【更新:11月19日現在 紅葉の状態:色付き始め】
秋になると美しい紅葉を楽しむことができる紅葉スポットである毘沙門堂は、七福神の一人である毘沙門天が祀られていることで知られています。京都には他にも多くの紅葉の名所があるためか、紅葉のピークの時期でも混雑することは少なく、穴場的な紅葉の名所かつ美しい写真が多く撮れるとカメラが好きな方にも人気のスポットとなっています。秋の毘沙門堂を訪れてはいかがでしょうか?
「毘沙門天」とは七福神の1人で、財福の神として「毘沙門堂」に祀られています。毘沙門堂は天台宗五箇室門跡の一つで、文武天皇の勅願で僧侶の行基が建てたと言われています。「多門天」とも呼ばれている毘沙門天は、七福神の中で唯一武装しているため、武神や守護神のイメージが強くなりがちですが、財運の神として勝負事の運気を上げる神様とも言われているのです。毘沙門堂が位置している山科は、京都市の東側、京都駅からJRで一駅のところにあり、比叡山や東山、音羽山という山々に囲まれた盆地となっています。
●拝観時間 9:00 ~ 17:00(16:30受付終了)
【 冬季(12/1 ~ 2月末日)9:00 ~ 16:30(16:00受付終了)】
●もみじ祭り開催日時:11月23日(木・祝) 午前10時頃
●開催日時:11月23日(木・祝) 午前10時頃
・10:00〜11:00 琴演奏
・12:30〜13:30 ミュージックアンサンブル・チェロ演奏
・14:00〜15:00 和太鼓演奏
紅葉が深まる季節、境内にて奉納演奏や演舞などが行われます。
【 冬季(12/1 ~ 2月末日)9:00 ~ 16:30(16:00受付終了)】
●もみじ祭り開催日時:11月23日(木・祝) 午前10時頃
●開催日時:11月23日(木・祝) 午前10時頃
・10:00〜11:00 琴演奏
・12:30〜13:30 ミュージックアンサンブル・チェロ演奏
・14:00〜15:00 和太鼓演奏
紅葉が深まる季節、境内にて奉納演奏や演舞などが行われます。
- JR山科駅下車、徒歩約20分
- 市営地下鉄山科駅下車、徒歩約20分
- 京阪電車山科駅下車、徒歩約20分
毘沙門堂の紅葉
見頃はいつ?
毘沙門堂の紅葉の見頃は、例年11月下旬から12月上旬頃とされています。しかし、絶好の見頃を過ぎてしまったとしても散ったモミジの「敷きモミジ」を楽しむことができます。[hr][/hr]見所は?
毘沙門堂の紅葉の見どころは、晩翠園(庭園)の紅葉です。二つの中島を持つ池が中央に大きく広がり、その池の周りを取り囲むようにモミジなどの木々が華やかに彩っている様子は、素晴らしいものです。毘沙門堂は、紅葉の見頃のピークを過ぎた後の「散りもみじ」も有名です。真っ赤なモミジが敷き詰められた参道や階段は、晩秋の京都を実感させられる風情ある美しい光景です。[hr][/hr]紅葉シーズンの混雑は?
京都駅からのアクセスが良いこともあり、人気の観光名所でありますが、京都には他にも有名な紅葉の名所がたくさんあるため秋の紅葉シーズンでも混雑することはあまりないようです。数ある京都の紅葉の名所の中でも、穴場的なスポットですので、人ごみを避けてのんびりと紅葉を堪能したいという方におすすめです。毘沙門堂のおすすめ撮影スポット
ここは今まで「そうだ京都、行こう」などの様々なポスター写真にも起用されている場所なので、美しい景色が撮れるのは間違いありません。「京都らしい景色と言えば晩翠園」晩翠園は毘沙門堂の奥にあります。ここはまるで絵の様な景色が広がっており、ぜひ写真におさめていただきたいポイントです。「炎の様に赤く染まる中に浮かび上がる毘沙門堂天堂」境内の本堂近くの鳥居の奥にこの毘沙門堂天堂はあります。この周辺は、紅葉の赤がとても濃く、建物とのバランスも良いのでとてもいい写真が撮れます。また毘沙門堂は散り紅葉も大変美しいとされています。紅葉の写真を撮る際に上を向く事が多いかもしれませんが、足元にレンズを向けてみるとまた違った写真が撮れて楽しいものです。
紅葉期限定の御朱印
御朱印に押してあるスタンプの紅葉が、毘沙門堂の紅葉の色具合に合わせて、色を変えられているのだそうです。紅葉を見に行った記念にもピッタリの御朱印です。人気の御朱印は売り切れてしまうことも多いそうなので、どうしても欲しい方は早めに行く方が良いかもしれません。
毘沙門堂へのアクセス
ただし、秋の京都は観光名所だけでなく道路も混雑しますので、電車で移動することをおすすめします。
毘沙門堂の近くでランチするには?
