京都の紅葉はライトアップも美しく、秋になると多くの人が京都の紅葉の名所を訪れます。京都の中でも、洛東「高台寺」「清水寺」「青蓮院門跡」洛北「貴船神社」「宝泉院」洛中「北野天満宮」洛西「神護寺」などなど、秋の夜に浮かび上がる美しい景色を眺められるスポットが多く存在します。太陽に照らされた赤や黄色の葉が作り出す天真爛漫な美しさとは違う景色をあなたもその目で確かめてみてはいかがでしょうか。ここからは、京都の紅葉スポットの中でもライトアップが美しいと言われている場所を詳しく見ていくとしましょう。
高台寺 (こうだいじ)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】
高台寺の紅葉時期のライトアップは、京都の中で最も美しいと言われる程の景色を見る事が出来ます。方丈前庭「波心庭」や勅使門が、
その年ごとにテーマを変えたカラフルなプロジェクションマッピングで彩られます。臥龍池では、水面に映し出された紅葉は、言葉を失う美しさと言えるでしょう。ライトアップされた竹林や紅葉を眺めながら境内を1周するのがおすすめです。
塔頭寺院・圓徳院の枯山水庭園でも、紅葉のライトアップを楽しむことができます。
豊臣秀吉の正室・ねねのお寺として知られる高台寺。高台寺は、秀吉を弔う為に豊臣秀吉の妻「ねね」が建てたお寺です。ねねとは、秀吉が党首としての力を、発揮させる前に結婚をした女性であり、いわば苦労を共にしてきた伴侶と言える存在になります。
高台寺の方丈や茶室は、秀吉が最期を迎えたと言われている化粧御殿の伏見城から移築されましたが、度重なる火災によりそれらは消失してしまいました。現在、当時のままの姿を残している建物は、霊屋、開山堂、傘亭、時雨亭の茶屋などになります。これらは、国の重要文化財に指定され、歴史を後世に伝える大事な存在とも言えるでしょう。
紅葉で有名な高台寺ではありますが、春の時期もまた美しい景色を見る事が出来ます。それが方丈前庭園のねねが手で植えたとされる枝垂れ桜になります。こちらは桜の季節に、期間限定でライトアップが行われ、その姿は、儚く美しいねねの心情を表す様な佇まいが圧巻です。
人気スポットでもあるので、秋のライトアップを楽しむには、事前にチケットを購入する事をおすすめします。こちらは日中と夜の入れ替え制ではない為、ライトアップが始まる時間の前に、入場する事で少し混雑を回避する事も出来ます。
2023年 高台寺夏の夜間特別拝観
期間:2023年8月1日(火)~18日(金)
時間:17:00~21:30(受付終了)
拝観料:600円
●2023年の秋の特別拝観について
2023年 秋の夜間特別拝観
期間:2023年10月21日(土)~12月10日(日)
時間:17:00~22:00(最終受付21:30)
拝観料:大人600円、中高生250円、共通割引拝観券(高台寺・圓徳院・掌美術館)900円
夜間特別拝観期間中は拝観時間を延長いたします。
17:00点灯〜22:00 (21:30受付終了)
※入替制ではございません。
アクセス
京都市東山区高台寺下河原町526
◯ 市バス「東山安井」バス停から徒歩5分
◯ 普通車が150台駐車可能な倒変木 高台寺駐車場あり。2カ月前から予約可能です。紅葉の時期は、当日利用不可の可能性があります。
見ごろ
11月中旬~12月上旬
圓徳院 (えんとくいん)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

高台寺と共にライトアップの観賞をしていただきたいのが、
ねねの寺と呼ばれる高台寺の塔頭寺院・圓徳院です。
北政所が19年間を過ごし、77歳の時に生涯を閉じたねね終焉の地として有名です。
圓徳院では南庭、北庭共に紅葉が美しいことで有名で、昼間も見ごたえのある景色を楽しめますが、夜間はまた違った魅力を楽しむことができます。まず南庭はライトアップによって照らされた白砂が淡く陰影を作り、その奥に紅葉が静かに照らし出されます。北庭は国の名勝にも指定される豪華な石組みが特徴的な庭で、光に照らされる紅葉と石組みは迫力があります。
●2023年のライトアップについて
開館時間:10:00~17:00(17:30 閉門)
拝観料:大人500円、中高生200円、小学生以下無料、共通割引拝観券(高台寺・圓徳院・掌美術館)900円
2023年ライトアップ
期間:2023年10月21日(土)~12月10日(日)
時間:17時点灯 閉門22時(最終受付21時30分)
拝観料:高台寺:600円(大人)250円(中高生)
圓徳院:500円(大人)200円(中高生)
夜間特別拝観期間中は拝観時間を延長いたします。
17:00点灯〜22:00 (21:30受付終了)
※入替制ではございません。
アクセス
京都府京都市東山区下河原町530
◯ 市バス東山安井停下車、徒歩5分
見ごろ
11月中旬~12月上旬
青蓮院門跡 (しょうれんいんもんぜき)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

