2024年春。京都の桜を舟に乗って優雅に見てみませんか?

京都-桜-春-舟

日本の春の代名詞とも言える桜。いつもとは違う桜の表情を楽しみたいと思っている方におすすめなのが「舟から見る桜」になります。さて、一味違う京都の桜の楽しみ方をご紹介していきましょう。

京都-岡崎疎水-舟舟からの絶景を眺めることが出来るスポットは、
■岡崎疏水
■嵐山
■伏見十石舟
■宇治川
こちらで日本の春の訪れを、間近に見ることが出来ます。ここからは詳しい情報を見ていきましょう。

岡崎疏水の桜の絶景「岡崎さくら・わかば回廊十石舟めぐり」

京都-岡崎疎水-桜-舟毎年とても人気のあるコースになります。京都の文化が栄える町とも言える岡崎周辺。美術館やコンサートホールなどが多くある地域になります。4月頃になると、ソメイヨシノやヤマザクラなどの桜並木を舟の上から、見ることが出来ます。おおよそ3kmの桜並木を十石舟で25分程遊覧します。なんといってもここでの見所は、桜の美しさはもちろんですが、平安神宮の鳥居を目の前で見られるポイントです。その他にも見所がたくさんつまったコースは、思わず歓声が上がることも。それだけ素晴らしい景色が見られるということなのです。京都府旅行業協同組合のホームページより、予約をすることも可能になります。

■乗船地
京都市左京区南禅寺草川町 南禅寺舟溜り乗船場
■アクセス
地下鉄東西線「蹴上」駅より徒歩約5分
■運行期間
2024年3月20日(水・祝)~4月14日(日)
■所要時間
約25分 15分間隔で運行
■乗船料
大人(中学生以上) 2,000円 小人(小学生) 1,000円 幼児(3歳以上) 500円

京都の人気観光エリア「嵐山遊覧船」

京都-嵐山-桜-舟言わずと知れた京都の名所でも美しい山桜の景色を舟から見ることが出来ます。山の緑の中で美しく輝くソメイヨシノの木々1500本。緑の中に咲く桜が作り出す景色は、見る人すべての心を魅了します。遊覧船は、木製の和舟で出来ており、船頭さんが竿一本で舵を取っています。この昔ながらの観光スタイルは、京都ならではのもの。いい旅の思い出になること間違いありません。こちらは、貸しきりでの運行になるため、必ず予約が必要となります。嵐山の屋形船のホームページより、予約することが可能です。

■乗船地
嵐山通船株式会社「北乗り場」
嵐山通船株式会社「南乗り場

■アクセス
阪急嵐山線 嵐山駅より徒歩15分
京福嵐山線 嵐山駅より徒歩10分
JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅より徒歩15分
屋形船の遊覧船・1時間貸切・食事付き遊覧船など色々なプランがあります。

京都らしい景色の中で桜を楽しむ「伏見 十石舟・三十石舟の旅」

京都-十石舟-桜酒蔵と水辺が美しいコースを巡る中で、桜を楽しむコースになります。おおよそ40分~50分程かけて風情ある街並みと桜を楽しむことができます。 桜と枝垂れ柳が織りなす景色は「素晴らしい」の一言に尽きます。もちろん日中の美しさも見物ですが、お時間がある方はぜひ夜桜運航にも足を運んでみてください。河に映る桜の美しさは昼間とは違う幻想的な世界を見せてくれます。こちらは伏見観光協会に詳細がありますので、そちらをご覧ください。

■乗船地
京都市伏見区本材木町(十石舟乗船所)
【十石舟】
所要時間:約50分
運行期間:2024年3月16日(土)~12月8日(日)の期間
但し8月の運航は下記のみとなります。
8月1日〜12日(月曜運休)
運休日:毎週月曜日(祝日を除く、ただし、4・5・10・11月は月曜日も運航)
※8月は上記のみ運航
経路:
① 十石 往路:十石舟乗場→伏見みなと広場へ/約15分
② 十石 立寄:伏見みなと広場三栖閘門資料館見学/約15分
③ 十石 復路:伏見みなと広場→十石舟乗船場へ/約15分
料金:大人1,500円(中学生以上)・小人750円(小学生以下)
※料金は変更になる場合があります。
※身体・知的・精神障がい者割引:5割引

【三十石船】
所要時間:約40分
① 三十石 往路:三十石船乗場→伏見みなと広場へ/約10分
② 三十石 立寄:伏見みなと広場三栖閘門資料館見学/約15分
③ 三十石 復路:伏見みなと広場→三十石船乗船場へ/約10分
※【三十石船の運行】2024年の運航はイベント運航のみとなります。
一般の運航はございません。
■アクセス
京阪「京阪中書島」駅より徒歩約10分

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人気のさくらまつりも行われる「宇治川観光遊覧船」

京都-宇治川-桜-舟歴史的にもゆかりのある宇治川の約2000本の桜並木が作り出す絶景を、遊覧船から眺めるコースになります。宇治川の中州には塔の島と橘島がこちらの見所スポットになります。淡い桜のピンク色と、島を結ぶ朱色の橋が水面に映った景色は、さすが源氏物語の舞台と言える景色になっています。人気のスポットでもあるので、日中は団体客が多いのが特徴です。個人で行くには、その時間帯を避け、14時以降に乗船するのがおすすめです。

■乗船地
宇治市宇治塔川塔の島
■アクセス
京阪「宇治」駅より徒歩約5分

桜の表情は、同じ場所でも見方が変わるとまた違う一面を見ることが出来ます。桜が日本の春の訪れを象徴する景色を作り出します。この景色を見ると、心が和み日ごろの疲れも癒させることも間違いありません。1年に一度しか見られない貴重な景色を見て、ぜひ日常の疲れをとってみてはいかがでしょうか。今年は「舟の上から」美しい桜の景色を、大事な方と一緒にご覧になってみてください。

2024年京都の桜情報の総合記事はこちらです。

京都-仁和寺-桜

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