京福電車の嵐山駅を降りて嵐山観光を始める時、一番最初に訪れる場所にあるのが臨済宗天龍寺派の総本山、天龍寺。一説によれば後醍醐天皇の怨霊を恐れた足利尊氏が鎮魂のために創建したのだとか。真実のほどはさておき、現在の天龍寺は嵐山を借景にした風光明媚のスポットです。
渡月橋の北側に位置する天龍寺。嵐山の顔といえば、渡月橋を挙げる人もいるでしょうし、竹林の小径こそが嵐山の嵐山たるゆえんと譲らない人もいます。しかし、なかには、京福電車嵐山駅を降りて、これから嵐山観光を始めようという時に、まっさきに目に飛び込んでくる天龍寺をもって、これこそが嵐山の顔と考える人もいます。渡月橋から眺める嵐山もさることながら、嵐山の紅葉を意図して取り込んだ庭、天龍寺庭園の秋はやはりスゴイ
- 2019/4/28
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