ここで行われるライトアップは、本尊の熾盛光如来にあやかり、毎年ライトアップイベントが開催されます。
光の色はお寺の名前のように青色です。約1000もの照明器具で、庭園をはじめ、境内の木々や竹林、苔などが美しく照らし出されます。相阿弥が造った庭園と小堀遠州が造った「霧島の庭」は、幻想的な紅葉の景色を楽しむことができます。夜景の名所・将軍塚にある、飛び地境内の青龍殿でも、ライトアップイベントが開催されます。
京都の中で格式の高い寺院と言えば、ここ青蓮院門跡になります。その敷地の広さは、約1万坪にも及びます。代々住職は、皇族や摂関家の僧侶など、格式の高さを物語っていると言えるでしょう。
青蓮院門跡の魅力は、京都市の天然記念物として大切にされているクスノキや江戸時代の初めに建てられた伽藍です。伽藍とは、僧侶の修業が行われる清らかで穢れのない場所に当たります。
ライトアップの人気スポットでもある為、夕方の開門前から多くの人で混雑が予想されます。20時頃から受付終了時間が比較的にゆっくり見られる時間帯と言えるでしょう。
●2023年のライトアップ・秋の夜間特別拝観について
2022年 秋より、2024年 秋まで中止
当院では、2022年より一部建物の屋根の葺き替え工事を開始いたしました。つきましては、当該工事期間の夜の特別拝観は、見合わせることといたしました。
開館時間:9時~17時(16時30分受付終了)
拝観料:大人600円、中高生400円、小学生200円
アクセス
京都市東山区粟田口三条坊町69-1
◯ 地下鉄東西線東山駅下車、徒歩5分
◯ 市バス神宮道バス停下車、徒歩3分
◯ 駐車場:自家用車5台分(無料)
見ごろ
11月下旬
永観堂 (えいかんどう)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】
もみじの永観堂とも言われるほど、紅葉の美しいことで有名なのがこちらです。
永観堂でライトアップを見るのならばおすすめしたいのは、事前購入できる食事付紅葉ライトアップ鑑賞券です。一般受付に券を買うために並ぶ必要がないので、スムーズに入場しライトアップされた紅葉を楽しむことができます。金額は6,000円弱です。入場したら必ず見ていただきたいのが
方生池にかかる極楽橋です。池の淵に沿って植えられている紅葉が池に映り込み、360度絶景が楽しめます。目の前に広がる幻想的な景色は息をするのを忘れるほど美しいです。
ライトアップ&夜間特別拝観
開催期間:令和5年11月3日(金) ~ 12月3日(日)
時 間:・寺宝展 午前9時 ~ 午後4時(午後5時閉門)
・ライトアップ 午後5時30分 ~ 午後8時30分(午後9時閉門)(寺宝展とライトアップは入替制で、継続しての拝観はできません)
拝観料:・寺宝展 大人:1000円 小中高生:400円・ライトアップ 中学生以上:600円
アクセス
京都府京都市左京区永観堂町48
◯ 市バス南禅寺永観堂道下車、徒歩3分
◯ 市バス東天王町下車、徒歩8分
見ごろ
11月中旬~12月上旬
清水寺 (きよみずでら)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

世界遺産「古都京都の文化財」にも選ばれている清水寺は
知る人ぞ知る有名観光スポットですよね。紅葉スポットとしても非常に人気の高いスポットとなっています。
広大な境内は13万平方メートルもあるというのだから驚きです。そんな境内には重要文化財や国宝などが含まれる30以上もの碑や伽藍が建ち並び、中でも有名なのが、京都の町並みを見下ろすことのできる「
清水の舞台」です。紅葉シーズンには、色鮮やかに染まった木々たちと一緒に町並みを楽しむことができます。
11月下旬から行われる夜間特別拝観ではライトアップが行われます。写真などでもよく目にするこちらの景色は生で見たらまさに圧巻の一言。
混雑必至ではありますが一見の価値ありですよ。
拝観時間:6:00~18:00(季節により変動あり)
拝観料:本堂拝観料大人400円・小中学生200円、秋の夜の特別拝観料大人400円・小中学生200円、成就院庭園特別公開拝観料大人600円・小中学生300円。
「令和元年 夜間特別拝観」拝観料 大人400円、小・中学生200円、「成就院庭園 特別拝観」拝観料 大人 600円、小・中学生300円
●2023年 清水寺 秋の夜間特別拝観
開催日 11月18日〜30日
開催時間:17:30-21:30(21:00 受付終了)
※上記期間中は21:30まで開門時間を延長いたします(21:00 受付終了)
アクセス
京都府京都市東山区清水1丁目294
◯ 【電車】阪急電鉄河原町駅または京阪電気鉄道祇園四条駅からバスで清水道下車、徒歩10分。
◯ 【バス】JR京都駅からバスで五条坂または清水道下車、徒歩10分
見ごろ
11月中旬~12月上旬
東寺(教王護国寺) (とうじ きょうおうごこくじ)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

真言宗総本山である東寺は、現代に残る唯一の平安京の遺構となっており1996年には世界文化遺産にも登録されました。
紅葉シーズンには秋季特別公開が行われ、紅葉はもちろんのこと、
木造建築として日本一の高さを誇る約55mの国宝「五重塔」の初層や、
「講堂」から立体曼荼羅を360度周回できたりと、見どころ満載となっています。
夜に行われるライトアップでは、
色鮮やかな紅葉たちが池の水面に映り込み、その美しさに心を奪われます。
●2023年のライトアップ・夜間特別拝観について
紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観
開催期間:2023年11月1日(水)〜12月10日(日)
時間:午後6時~午後9時30分(受付は午後9時まで)会期中無休
個人:大人 ¥1,000 中学生以下¥500
アクセス
京都府京都市南区九条町1
◯ 【電車】近鉄京都線「東寺」駅より徒歩約10分
見ごろ
11月下旬から12月上旬
将軍塚青龍殿 (しょうぐんづかせいりゅうでん)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

