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【更新:12月19日現在 紅葉の状態:見頃終了】
京都 銀閣寺 紅葉(4K) Youtube
京都の代表的な観光スポットである「銀閣寺」の紅葉の美しさをご存知でしょうか。周りの他の紅葉スポットが目立つからなのか、あまり銀閣寺の紅葉は注目されていませんが、実は色鮮やかな紅葉を楽しむことができる紅葉スポットでもあるのです。今回は、銀閣寺の紅葉の見ごろやみどころ、そして周辺の観光スポットをご紹介します。
銀閣寺とは?
金閣寺といえば銀閣寺といったように最初から対比して建てられたのではなく、そう呼ばれるようになったのは江戸時代が始まりだったようです。そんな経緯を経て今は両方とも相国寺の塔頭寺院となっています。
1482(文明12)年、後継問題などに頭を抱え、すっかり政治へのやる気を失っていた足利家8代将軍足利義政(よしまさ)、そんな義政が恐妻日野富子から逃げるために建てた山荘が、今は銀閣と呼ばれるあの建物なのです。
そんな銀閣の構造は二階建ての重層、一階が住宅で二階がお寺といったところでしょうか。この様式は、西芳寺を見本として建てられていて、上層となる禅寺様式の室が「潮音閣(ちょうおんかく)」、下層となる住宅様式の室が「心空殿(しんくうでん)」と呼ばれています。屋根の柿葺は30年に一度という頻度で葺き替えられるようです。
建立された当時、敷地内に12個とあった建物が、いまは「観音殿(銀閣)」と阿弥陀如来像を安置するための「東求堂(とうぐどう)」の二つだけとなっています。この「東求堂」ですが、一年のうち春と秋限定で特別拝観にて堂内の見学が可能です。 銀閣寺の庭園は枯山水(池や水を用いずに石・木々・砂によって水景色を表現するといった作りの庭園)です。 境内にある「観音堂」「東求堂」の2つを繋ぐ枯山水庭園ですが、苔寺で有名な「西芳寺」を見本としているそうです。銀閣も同様ですよね。 静寂に包まれた銀閣寺の雰囲気をより一層魅力的なものとして見せてくれる枯山水庭園の紅葉は、11月中旬頃~少しずつ見頃へと差し掛かります。 枯山水越しに見る紅葉樹は、京都観光ならではの景色といえます。 おすすめは開門直後と閉門間際、朝陽と夕陽を浴びて輝く紅葉をぜひ一度見に行って見てください。 そんな銀閣寺ですが、実は京都の紅葉スポットとしてはそれほど有名ではないようです。きっと京都には他にも紅葉の名所が山ほどあるからでしょう。とはいえ銀閣と紅葉のコラボレーションは、多くの観光客を虜にしています。中でも銀閣寺庭園の上段からの景色は、紅葉に包まれた銀閣寺の境内全体を目下に楽しむことができ、オススメです。
詳細情報
アクセス:
【最寄駅】 地下鉄「蹴上駅」か、京阪「出町柳駅」より、徒歩20分、タクシー10分
【最寄のバス停】市バス銀閣寺前バス停
【駐車場】民間駐車場有り(有料)
【休日】無休
【拝観時間】午前8時30分~午後5時(12月1日-2月末は午前9時~午後4時半)
【拝観料】一般500円・小中学生300円
アクセス:
【最寄駅】 地下鉄「蹴上駅」か、京阪「出町柳駅」より、徒歩20分、タクシー10分
【最寄のバス停】市バス銀閣寺前バス停
【駐車場】民間駐車場有り(有料)
【休日】無休
【拝観時間】午前8時30分~午後5時(12月1日-2月末は午前9時~午後4時半)
【拝観料】一般500円・小中学生300円
混雑状況は?
例年は京都の紅葉シーズンに東山地区は、全国から集まる観光バスの大渋滞で2時間3時間待ちですが、この【散り紅葉】の時期になれば若干、観光客も減り、真の京都好きの方々が移動しやすい季節になります。ホテルの多い市内中心部からでも15-20分も掛からない距離なのでオススメできるスポットです。
最も美しい紅葉の見ごろは?
紅葉の見どころは?
夜間ライトアップを行っている?
