岡崎の地に約6600㎡、甲子園のおよそ3倍の面積を占めるのが平安神宮です。歴史的には決して古いとは言えませんが、小川治兵衛が心血を注いで作り上げた池水回遊式庭園(平安神宮神苑)があって、観光客の幅広い支持を得ています。紅葉など木々の彩りだけでなく、平安時代を見つめ直す意味でも訪れるの価値のある場所です。
上賀茂神社や下鴨神社など、あるいは松尾大社や八坂神社など、京都で観光スポットとなっている神社は、長い歴史を誇っているところがほとんどです。それらに比べると平安神宮は、明治28年(1895)に左京区の岡崎に建てられたかなり新しい神社です。明治時代だからかなり古いと言ってはいけません。他の有名な神社は、平安時代以来、あるいはもっと長い歴史のところばかりなのですから。平安王宮をコンパクトに!春には京都を代表する桜スポットの平安神宮、その秋の魅力を大解剖
- 2020/10/3
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