皇族公家が住職を務める門跡寺院「青蓮院」の一部ではあるが、地理的には離れた場所に位置する将軍塚青龍殿。京都の中心部よりも約200mほど高い場所にあるため、
青龍殿の大舞台から京都市内を一望でき、贅沢な景色を楽しめます。
もみじや桜・藤・源平垂れ桃・サツキ・シャクナゲ等がそれぞれ200本以上も植えられている回遊式庭園が見どころとなっていて、季節ごとに変わる景色を楽しむことができます。中心部の人気紅葉スポットよりは若干人混みも少なく、いくらかゆっくりと紅葉やライトアップを楽しむことができる
穴場的な存在です。
●2023年のライトアップについて
開館時間:9時00分~17時00分
拝観料:大人600円 中高生400円 小学生200円
2023ライトアップ: 未定
アクセス
京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28
◯ 京阪本線「三条」駅から循環バス・ピストンバス「青龍殿」下車(土・日・祝日と11月の毎日運行)
見ごろ
11月中旬~11月下旬
無鄰菴 (むりんあん)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

無鄰菴は、明治~大正時代の政治家・山縣有朋の別荘として建てられました。1951年には国の名勝にも指定されています。
近代日本庭園が見どころのひとつになっている無鄰菴は、紅葉シーズンになると赤や黄色と色鮮やかに染まる紅葉とのコラボレーションで普段とはまた違った特別な景色を楽しむことができます。配布されるチケットには、
山縣有朋が庭園への愛を語った言葉が載っていますので、そちらも楽しみのひとつに加えてみてください。
ライトアップイベントでは、
バーカウンターにてお酒類が販売されたり、庭園コンシェルジュの解説などもあります。幻想的なライトアップを見ながらお酒を楽しむといった贅沢なひとときを過ごすことができます。
開館時間:9:00~18:00(4~9月)、9:00~17:00(10月~3月) ※最終入場は閉場時間の30分前まで
入場料:600円、小学生未満は無料。※ただし、4/1~9,24~30、5/1~31、9/24~30、10/15~21、11/1~5、12/1~3は900円
11/6~26は1,100円。
●2023年の秋の紅葉特別夜間公開について
秋の紅葉特別夜間公開 トワイライト庭園パーティー2023
開 催 日 2023年11月10日(金),11日(土),12日(日)、11月17日(金),18日(土)
開催時間 2部完全入れ替え制①17:30-19:30 ②19:30~21:30)
料 金 4,000円(カフェ・ガイド付き)
完全予約制(サイトより申込み)
アクセス
京都市左京区南禅寺草川町31番地
◯ 【電車】地下鉄蹴上駅から徒歩7分
◯ 【バス】京都岡崎ループ「南禅寺・疏水記念館・動物園東門前」下車徒歩4分、「神宮道」または「岡崎公園・美術館・平安神宮前」下車徒歩約10分
見ごろ
11月中旬~11月下旬
天授庵 (てんじゅあん)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

大寺院・南禅寺の敷地内にある小寺院である天授庵。暦応2年(1339年)に光厳天皇の勅命による許可を得て寺院が創始された後、細川幽斎により慶長7年(1602年)に再建されました。
現在は紅葉の名所としても知られる天授庵には、池泉回遊式と枯山水の2つの庭園があり、紅葉と2つの庭園との共演が素晴らしいといわれています。それぞれの庭園に多種類のもみじが植えられ、紅葉シーズンには赤・黄・橙と美しいグラデーションカラーへと変貌を遂げます。
日中には陽の光を浴びて、夜にはライトアップに映えて、それぞれ違った顔を見せてくれます。
●2023年のライトアップについて
天授庵は11月中旬 〜 下旬の紅葉シーズンにライトアップを実施。昼夜入れ替え制で料金は600円。受付時間は17:30 〜 20:45。
ライトアップは年によって行われない可能性があります。必ず最新情報を確認してから訪問してください。
アクセス
京都府京都市左京区南禅寺福地町86-8
◯ 地下鉄東西線「蹴上」駅から徒歩約7分
見ごろ
11月中旬~11月下旬
勝林寺 (しょうりんじ)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

勝林寺の美しい紅葉は「吉祥紅葉」ともよばれています。それは、金運を含むあらゆる幸運を授けてくれる美の神様「吉祥天」が宿るともいわれているからだそう。勝林寺にはその他、毘沙門天とその妃である吉祥尊天の像や、吉祥尊天像が祀られており、
繁栄・幸運・幸福・美・富のご利益があるそうです。
本堂は大壇那(有力な寺院)であり、五摂家のひとつ近衛家の大玄関を移築したものです。
境内の見どころとして挙げられるのは枯山水庭園の嘯月庭(しょうげつてい)、こちらは無数の虎が月に吠える様子が表現されています。そんな嘯月庭にもカエデが植えられており、
紅葉シーズンには紅葉と庭園のコラボレーションを楽しむことができます。
紅葉ライトアップでは嘯月庭や参道などが優しい光に包まれます。
●2023年の秋の拝観・ライトアップについて
現時点では、23年度の秋の拝観・ライトアップの予定は未済です。
秋の特別拝観 (2023年 予定)
期間 11月中旬から12月初旬
拝観時間 10:00~16:00迄
大人 700円(寺宝の説明付)
中高生 300円
小学生以下無料
アクセス
京都府京都市東山区本町15-795
◯ 【電車】JR奈良線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約10分)・京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約10分)
◯ 【バス】京都駅から勝林寺は208系統(D2乗り場)・四条河原町からは207系統・四条烏丸町からは207系統・河原町丸太町からは202系統
見ごろ
11月中旬~11月下旬
知恩院 (ちおんいん)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