銀閣寺内~近辺のオススメスポット
銀閣寺の周辺の紅葉スポット
哲学の道
「哲学の道」とは、銀閣寺から若王子橋まで疎水沿いに続く約1.5㎞の散策路です。 地元の人や観光客にも親しまれているこの道は、哲学者の西田幾多郎がこの道を歩きながら物思いにふけったことから「哲学の道」と呼ばれるようになったと言われています。 ゆったりと散策しながら美しい紅葉を鑑賞してみてはいかがでしょうか?そして紅葉はもちろんのこと、哲学の道は、京都を代表する桜並木で、春の桜の名所でも有ります。春に秋に、訪れてみて下さい。
京都 哲学の道の桜(4K)カエデ・エリシア京都 Wrinkle Cerberus 3 face [KYOTO Tetsugakunomichi Cherry Blossoms 4K movie]
【住所】京都市左京区銀閣寺町付近~若王子町付近の疏水沿い
【アクセス】市バス「銀閣寺道」下車徒歩約3分
【アクセス】市バス「銀閣寺道」下車徒歩約3分
法然院
法然院は、鎌倉時代の初期に法然が修行していたゆかりの地です。 「心身を清める」とされる白い盛り砂と色鮮やかな紅葉のコントラストが美しい光景です。 オレンジに紅葉した木々の葉がかやぶきやねの山門を彩り、まるで絵画のような風情ある風景も見どころです。
【拝観時間】6:00~16:00
【拝観料】境内無料
【住所】京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30
【アクセス】市バス「浄土寺」下車徒歩約10分
【拝観料】境内無料
【住所】京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30
【アクセス】市バス「浄土寺」下車徒歩約10分
永観堂
京都 永観堂 紅葉(4K) カエデ・エリシア京都 caede|L’ELISIR KYOTO[Eikando, Kyoto Red Leaves]
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】600円(秋の寺宝展期間中は1,000円)
【住所】京都市左京区永観堂町48
【アクセス】市バス「南禅寺・永観堂道」下車徒歩約3分・地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩約15分
【拝観料】600円(秋の寺宝展期間中は1,000円)
【住所】京都市左京区永観堂町48
【アクセス】市バス「南禅寺・永観堂道」下車徒歩約3分・地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩約15分
南禅寺
京都 天寿庵 紅葉(4K) カエデ・エリシア京都 caede|L’ELISIR KYOTO[Tenjyuan, Kyoto Red Leaves]
【拝観時間】3~11月 8:40~17:00・12~2月 8:40~16:30
【拝観料】境内無料・三門500円・方丈庭園500円
【住所】京都市左京区南禅寺福地町86
【アクセス】市バス「南禅寺・永観堂道」下車徒歩約10分・地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩約10分
【拝観料】境内無料・三門500円・方丈庭園500円
【住所】京都市左京区南禅寺福地町86
【アクセス】市バス「南禅寺・永観堂道」下車徒歩約10分・地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩約10分
安楽寺
このお寺の見所はなんと言っても、石段に広がる紅葉の絨毯です。 普段は静かな印象のこのお寺も、この時期は、風情ある景色を求めて多くの人が訪れます。安楽寺の散り紅葉が、1番美しいとされる時期は、京都の紅葉の見頃が終わった12月初旬がおすすめです。 散り紅葉で埋め尽くされた石段から見える山門はなんとも京都らしい景色と言えるでしょう。 そしてこの石段から山門までの景色を写真におさめるならば、拝観時間前の午前9時半前がおすすめです。なぜならば、まだ人が歩く前なので、一枚一枚の葉が綺麗に見えるのです。 安楽寺の魅力は他にもあり、境内にある「椛momiji」になります。こちらは2010年に完成した比較的新しい客殿になります。この建物は、日本の伝統的な建築方法で立てられており、普段はさまざまなアート作品が展示されており、楽しむ事が出来ます。 安楽寺が一般公開している時期のみ、「椛momiji」は、カフェになるので、こちらでゆったりと休憩するなんてプランもいいかもしれません。
【拝観時間】9:30~16:30
【拝観料】高校生以上:500円
