京都の美しい紅葉を見るなら「青蓮院」がおすすめ！青蓮院での紅葉の見どころや周辺の紅葉スポットをご紹介！！

【更新:8月13日現在 紅葉の状態：青紅葉】

京都には数多くの紅葉の名所がありますが、「青蓮院」では格式の高い雰囲気の中色鮮やかな紅葉を堪能することができる人気の紅葉スポットです。今回は、青蓮院の紅葉の見どころや周辺の紅葉スポットなどをご紹介いたしますので、京都に紅葉狩りにお出かけの際はぜひ参考にしてください。

青蓮院とは、正式には「青蓮院門跡」と言い、天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡の一つです。古くから皇室との関りが深く、代々皇族が住職を務めたことでも知られている格式の高い門跡寺院とされています。門跡寺院とは、門主（住職）が皇室もしくは摂関家によって受け継がれてきたお寺のことです。青蓮院は平安時代から明治時代にいたるまで門主は皇族か五摂家の子弟に限られていました。 青蓮院での紅葉の見ごろは、例年10月下旬から12月上旬とされています。その年の気候によって時期が前後することがありますので、紅葉狩りにお出かけの際は最新の情報をチェックしましょう！！ 数ある京都の紅葉の名所の中でも人気の高い青蓮院の紅葉は、どこを切り取っても絵になるような美しさで有名ですが、特におすすめの見どころをご紹介いたします。青蓮院の庭園は、池泉回遊式庭園ですので、皆さん歩いて順にまわれます。

相阿弥作の池泉回遊式庭園

四季折々の美しい表情を楽しませてくれる池泉回遊式庭園。池泉回遊式庭園の美しい紅葉は、小御所からお抹茶で一服しながら楽しむことができます。池の水面に映りこむ色鮮やかな紅葉は素晴らしい風景です。

小堀遠州作の霧島の庭

霧島の庭は、樹齢数百年の霧島つつじともみじが有名です。建物の中からだとよく見えないので、散策しながら堪能するのがおすすめです。日差しを浴びて輝くモミジを京都の秋の空気と共に鑑賞しましょう。 ２０２２年 秋より、２０２４年 秋まで中止
青蓮院は、紅葉を巡る京都の旅で、とてもアクセス良く、紅葉の名所と隣接しています。 八坂神社・丸山公園からも徒歩10分、知恩院さんの北隣りです。電車では地下鉄東西線「東山駅」から徒歩5分です。
せっかくなら、青蓮院の周辺にある紅葉スポットにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

円山公園

いつでも気軽に出入りすることができる円山公園は、明治19年（1886）に作られた京都市最古の公園であるとともに、市民の憩いの場としても知られています。秋になると、色とりどりに紅葉した木々に彩られます。公園内の坂本龍馬像と中岡慎太郎の像も要チェックです！日中は多くの観光客で混雑が予想されますので、できれば少し早起きして早朝に訪れるのがおすすめです。例年の見頃は、11月中旬から12月上旬とされています。

長楽寺

円山公園からすぐの場所にある長楽寺は、秋になると色鮮やかな美しい紅葉を鑑賞することができるおすすめスポットなのですが、あまり知られていないので比較的人も少なく、ゆったりと散策することができます。真っ赤に染まったもみじに彩られた境内は必見です。

南禅寺

壮大な三門で有名な南禅寺は、秋になると色鮮やかな紅葉に華やかに彩られます。境内はもちろん、京都の街を一望することができる楼上からの眺めも、素晴らしいものです。

将軍塚青龍殿

平成26年に、東山山頂に「青龍殿」が建立しました。青蓮院から車で15分程度で、山道の東山トレイルコースを歩けば、40分くらいです。春と秋にはライトアップもあり、紅葉の隠れた名所です。 庭園も併設されて、枯山水庭園と回遊式庭園をとりこみ、展望台もあります。紅葉220本と、桜200本あり、大舞台からは、京都市内を一望できるスポットとして、紅葉や桜、京都の眺望に夜景と、一体になって楽しめます。

知恩院

京都・知恩院は、法然が後半生を過ごしたゆかりの地に建てられた寺院です。徳川将軍家による寺領拡大に合わせて組まれた石垣と、桃山城から移設した城郭風の黒門が特徴です。

古くから皇室と深い関わりのある青蓮院は、格式の高い雰囲気と色鮮やかに染まった紅葉との調和が素晴らしいものです。例年10月下旬から12月上旬ごろが紅葉の見ごろだとされています。見どころは、「相阿弥作の池泉回遊式庭園」と「小堀遠州作の霧島の庭」です。周辺にも紅葉を楽しめるスポットがあるので、秋の京都を心ゆくまで満喫することができます。