浄土宗の総本山である知恩院。境内には、重要文化財の集会堂、国宝の御影堂や三門、大方丈、小方丈、大鐘楼など見どころが満載です。また、紅葉シーズンにはイロハモミジやケヤキなどが秋の彩りを楽しませてくれます。中でも特に美しいのが
友禅苑、方丈庭園の紅葉。期間中は「知恩院秋のライトアップ」が行われ、紅葉の美しさはもちろんのこと、
お坊さんによる法話、木魚念仏体験、更にはライブイベントなど楽しいイベントが満載です。
拝観時間:9:00~16:30(受付は16:00まで)
庭園拝観料:「友禅苑」大人300円、小中学生は友禅苑150円、共通券500円
「方丈庭園」大人400円、小中学生200円、共通券250円
●2023年 知恩院 秋のライトアップ(夜間特別拝観)
開催日:2023年11月16日(木) ~ 12月2日(土)
開催時間:午後5時30分~午後9時30分 午後9時 受付終了
場所:友禅苑・国宝三門下周辺・女坂・国宝御影堂・阿弥陀堂(外観のみ)・経蔵(外観のみ)・大鐘楼
拝観料:大人800円 / 小人400円
2020年4月に落慶を迎えた国宝「御影堂」や、日本最大級の木造二重門である国宝「三門」、宮崎友禅ゆかりの庭園「友禅苑」など、境内各所をライトアップいたします。
※予定が変更になる場合がございます。ご来山の際は事前に知恩院ホームページにてご確認ください。
アクセス
京都府京都市東山区林下町400
◯ 【電車】地下鉄東西線東山駅から徒歩8分
見ごろ
11月中旬~12月上旬
貴船神社 (きふねじんじゃ)
【更新:9月27日現在 紅葉の状態:青紅葉】
京都 貴船 紅葉(4K) カエデ・エリシア京都 caede|L’ELISIR KYOTO[Kifune, Kyoto Red Leaves]
秋のライトアップでは、「貴船口」駅から貴船神社までの参道沿いには行灯が灯され、紅葉が柔らかな光で照らされます。もちろん、貴船神社の境内もライトアップされます
。叡山電車の「市原」駅~「二ノ瀬」駅間では、ライトアップされた約250mの「もみじのトンネル」はまるで別世界に迷い込んだかの雰囲気を醸し出しています。週末や祝日を中心に、ライブイベントも開催され、たくさんの人々が訪れます。
貴船神社の歴史はとても古く、実際に記録として残っている書物から、創建は今から1300年以上も前の事と言われています。貴船神社の別名は「京の奥座敷」と言われ、避暑地としても有名です。
また、昔から水の神様を祀ってきた貴船神社。その名水は、なんと3年以上汲み置きしても、腐蝕などが起こらなかったと言われ、霊水などとも呼ばれています。最近では縁結びのご利益があると多くの方に人気があるスポットになっています。また、朱色の灯篭が作り出す景色が美しい事から海外の観光客の方にも人気の高いスポットになります。
貴船神社の敷地は、縦に長い事から、混雑が一カ所に集中するという事はあまりありません。紅葉のライトアップスポットの中では、ゆったりと紅葉を楽しむ事が出来るスポットとも言えるでしょう。
夜間特別ライトアップ
七夕笹飾りライトアップ
日程7月1日(金)― 8月15日(月)
時間 日の入りから20:00まで
●2023年のライトアップについて
現時点では、23年度のライトアップの予定は未済ですので、参考までに、昨年22年度の実績情報を下記します。
開館時間:5月1日~11月30日:6時~20時、12月1日~4月30日:6時~18時
授与所:9時~17時
2022年秋 夜間特別ライトアップ(貴船もみじ灯篭)
日程:11月6日(土)― 11月28日(日)
時間:日の入りから20:30まで
拝観料:無料
アクセス
京都市左京区鞍馬貴船町180
◯ 叡山電車「貴船口」駅下車、徒歩約30分
◯ 京都バス「貴船」バス停下車、徒歩約5分
◯ 徒歩で5分~10分の場所に貴船観光大型駐車場あり。満車の場合、駐車できない可能性も
見ごろ
11月上旬~11月下旬
宝泉院 (ほうせんいん)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

この寺院の魅力として、
京都市の天然記念物でもある樹齢700年を超える松や美しい庭になります。その中でも有名なのが、額縁庭園です。京都らしい景色と言えば、この空間とも言える場所になります。
お茶とお菓子を緋毛氈の敷かれた縁側に座りながら景色を楽しむこともできます。
秋のライトアップでは、ライブイベントが同時開催されることもあり、様々な楽しみ方が出来ます。
宝泉院は、平安時代末期に建てられた寺院になります。勝林院の子院として、その当時は4つの院がありましたが、現在に残っている子院は、実光院とここしかありません。
宝泉院は立地として、京都市内から少し離れている位置にある為、夜のライトアップは静寂の中で美しい景色を見られる穴場とも言えます。ゆったりと紅葉を楽しみたい方はぜひ足を延ばして、こちらを訪れてみるといいでしょう。
●2023年のライトアップについて
現時点では、23年度のライトアップの予定は未済です。
アクセス
京都市左京区大原勝林院町187
◯ 京都バス大原バス停下車、徒歩約15分
見ごろ
11月中旬~下旬
曼殊院 (まんしゅいん)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】
京都 曼殊院 紅葉(4K) カエデ・エリシア京都 caede|L’ELISIR KYOTO[Manshuin, Kyoto Red Leaves]

