紅葉シーズンにはまだ早い?!静寂の季節・9月の京都を満喫するポイントをご紹介!!

紅葉シーズンにはまだ早い?!静寂の季節・9月の京都を満喫するポイントをご紹介!!

夏が終わり、9月に入ると秋を感じられるようになる京都ですが、紅葉が美しい季節はまだまだ先です。しかし、9月の京都では夏の風物詩の見納めをしたり、各所で行われるお祭りまど、見どころがたくさんあります。この記事では、9月の京都旅行を楽しむポイントをご紹介していきたいと思います。

暑い夏が終わり、秋の気配を感じる9月の京都ですが、紅葉が最も美しい季節はまだまだ先です。しかし、9月の京都では各所でさまざまなお祭りが行われたり、鵜飼おわりや納涼床おわりといった夏の風物詩の見納めも。

9月の京都で開催されるお祭り

秋の訪れを感じられる9月の京都では、さまざまなお祭りが開催されます。その中でも特に代表的なお祭りをご紹介します。

八朔祭

毎年9月の第一日曜日に開催される八朔際では、台風や害虫の被害が多くなる八月朔日に風雨順調、五穀豊穣、家内安全を祈願します。女神輿や子供みこし、八朔相撲などが行われ、日没後には境内の万灯が灯されます。見学は自由で、アクセスは市バス「松尾大社前」もしくは「阪急松尾大社」で下車してすぐです。[hr][/hr]

観月祭

「十五夜」とも呼ばれる「中秋の名月」は、お月見など様々なイベントが各所で開催されます。船上からの月や水面に揺れる月明かりを、お食事やお茶会、お琴などの演奏などで楽しみます。[hr][/hr]清明祭り

晴明祭

秋の京都の風物詩の一つである晴明祭。毎年春分の日に行われ、神輿や少年鼓笛隊、獅子などが西陣の氏子地区を巡行します。晴明祭が行われる晴明神社のアクセスは、一条戻橋、晴明神社前から徒歩で約2分です。[hr][/hr]

櫛まつり

毎年9月の第4月曜日に行われる櫛まつりは、日頃愛用している櫛やかんざしを清めて供養するお祭りで、京都市東山区の安井金毘羅宮で開催されます。櫛供養の式典が執り行われた後は、古代から現代にいたる伝統の髪型や衣装の時代風俗行列が安井金毘羅宮や祇園界隈を練り歩きます。古墳時代から奈良時代、そして現代舞妓などの時代風俗行列は、見ているだけで楽しめます

鵜飼おわり

嵐山鵜飼いの明かり嵐山と宇治川で行われる鵜飼も、9月でおわります。嵐山では川べりで最後の鵜飼を見ることができ、宇治川では船に乗って鵜飼を鑑賞することができます。嵐山は9月中旬ごろ、宇治川では9月下旬ごろまでとなっていますので、なるべく早い時期にお出かけしましょう。

納涼床おわり

京都鴨川の納涼床5月から鴨川や貴船、高雄、鷹峯で始まった納涼床は9月末までとなっています。川のせせらぎの音を聞きながら、京都の懐石料理を堪能してはいかがでしょうか?京都の懐石料理は敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、リーズナブルな価格で楽しむことができるお店も増えてきているので、気軽に入ることができます。秋の気配を感じつつも、まだ残暑が残る9月は、納涼気分を味わうぴったりな時期です。

9月の京都観光の服装は?

9月入ると秋の気配を感じられる時期ですが、京都は盆地だということもあって厳しい残暑が残っています。そのため、日中は真夏並みの気温になることも。しかし、やはり初秋なので朝と夜は気温が下がりやすく、日中との寒暖差が大きくなるのが特徴ですので、さらっと羽織れる長袖の上着を持ち歩くことをおすすめします。特に、夜にお出かけする際は忘れずに持っていきましょう。また、9月とは言ってもまだまだ日差しは強く紫外線の影響を受けやすい時期でもあります。なので、日中お出かけする時はUV対策も万全にしておくことをおすすめします。[hr][/hr]

暑い夏が終わり、9月に入ると徐々に秋の気配を感じられるようになりますが、紅葉が最も美しい時期はまだまだ先になります。しかし、9月の京都では鵜飼おわりや納涼床おわりといった夏の風物詩の見納めをしたり、各所で行われるさまざまなお祭りを楽しむことができるのです。特に、八朔祭や観月祭、晴明祭、櫛まつりは、秋の京都の風物詩として有名で、毎年多くの人が訪れます。9月の京都の天気は変わりやすく、朝と夜は気温が下がりやすいので、長袖の羽織りを持って歩くことをおすすめします。