混雑を避けながら京都の桜をゆったり楽しむ方法は?

京都-桜-街京都-原谷苑-シダレザクラ京都の中で桜のシーズンは、混雑が必須とも言えます。そんな中でもじっくりと桜を楽しむ方法があったのです。ぜひこの方法で、優雅なお花見をお楽しみください。

旅行の際に1番時間がかかるのが移動時間です。これを効率よく使うことが出来るのが、バスツアーになります。特に京都は多くの名所があるため、自分でプランを考えるとなると一苦労。人気、おすすめのバスツアーを見てみましょう。

京都-五重塔-早朝桜「東寺」や「勧修寺」では、混雑を回避しながら桜を楽しむプランが用意されています。詳しく見ていきましょう。

混雑回避の特別プランとは?

京都-東寺-早朝桜

■東寺「早朝桜と五重塔の貸切特別拝観」
【実施期間】2024年3月23日(土)~31日(日)
【実施時間】8:00~9:00(受付終了8:30)
不二桜でお馴染みの東寺。桜の季節になると多い日にはなんと10,000人ほどの拝観者が訪れるとも言われています。この不二桜を堪能するために来ても、これだけの人がいたらなかなかゆっくり見るのが難しいのが現状です。そこでおすすめなのが、「早朝桜と五重塔の貸切特別拝観」になります。一般拝観は午前8時半からになりますが、それより前の午前8時から入場できるプランになります。不二桜を堪能するのはもちろんですが、境内で美しく咲くソメイヨシノなどもじっくりと鑑賞することが出来ます。このプランの見所は、桜だけではなく立体曼荼羅で知られる講堂や金堂をはじめ、五重塔の初層も拝観することが出来る点です。朝早い時間ではありますが、アクセスが便利な東寺ならではのプランとも言えます。朝から活動することでより充実した1日を過ごすことが出来るでしょう。

■東寺「桜と五重塔の夕刻貸切特別拝」
こちらのプランも東寺の特別拝観プランになります。こちらのプランは、昼間の一般拝観終了後から一般夜間拝観が始まるまでの午後5時~午後6時半までの時間に、参加者のみで桜を満喫するプランになります。朝のプラン同様、講堂や金堂をはじめ、五重塔初層の拝観も可能です。ここからは夕方のこの時間ならではの嬉しい特典。夕焼けがまだ少し残る時間でもあるので、写真を美しく幻想的に撮りたい方にはおすすめになります。混雑はしてしまうものの、一般入場が開始の午後6時半以降も滞在することが出来るので、とてもお得なプランにもなります。

■東寺 「夜桜ライトアップ(金堂・講堂夜間特別拝観)
また今年2024年も夕刻以後の時間帯に「夜桜ライトアップ」が開催される予定です。夕暮れ時の桜や日中のそれとはまた違った幻想的な桜鑑賞が楽しめます。
2024年3月16日~4月14日 18:00~21:30(受付/~21:00) ※会期中無休 大人 ¥1,000 中学生以下 ¥500 個人のみの受付です。

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混雑しないで桜を楽しめる場所は京都の中にあるの?

京都-城南宮-桜先ほどは特別プランでのご紹介でしたが、こちらでは本当は秘密にしておきたい京都の穴場スポットをご紹介していきましょう。

■城南宮
平安遷都の折、都の南に国の守護神として創建された城南宮は、「源氏物語花の庭」が有名です。可憐な花や紅葉に彩られた美しい風景を楽しむことが出来ます。城南宮は【京都五社巡り】のひとつにもなっており、他の社としては上賀茂神社、松尾大社、平安神宮、八坂神社になります。城南宮では、しだれ梅が有名ですが、桜の美しい景色も見ることが出来ます。桜の本数自体は多くないものの、「桃山の庭」や「室町の庭」に咲くシダレザクラが作り出す景色は、とても美しい物になります。また優雅に桜を楽しみたい方におすすめなのが茶室「楽水軒」。こちらでは 桜を見ながら抹茶を頂くことが出来て、京都らしい体験になること間違いありません。

■清凉寺
清凉寺は、光源氏のモデルとされる源融の山荘跡に建つお寺と言われています。境内にはソメイヨシノをはじめシダレザクラが美しく咲き誇ります。清凉寺は、渡月橋や天龍寺のある賑やかな観光地から少し離れているので、比較的静かに桜を見ることが出来ます。境内の拝観は無料ですが、意外と空いている穴場とも言えるでしょう。仁王門や本堂そして、多宝塔など風情ある建物と桜が織りなす京都らしい景色は、時間をゆったりと過ごしたいと思っている方にはおすすめなのではないでしょうか。

混雑を回避しながら、桜の美しさを堪能する方法は見つかりましたか?せっかくのお花見をゆっくり、のんびり過ごしてみませんか?

2024年京都の桜情報の総合記事はこちらです。

京都-仁和寺-桜

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