皇族公家が住職を務めてきた門跡寺院「曼殊院(まんしゅいん)」は紅葉の名所として知られます。皇族関連施設の桂離宮を創設したといわれる八条宮智忠(としただ)親王のアドバイスがこちらにも反映されており、共通した趣向が随所に見られることから「
小さな桂離宮」ともいわれています。
数寄屋風書院造りの代表的な遺構である「大書院」の前方には、枯山水庭園が広がります。縁側から庭園とともに紅葉をゆったりと眺めることができます。また、こちらとともに立ち並ぶ桂離宮の新御殿なども見どころとなっています。
例年紅葉シーズンの11月ころには
夜間特別拝観とともにライトアップが行われます。
●2023年のライトアップ・夜間拝観について
現時点では、23年度のライトアップ・夜間拝観の予定は未済ですので、参考までに、昨年22年度の実績情報を下記します。
2022年夜間拝観時間
開催日程 2022年11月1日(月)~11月20日(土)
時間 夕暮れ~20:00(19:30受付終了)
拝観料:大人600円 高校生500円 小中学生400円
アクセス
京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町
◯ 【電車】叡山電鉄「修学院」駅より徒歩約20分
◯ 【バス】京都駅から市バス5系統「一乗寺清水町」下車、徒歩約20分
見ごろ
10月上旬~12月上旬
京都府立植物園 (きょうとふりつしょくぶつえん)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】
京都 京都府立植物園 紅葉(4K) カエデ・エリシア京都 caede|L’ELISIR KYOTO[Kyoto Botanical Garden, Kyoto Red Leaves]

日本最古といわれる公立総合植物園はなんと
大正13年に開園した歴史あるものだそうです。
24ヘクタールの広大な敷地内には
約12000種類もの植物が植えられ、四季折々の美しさを通年で見て回ることができます。紅葉シーズンには、モミジ・イチョウ・サクラ・フウなど約500本の木々が赤に黄色に紅葉・黄葉します。中でも
「なからぎの森」周辺や、
アジサイ園のフウの大木などが紅葉した姿は見応え抜群です。例年、秋の植物園フェスタというものが開催され、紅葉散策ツアーなどの楽しい催しが行われます。
2019年は、「
世界の紅葉ライトアップ」といったイベントが開催予定です。イロハモミジ・メタセコイア・ランシンボクなどの世界の樹木たちが美しくライトアップされます。「なからぎの森」周辺の池の水面に、約200本の
イロハモミジが映り込む様は息を呑む美しさとのこと。さらには「くすのき並木」では、光の芸術家といわれる「高橋匡太氏」が創り上げる
幻想的な光の世界が、約200mと続きます。
●2023年のライトアップについて
■日程:11月10日(金曜)から12月3日(日曜)日没から20時(最終入園は19時30分まで)
■内容:イロハモミジやメタセコイア、イチョウなど、様々な木々の彩りを光で演出
「なからぎの森」周辺の池では、約200本のイロハモミジが水面に映え、光の世界に誘います。
■会場:「なからぎの森」周辺など
アクセス
京都府京都市左京区下鴨半木町
◯ 【電車】地下鉄北山駅すぐ。または京阪電鉄出町柳駅からバスに乗り、植物園前下車、徒歩5分
◯ 【車】名神高速道路京都南ICから北山方面へ約45分
見ごろ
11月中旬~12月上旬
北野天満宮 (きたのてんまんぐう)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

こちらの境内の西側に位置する豊臣秀吉が造った土塁・御土居(おどい)沿いは、
約300本の紅葉が植えられた「もみじ苑」になっています。
中には樹齢300~400年経つものも。赤い鶯橋(うぐいすばし)と紅葉、境内のライトアップと紅葉など、写真に撮りたくなるスポットが多いです。
北野天満宮は、菅原道真公の霊を沈めるために建てられたと言われています。菅原道真公は、無実の罪で左遷された後に、命を落としたと言い伝えられ、その後京都には数々の天災が起きました。この天災を「菅原道真公の祟」と恐れられ、その御霊を鎮めるために、建てられたのが北野天満宮のはじまりです。菅原道真公とは、幼少の頃から勤勉であったことから、現在は学問の神様として、合格祈願のご利益などを求め、多くの方がこちらを訪れるようになりました。
そして、こちらは梅の名所として有名です。境内には1,500本の梅が植えられおり、毎年2月には、梅花祭が開催されます。この梅は、菅原道真が大宰府に左遷された際に、梅が太宰府まで飛来したという伝説にちなんで植えられたと言い伝えられています。
こちらを訪れる際におすすめなのは、少し明るい時間帯から行く事です。他の紅葉のライトアップスポットは、ライトアップの為に入れ替え制をとっている所が多いのですが、こちらは違います。その為、夕方の時間に訪れれば、夕焼けの紅葉と夜の幻想的な紅葉が1日で2回楽しめるのです。また比較的に混雑状況も、他に比べると落ちるいてる為、ライトアップの穴場とも言えるでしょう。
【刀剣、紅葉に染まる】
■KYOTO NIPPON FESTIVAL 2023
■開催日時:2023年10月28日(土)~12月3日(日)
前期:10月28日(土)~11月10日(金)9:00~16:30/閉門17:00
後期:11月11日(土)~12月3日(日)9:00~20:00/閉門20:30
■会場: 北野天満宮
■公式サイト:https://kyoto-nippon-festival.com/
●2023年のライトアップについて
開館時間:5:30~17:30
社務所・授与所:9時~17時(ライトアップ期間は9時~20時)
もみじ苑公開期間:2023年10月29日(土)~12月4日(日)午前9時~午後4時(閉苑)午後3時40分(最終受付)
ライトアップ公開期間:11月12日~12月4日
大人1200円 / 子ども600円 (茶菓子付き)
※ 茶菓子付き(利休居士が考案したと伝わる麩の焼を再現したお菓子)
※ 日程は毎年変わります。当サイトの最新情報をご確認ください。
アクセス
京都市上京区馬喰町
◯ 京福電車「白梅町駅下車、徒歩5分
◯ 市バス「北野天満宮前」バス停下車
◯ 駐車場はありますが、利用できるのは9時~17時までです。公共交通機関の利用をおすすめします。
見ごろ
11月下旬~12月上旬
梅小路公園 (うめこうじこうえん)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