春秋山荘 蕎麦 高月(そば懐石)
毘沙門堂から坂道を上り、山科聖天を過ぎると見えてくる古民家風の建物が「春秋山荘 蕎麦 高月」です。140年余り経つ風格ある建物では、繊細でのど越しの良い蕎麦を楽しむことができます。また、四季折々の旬の食材を取り入れた京料理も絶品です。昼は蕎麦百菜のコース、午後2時から4時までの時間帯は、蕎麦と軽い軽食がいただけます。[hr][/hr]長島
山科駅から徒歩5分のところに位置する「長島」では、大正浪漫の香りが漂う空間と、旬の食材を使用した京都らしいお食事を堪能することができます。外観は立派なお庭のある洋館で、雰囲気があります。看板の出ていない予約だけのお店なので、訪れる際は事前に予約しておきましょう。毘沙門堂周辺の紅葉スポット
将軍塚青龍殿
将軍塚青龍殿は、青蓮院の飛地の境内であると同時に、美しい紅葉の名所としても知られています。京都市街を一望することができる東山の山頂に位置しているため、境内からの眺めも抜群です。220本もの紅葉が鮮やかに色づく回遊式庭園が見どころです。例年の紅葉の見頃は、11月下旬~12月上旬となっています。【所在地】京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28
【電話番号】075-771-0390
【拝観時間】8:30~17:00(受付終了16:30)
【拝観料】500円
【アクセス】蹴上駅からタクシー5分・京阪バス「将軍塚青龍殿」下車すぐ(土日祝のみ運行)
【Google Map】こちらから
【電話番号】075-771-0390
【拝観時間】8:30~17:00(受付終了16:30)
【拝観料】500円
【アクセス】蹴上駅からタクシー5分・京阪バス「将軍塚青龍殿」下車すぐ(土日祝のみ運行)
【Google Map】こちらから
鷹峯(源光庵)
丸い形をした「悟りの窓」と四角い形をした「迷いの窓」で有名な源光庵は、これらの窓を額縁に見立てて鑑賞する紅葉を見るために、多くの観光客が訪れます。それぞれの窓には教えがあり、「悟りの窓」は何事にもとらわれないおおらかな心を「禅と円通」で表現し、「迷いの窓」は日々のさまざまな苦しみの「人間の生涯」が表現されています。例年の紅葉の見頃は、11月中旬~11月下旬です。【時間】午前9時~午後5時
【見ごろ】例年通りでいけば11月上旬頃から11月中旬頃
【見ごろ】例年通りでいけば11月上旬頃から11月中旬頃
隨心院
小野小町ゆかりの門跡寺院である隨心院では、紅葉の時期になると夜間ライトアップが行われ、幻想的な紅葉の風景を楽しむことができます。隨心院での紅葉の見どころは、能の間の前にある庭園で、ゆったりとした雰囲気で雅やかな紅葉を鑑賞できます。【所在地】京都市山科区小野御霊町35
【電話番号】075-571-0025
【拝観時間】9:00~17:00(受付終了16:30)※夜間ライトアップは18:00~20:30
【拝観料】500円
【アクセス】地下鉄東西線「小野駅」下車徒歩約5分
【Google Map】こちらから
【電話番号】075-571-0025
【拝観時間】9:00~17:00(受付終了16:30)※夜間ライトアップは18:00~20:30
【拝観料】500円
【アクセス】地下鉄東西線「小野駅」下車徒歩約5分
【Google Map】こちらから
清水寺
京都の代表的な観光地として知られている清水寺は、毘沙門堂から約3.3キロのところに位置しています。紅葉の名所としても人気が高いため、紅葉シーズンには混雑が必至ですが、それでも一見の価値がある素晴らしい紅葉の風景を堪能することができます。日中はもちろん、夜間ライトアップされた幻想的な風景も圧倒的な光景です。【期間】例年11月中旬~12月初旬
【時間】午後5時半から午後9時
【見ごろ】例年通りでいけば11月中旬~11月下旬
【時間】午後5時半から午後9時
【見ごろ】例年通りでいけば11月中旬~11月下旬
銀閣寺(慈照寺)
「銀閣寺」の名で親しまれている慈照寺は、秋が深まるにつれて色鮮やかな紅葉に彩られます。銀閣寺の紅葉のピークは、例年11月中旬~12月上旬頃とされています。【時間】[3月~11月]8:30~17:00(16:30受付終了)
[12月~2月]9:00~16:30(16:00受付終了)
【見ごろ】例年通りでいけば11月中旬~12月下旬
[12月~2月]9:00~16:30(16:00受付終了)
【見ごろ】例年通りでいけば11月中旬~12月下旬
まとめ
毘沙門堂は、七福神の一人である毘沙門天が祀られていることで知られていますが、秋になると美しい紅葉を楽しむことができる紅葉スポットでもあります。紅葉のピークの時期でも混雑することは少なく、穴場的な紅葉の名所となっているので、人ごみを避けてゆっくりと紅葉狩りを楽しむことができます。御朱印も有名なので必見です。また、周辺には美味しいお食事を楽しめるレストランもありますので、ランチや休憩で立ち寄ることもおすすめです。今年の秋は、カメラを持って毘沙門堂へ訪れてみてはいかがでしょうか。