段々と冷たい風が吹く日が増えてきた今日この頃。この季節しか楽しむことが出来ないのが「紅葉」です。ここ最近ではSNSの普及により、若い人からも人気のある京都の紅葉。
ただ紅葉のシーズン、気になるのは混雑ですよね。せっかくの綺麗な紅葉も、人ごみの中で見ると少し雰囲気が残念と感じている人も多いのではないでしょうか。本当はあまり教えたくないマイナーな京都の絶景ポイントで、ゆったり紅葉を楽しんでみてはいかがですか??いつもと違う雰囲気に、心も癒されることは間違いありません。秘密の絶景マイナースポット!
地元の人がおすすめ!「京都府立植物園」
なんとこの植物園は、日本で最古の公立の植物園と言われています。入場料は200円と、他の寺院などと比べるとかなりリーズナブルです。この値段からは想像できない素晴らしい紅葉の景色を見ることが出来ます。北大路通と北山通の南北にまたがり、広大な敷地になります。特に秋の紅葉シーズンは、園全体が、赤や黄色のの、秋の色に色づくことで、園内であればどこでも美しい光景を見ることが出来るのです。園内は休憩できる場所やベンチなども多いため、ゆったりと紅葉を座って楽しむことも出来るのです。紅葉のシーズンの観光地はゆっくり過ごすことは難しいので、紅葉を思う存分じっくり楽しみたい方におすすめです事前の予約でスムーズに夜の絶景を見るにはここ!「醍醐寺」
紅葉のシーズンにありがちなのが、待ち時間。待つ時間もあれば、中も混んでいる状況では、なかなか紅葉を楽しむことは出来ません。醍醐寺では、なんと特別事前予約拝観券を発売しています。※但し2020年の予約などは現時点(10月中旬)では確認出来ませんでした。この券があれば、秋期夜間拝観の18時よりも15分前に入場することが出来ます。この券には、記念品や甘酒もしくは、ぜんざい券など、嬉しい特典もついてきます。ライトアップの紅葉は日中の景色と違い、とても神秘的です。世界遺産「醍醐寺」のライトアップは、「祈りの世界」を表現していると言われています。漆黒の闇の中、ほのかな灯りとともに照らし出される参道は「祈りの世界」への道のりとも言えます。そして紅葉が最も美しいとされる場所は、林泉周辺。ここのライトアップはかなり明るくされているため、池が鏡の様になり紅葉が映しだされます。夜にしか見れないとても幻想的かつ大胆な景色に、誰もが魅了されてしまいます。1日50人限定!10月15日から12月3日(2020年)地元民も知らない隠れた名庭園「白龍園」
知る人ぞ知る紅葉の穴場スポット!!京都・洛北の鞍馬街道沿いにある「白龍園」は、長らく一般に公開されることのなかった庭園になります。そのため地元の方も知らない方が多いのだとか。ここに来たら見て欲しいポイントは、庭園内にあるあずまやから、ゆっくり見る紅葉の景色。5つのあるあずまやひとつひとつ回っていくことで、さまざまな紅葉の表情を見ることが出来ます。そして1番のポイントは、高台にあるずまやの「福寿亭」からの眺め!!ここから見る山と紅葉の重なった景色は、美しさの極みとも言えます。秘密のマイナー観光スポット!
伊根の舟屋
重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている「伊根の舟屋」の風景。伊根湾に沿って舟屋が建ち並ぶ風景の素晴らしさは、海側から見ないとわからないのが特徴です。この風景を、初めて見た人もどこか懐かしさを感じさせる日本の原風景とも言えるでしょう。京都に来たら、一度は訪れるべき京都の観光名所とも言えます。愛宕念仏寺
京都の観光名所である、嵐山。渡月橋を渡って、3キロほど奥に入った奥嵯峨野。ここに、独特の風情が感じられる超穴場の紅葉観光スポットの「愛宕念仏寺」が見えてきます。ここの観光名所と言えば、「かわいい阿羅漢さま」それも1体ではなく、約1200体もの阿羅漢さまがいます。ひとりひとり違う表情をしている阿羅漢さまを眺めていると、時間を忘れてしまいます。こののほほんとしたお姿の阿羅漢さまを見ることで、自然と笑みがこぼれます。このお寺は、微笑みのパワーがつまった場所とも言えるのです。