総合公園である梅小路公園は総面積13.7haほどの広さで、国鉄梅小路貨物駅跡地につくられました。京都の中心部に位置しているにも関わらず、
一歩足を踏み入れるとそんなことを忘れてしまうほどの美しい自然が広がります。
公園内には数多くのモミジが植えられ秋には色鮮やかに染まります。中でも見どころは深い山の風景をなぞらえた紅葉渓のイロハモミジです。
また、平安建都1200年の記念として作られた「
朱雀の庭」があります。こちらの浅池「水鏡」の水面に色鮮やかな紅葉が映り込み、「
逆さ紅葉」として見る人の心を惹きつけます。
紅葉祭り期間中にはライトアップも行われ、「朱雀の庭」や、庭園内に植えられた約150本のモミジやアカマツが幻想的な光に包まれ、暗い夜空を美しく飾ります。
このように見どころ満載の梅小路公園は、
京都の中心部にある穴場的スポットといえます。入場無料
ただし日本庭園「朱雀の庭」・「いのちの森」 200円
「チンチン電車」1日乗車券 310円
●2023年のライトアップについて
現時点では、23年度のライトアップの予定は未済ですので、参考までに、昨年22年度の実績情報を下記します。
ライトアップ期間
梅小路公園紅葉まつり(ライトアップ)
開催日程:2022年11月12日(金)~28日(日)
時間:17:00~21:00(最終入園20:30)
入園料
朱雀の庭、いのちの森入園料 200円 ※小学生未満無料
紅葉まつり期間中は大人400円 子供200円
アクセス
京都府京都市下京区観喜寺町56-3
◯ 【電車】R京都駅から徒歩約15分、JR梅小路京都西駅からすぐ
見ごろ
11月中旬~12月上旬
神護寺 (じんごじ)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

魅力溢れる神護寺は、
京都の中で最も早く紅葉が楽しめるスポットにもなります。ライトアップでは、山門へと続く階段の両脇に植えられたタカオカエデが、明るい光で照らされます。金堂の薬師如来像の公開も。
神護寺の表参道・清滝川沿い・西明寺付近では、「高雄もみじのライトアップ」というイベントが同時開催されます。
神護寺は、歴史上で誰もが一度は耳にした事のある「空海」が住んでいたお寺と言われ、更に「最澄」が法華経を説き聞かせた場所として日本の歴史に深く関わりがあるお寺とも言えます。また、厄除けのご利益があるかわら投げ発祥の地としても有名です。
秋の紅葉シーズンは、普段は入れない金堂の夜間拝観もあるので、多くの人がこちらを訪れる為、混雑が予想されます。
一般: 大人・大学生・高校生・中学生:600円 小学生:300円
団体割引:大人・大学生¥500 高校生・中学生¥400 小学生¥200
障碍者:大人・大学生・高校生・中学生¥300 小学生¥200
●2023年のライトアップについて
現時点では、23年度のライトアップの予定は未済ですので、参考までに、昨年22年度の実績情報を下記します。
開館時間:9時~16時
2022年は11月5日(金)~7日(日)の3日間
「金堂夜間拝観 紅葉のライトアップ」を開催
時間 17:00~19:00、18:30受付終了、拝観料800円
アクセス
京都市右京区梅ヶ畑栂尾町1-1
◯ JRバス「山城高雄」バス停下車、徒歩約20分
◯ 市バス「高雄」バス停下車、徒歩約20分
◯ 約1kmの場所に京都市高雄観光駐車場があります。普通車は40台駐車可能です。
見ごろ
11月上旬~11月下旬
宝厳院 (ほうごんいん)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】
天龍寺の塔頭として知られる「宝厳院」。
本堂にある観世音菩薩は、
西国三十三所巡り同等の功徳があるといわれています。また、田村能里子氏が描いた襖絵も見どころのひとつです。
回遊式山水庭園「獅子吼の庭」には
300本以上ものカエデが植えられ、紅葉シーズンには見事に色づきます。
地面を覆う鮮やかな緑色の苔とのコントラストもまた美しいポイント。そんな紅葉が見頃を迎える時期には「秋の夜間特別拝観」が行われ、美しい光に照らされることで日中とはまた違った魅力を楽しめます。
●通常一般
拝観時間
開門:午前9時 閉門:午後5時
●拝観料金
拝観大人500円、小・中学生300円。
●2023年 秋の特別拝観
■開催期間:2023年10月7日(土)~12月10日(日)
■拝観時間:午前9時~午後5時閉門
※受付終了:午後4時45分
■拝観志納料(庭園):大人700円 小中学生300円
※宝厳院本堂特別公開:別途志納料(大人500円・小中学生300円)が必要です。
■備考本堂襖絵は法要等により拝観できない場合がございます。
●2023年 秋の夜間特別拝観
■開催期間:2023年11月11日(土)~12月3日(日)
■拝観時間:午後5時30分~午後8時30分閉門
※受付終了:午後8時00分
■見どころ:
嵐山借景 回遊式山水庭園 「獅子吼(ししく)の庭」 夜間公開
11月11日(土)~12月3日(日)の間、午後5時30分から午後8時30分の時間限定にて、当院の庭園「獅子吼の庭」の夜間特別拝観を行ないます。日中の獅子吼の庭庭園の鮮やかな紅葉とは違った、夜間での静寂かつ艶やかな紅葉が織りなす幻想的な景観をお楽しみ下さい。
アクセス
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
◯ 【電車】京福電気鉄道嵐山駅下車徒歩3分
◯ 【電車】阪急嵐山線「嵐山」駅から徒歩約10分
◯ 【電車】JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅から徒歩約10分
見ごろ
11月下旬~12月上旬
大覚寺 (だいかくじ)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】
嵯峨天皇の離宮として今からおよそ1200年前に大覚寺は建立され、日本最古の庭池とされる「大沢池」があります。時代劇などのロケ地にもたびたび使われているようで、どこかで見たことのある景色と思われるかもしれません。色鮮やかな紅葉と池に映しだされた紅葉の競演は圧巻の美しさで、優雅なひと時を楽しめます。
大沢池ライトアップ
日程:日 程:令和5年11月17日(金)~12月3日(日)
大沢池周辺の広大なエリアを、幻想的で柔らかな光で照らし出します。見頃を迎えた紅葉と光の競演は、大覚寺ならではの風雅を演出したもの。 1200年の歴史を誇る大覚寺ならではの悠久の時間を是非ご体験ください。
※詳細は決まり次第、更新いたします。
アクセス
京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
◯ JR「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩約20分
◯ 阪急「嵐山駅」下車、徒歩約35分
◯ 京福「嵐電嵯峨駅」下車、徒歩約25分
見ごろ
11月上旬~11月上旬
妙心寺退蔵院(余香苑) (みょうしんじたいぞういん)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

