【更新:11月19日現在 紅葉の状態:色付き始め】
京都観光の中で見落とされがちになるのが「西山エリア」。北山や東山を独立したエリアにするなら西山という分け方も必要、とはいうものの扱いが常に低いのが西山の西山たる所以。そんな西山でも紅葉スポットとしての善峯寺はネームバリューが抜群。西山のエースとして君臨する名刹、善峯寺をクローズアップ。
京都は三方を山でぐるりと囲まれた街です。三方の峰々はそれぞれ東山、北山、西山と呼ばれています。ところが観光目線で眺めた場合、東山や北山に比べると、西山の影は少しばかり薄いように思われます。 そうは言っても人によっては愛宕山や嵐山を西山に加えることもありますので、西山にも人気スポットとしての重々しいポジションは用意されるはずです。そうであるにも関わらず、西山の影が薄いと感じるのは、嵐山や愛宕山などは市街地から西方にあるには違いないのだけれども、それらを西山に含めずに別個に扱っているケースです。 そうした扱いに準じるのなら、京都市の中心付近の市街地というよりはむしろ伏見区や向日市の西側に並ぶ峰々が西山と認識されることになります。具体的には長岡京市と高槻市を隔てる天王山からポンポン山へと続く山並みがそれです。 こうなってくると、京都の観光地というよりは、長岡京市や向日市の観光地といった雰囲気にもなってきますので、どうしても影が薄くなるということなのでしょう。しかしながら、現在の行政区分を厳密に適用すると、このエリアを代表する名刹、善峯寺が京都市西京区になりますので、見方もいくらかは変わってきます。東山に清水寺や東福寺があるように、西山にも善峯寺や粟生光明寺のような紅葉名所があるという具合になってくるわけです。善峯寺、沿革その他
紅葉道楽のすすめ
令和5年 紅葉期 特別早朝開門
昨年の紅葉期早朝開門が好評につき本年も行います。 天候が良ければ、早朝の輝かしい旭光が境内諸堂や色づいた紅葉を照らします。 京都の西山ならではの静寂な雰囲気の中、観音さまに手を合わせてお参りの上、自然を感じて清々しく師走を乗り越えて頂ければ幸いです。
令和5年11月11日(土)・12日(日)・18日(土)・19日(日)・23日(祝)
開門時間:午前6時30分
アプローチは混雑?
西山三山
善峯寺の基本情報
【所在地】京都府京都市西京区大原野小塩町1372
【電話】 075-331-0020
【拝観時間】開門時間 8:00~17:00(最終入場は16:45まで)
【拝観料】大人:500円・高校生:300円・小中学生:200円
【アクセス】電車:①JR「向日町駅」で下車し、阪急バス66番(善峯寺行き)へ乗り継いで30分(終点)の「善峯寺」で下車、徒歩8分。
②阪急「東向日」駅で下車し、阪急バス66番(善峯寺行き)へ乗り継いで30分(終点)の「善峯寺」で下車、徒歩8分。
【電話】 075-331-0020
【拝観時間】開門時間 8:00~17:00(最終入場は16:45まで)
【拝観料】大人:500円・高校生:300円・小中学生:200円
【アクセス】電車:①JR「向日町駅」で下車し、阪急バス66番(善峯寺行き)へ乗り継いで30分(終点)の「善峯寺」で下車、徒歩8分。
②阪急「東向日」駅で下車し、阪急バス66番(善峯寺行き)へ乗り継いで30分(終点)の「善峯寺」で下車、徒歩8分。
善峯寺から足を伸ばしたい紅葉スポット
鷹峯(源光庵)
【所在地】京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
【電話】 075-492-1858
【拝観時間】9:00~17:00(紅葉シーズンは8:30~16:30)
【拝観料】400円(紅葉シーズンは500円)
【アクセス】バス:地下鉄烏丸線北大路駅からバスで約15分、「鷹峯源光庵前」下車徒歩1分
【電話】 075-492-1858
【拝観時間】9:00~17:00(紅葉シーズンは8:30~16:30)
【拝観料】400円(紅葉シーズンは500円)
【アクセス】バス:地下鉄烏丸線北大路駅からバスで約15分、「鷹峯源光庵前」下車徒歩1分
【所在地】京都府京都市上京区馬喰町
【電話】075-461-0005
【開門時間】6:00~17:00(ライトアップ期間は~20:00)
【拝観料】もみじ苑大人1000円、小人500円(茶菓子付き)
【アクセス】バス:JR京都駅からバス50・101号で「北野天満宮前」下車、徒歩すぐ
【電話】075-461-0005
【開門時間】6:00~17:00(ライトアップ期間は~20:00)
【拝観料】もみじ苑大人1000円、小人500円(茶菓子付き)
【アクセス】バス:JR京都駅からバス50・101号で「北野天満宮前」下車、徒歩すぐ