅下車、徒歩約4分・市バス・京都バス下嵯峨下車、徒歩3分・JR嵯峨嵐山下車、徒歩5分
渡月橋・「嵐山駅」から徒歩約2分
【紅葉の見頃】11月中旬~12月上旬
【所在地】京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
【アクセス】嵐電「嵐山駅」から徒歩約2分・JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約13分
まとめ
今回ご紹介したスポットは、嵐電1日フリーきっぷを買うと乗車料金が割引になるだけでなく、入場料金が1割引になることもあったりと、お得がいっぱいです。
普段はなかなか路面電車に乗る機会がない方も、のんびりレトロな電車で京都の紅葉を満喫してみませんか。