臨済宗妙心寺派の塔頭寺院である退蔵院は、
600年を超える歴史があります。日本最古の水墨画「
瓢鮎図」や、室町時代の画家・狩野元信が作ったとされる枯山水庭園や池泉回遊式庭園「
余香苑」など見どころ満載です。四季折々の景色が楽しめる余香苑は、三年もの年月を費やした大作だそうです。剣豪・宮本武蔵が修行に励んだと言い伝えられている本堂は
重要文化財にも指定されています。春と秋限定で開催される「
お食事付き特別拝観プラン」では、ミシュラン1つ星の
精進料理と一緒に庭園も見て回ることができます。
拝観時間:9:00~17:00(閉門)※休園なし
拝観料:一般600円(高校生含む)、小中学生300円(小学生未満の幼児は無料、但し保護者同伴に限る) ※30名以上の団体様は1割引(大人550円、小中学生270円)となります。
※障がい者手帳を提示すると、半額(大人300円、小中学生150円)となります。
アクセス
京都府京都市右京区花園妙心寺町35
◯ 【電車】JR嵯峨野山陰線花園駅から徒歩7分
◯ 【バス】妙心寺前バス停下車徒歩3分、妙心寺北門前バス停下車徒歩5分
見ごろ
11月下旬~12月中旬
嵯峨野トロッコ列車 (さがのトロッコれっしゃ)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】
京都 嵯峨野トロッコ 紅葉ライトアップ(4K) カエデ・エリシア京都 caede|L’ELISIR KYOTO[Sagano, Kyoto Red Leaves]

保津峡は16kmにおよぶ渓谷で、保津川に沿うようにして亀岡から嵐山を結びます。
こちらで有名な「
川下り」は亀岡からスタートして京都・嵐山まで渓谷を約2時間かけて下ります。
もうひとつ有名なのが、「
トロッコ列車」。嵐山ー亀岡間を渓谷に沿ってトロッコ列車が運行、時間にして往復(片道約25分)の道のりです。
秋には木々たちが美しく紅葉し、
トロッコ列車の夜の便では、ライトアップで幻想的に照らされたモミジの下をくぐるといった他では味わうことのできない体験ができます。
紅葉シーズンは非常に人気が高く、事前に前売り券を用意するのが良いでしょう。
こちらの一番の見どころは、
川下りの中でも朝一番と最終の船です。キラキラ光る朝日に照らされて輝くモミジと、夜のライトアップで幻想的な魅力を放つモミジは、全く別の顔を魅せてくれます。最終の船は15:30に出船しますが、トロッコ列車沿線のライトアップした紅葉も一緒に楽しむことができます。
●2023年のライトアップについて
現時点では、23年度のライトアップの予定は未済ですので、参考までに、昨年22年度の実績情報を下記します。
2022年 秋のライトアップと臨時列車運転について
嵯峨野トロッコ列車沿線のライトアップを、10月15日~12月29日に実施する(12月8日、15日、22日を除く)。点灯時間は16時30分~最終列車まで。
臨時列車の運行
「嵯峨野81号/82号」は10月16日、17日、23日、24日
10月30日~12月5日、12月11日
「嵯峨野91号/92号」は11月13日~28日
乗車券はJR西日本のインターネット予約サービス「e5489」、JR西日本の駅(京阪神の一部)の「みどりの窓口」、全国の主な旅行会社で販売。なお、トロッコ列車各駅(トロッコ保津峡駅除く)窓口は当日販売のみ。
詳しくは
「嵯峨野トロッコ列車ホームページ」をご確認ください。
アクセス
京都府亀岡市保津町下中島2
◯ 【電車】JR亀岡駅北口から徒歩8分、またはトロッコ亀岡駅からバスで15分
◯ 【車】京都縦貫自動車道篠ICから約15分(80台の無料駐車場あり)
見ごろ
11月下旬~12月上旬
嵐山 (あらしやま)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

有名観光スポットであり、紅葉の名所としても名高い嵐山。ここで毎年開催される「
京都・嵐山花灯路(はなとうろ)」はぜひおすすめしたいイベントとなっています。
ボリューム感のあるいけばな作品の「花」と、露地行灯の「灯り」が見事な共演を見せ、華やかな散策路が創り出されます。
中でも人気スポットである
渡月橋周辺や、「
竹林の小径」なども美しい光に照らされて、より一層見応えがある場所となります。夜間特別拝観が行われる周辺の寺院や神社も合わせて楽しむのも良いでしょう。
アクセス
(渡月橋)京都府京都市右京区嵯峨中之島町
◯ 【電車】嵐電嵐山本線「嵐山」駅
◯ 【電車】阪急嵐山線「嵐山」駅
◯ 【電車】JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅
見ごろ
11月中旬
随心院 (ずいしんいん)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

真言宗善通寺派の大本山「随心院」は、
小野小町ゆかりのお寺として有名です。国の重要文化財に指定されている随心院の本堂には、定朝様式の「阿弥陀如来坐像」や、快慶作の「金剛薩捶坐像」などが安置されています。
自然のままの美しさが生かされた庭園が「能の間」の前方に広がり、紅葉シーズンには木々たちが見事な彩りを飾ります。また、例年行われるライトアップでは、幻想的な光に包まれた紅葉が美しい秋の夜長を存分に楽しませてくれます。
●2023年のライトアップについて
■期 間:令和5年11月17日-26日
■時 間:18:00~20:30
■拝観料:700円 中学生400円
今年は開催予定、なんとライトの数も増えて少しパワーアップ。
市内に比べ人も少なく静寂な雰囲気です
アクセス
京都府京都市山科区小野御霊町35
◯ 【電車】地下鉄東西線「小野」駅から徒歩約5分
見ごろ
11月中旬~12月上旬
醍醐寺 (だいごじ)
【更新:9月29日現在 紅葉の状態:青紅葉】

世界遺産にも登録されている醍醐寺は醍醐山全体が寺域となっていて、中には国宝に指定されている「金堂」や「五重塔」、その他にも75000点を超える
国宝、425点もの
重要文化財があり、見どころ満載のスポットとなっています。
紅葉シーズンには、
「仁王門」から続くもみじのトンネルが美しく、朱色の「弁天堂」と鮮やかな紅葉との共演が見事です。
夜に行われるライトアップでは、
池の水面に映り込む紅葉が吸い込まれるような美しさを魅せます。
●2023年 醍醐寺 秋期夜間拝観は未定のため、昨年度の情報を記載しています。
●2022年 醍醐寺 秋期夜間拝観
●期間:2022年11月18日(金)〜12月4日(日)
●拝観時間:18:00~20:50 (受付終了20:10) ※昼夜完全入替制
●受付場所:三宝院拝観受付
●拝観料:1,000円(中学生以上) 団体20名以上は800円
●早め入場以外は予約不要、当日申込可
※拝観者が多い場合は入場制限することがございます。
●なるべく公共交通機関をご利用ください
アクセス
京都市伏見区醍醐東大路町22
◯ 【電車】地下鉄 醍醐駅下車 徒歩10分
見ごろ
11月中旬~11月下旬
紅葉とは、最低気温が8℃以下になることで始まるものです。よって紅葉前線は日本列島の最も寒い地域である北は北海道から南下していくのです。暖かくなると開花する桜でいうならば、桜前線が南から北上していくのはいうまでもないですよね。
また、
紅葉はその年によって色づき具合にも差があります。当たり年というものがあるのですね。ハズレ年も然りですが、、、
その条件として、
①夏に存分に日光を浴びる
②徐々に日照時間が短くなる
③一気に冷え込むこと
以上が挙げられます。
これらのことを念頭に置きつつ2022年の京都の紅葉見頃はいつ頃になるのでしょうか。
例年の京都の中で見ていくと、
「比叡山延暦寺」が11月初旬「大原三千院」が11月中旬頃、「嵐山」が11月中旬頃、平野部は例年よりも遅いことが予想されています。近畿地方は9月に残暑があり、10月は平年並ですが11月は気温が高めになるからだそうです。
今シーズンの紅葉の色づき具合に関しては、
鮮やかなものが期待できるとされています。
まとめ
ご紹介しきれませんでしたが、他にも京都の紅葉ライトアップスポットはまだまだあります。昼と夜に同じ紅葉スポットを訪れて、雰囲気の違いを楽しむのも面白いかもしれません。
ぜひ、京都を訪れる際は、ご自分ならではのお気に入りライトアップスポットを見つけてみてくださいね。