【住所】京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21
【アクセス】市バス「錦林車庫前」下車徒歩約10分
【拝観料】高校生以上:500円
【住所】京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21
【アクセス】市バス「錦林車庫前」下車徒歩約10分
真如堂
赤い総門に赤い紅葉が、来た人を美しい景色でお出迎えしてくれる真如堂。 984年に建てられ、浄土宗の中でも大切にされている仏教行事のひとつお十夜の発祥地とも言われています。 他では見られない総門は、敷居部分がありません。なぜならば、神様が毎日夜参詣する時につまづかないようにする為とも言われています。こんな所にも目を向けて旅をするのも楽しいものです。 真如堂の紅葉は、法華塔を外せません。この三重塔は、高さが30m、1751年~1764年の間に建てられ、さまざまな日本の歴史を見てきました。今の三重塔になったなのは1817年の事です。 この三重塔と赤や黄色が織りなす景色は、ため息が出る程の美しさと言えるでしょう。 また、三重塔から参道を挟んだ向かい側へ進んでいくと、お茶処があります。 ここから見られる景色は、また風情溢れる景色です。赤い絨毯の上でゆっくり腰かけながら、紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【拝観時間】9:00~16:00
【拝観料】本堂と境内は無料・宝物と庭園は11/1~12/8は特別拝観期間中は1000円(通常500円)
【住所】京都市左京区浄土寺真如町82
【アクセス】市バス「真如堂前」・「錦林車庫前」下車徒歩約8分
【拝観料】本堂と境内は無料・宝物と庭園は11/1~12/8は特別拝観期間中は1000円(通常500円)
【住所】京都市左京区浄土寺真如町82
【アクセス】市バス「真如堂前」・「錦林車庫前」下車徒歩約8分
金戒光明寺
京都 くろ谷 金戒光明寺 紅葉ライトアップ(4K) カエデ・エリシア京都 caede|L’ELISIR KYOTO[Komyoji, light Up, Kyoto Red Leaves]
【拝観時間】9:00~16:00
【拝観料】境内無料
【住所】京都市左京区黒谷町121
【アクセス】市バス「岡崎道」下車徒歩約10分・市バス「東天王町」下車徒歩約15分
【拝観料】境内無料
【住所】京都市左京区黒谷町121
【アクセス】市バス「岡崎道」下車徒歩約10分・市バス「東天王町」下車徒歩約15分
平安神宮
平安神宮は、1895年に平安京遷都1100年を記念し建てられた比較的歴史が浅い建物です。内国勧業博覧会の目玉として建てられました。 平安京大内裏の正庁を模した応天門、大極殿など、朱塗りの建築は、とても壮大な美しさと言えます。広さは、約3万平方メートルもあり、東西南北の4苑に分かれており、それぞれ花の名所ともなっています。 その中でも紅葉の季節におすすめしたいのが、東神苑です。 泰平閣の対岸から見る水面に映る建物と紅葉の景色がとても素晴らしいものです。赤、黄、緑、オレンジの秋色に染まった木々が、池の面に映り、紅葉の景色を1度に2回も楽しめます。 ここのお庭の特徴として、赤だけでなく、様々な色が見られるように、木々を考えて配置されています。平安神宮のお庭は、七代小川治兵衛の作と言われており、自然の山の姿を表現する為に、木々の細かい配置までも入念に考えられたと言われています。 泰平閣で、腰掛けに座りながらのんびりと神苑の風景を眺める事が出来るのでほっと一息しながら紅葉を楽しみたい方におすすめです。
【拝観時間】11月1日〜12月30日 6:00〜17:00
【拝観料】大人600円・小人300円
【住所】京都府京都市左京区永観堂町48
【アクセス】「岡崎公園美術館・平安神宮前」下車徒歩約5分・京都市営地下鉄 東西線「東山」駅下車 徒歩約10分・京阪電車「神宮丸太町」駅下車徒歩約15分
【拝観料】大人600円・小人300円
【住所】京都府京都市左京区永観堂町48
【アクセス】「岡崎公園美術館・平安神宮前」下車徒歩約5分・京都市営地下鉄 東西線「東山」駅下車 徒歩約10分・京阪電車「神宮丸太町」駅下車徒歩約15分
銀閣寺を含むおすすめの観光コース
南禅寺→永観堂→哲学の道→銀閣寺を巡ります。
距離にして約2.95km、所要時間は徒歩で約59分の道のりになります。
京都駅からスタート地点である南禅寺へ向かうには、京都市営地下鉄で乗り換えを除いた乗車時間が約12分、蹴上駅から徒歩約10分。
蹴上駅からは小さなトンネル「ねじりまんぽ」をくぐり抜けて南禅寺へ向かいます。
また、京都駅から銀閣寺へはバスを利用して乗車時間約30分で到着です。
まとめ
京都を代表する有名な観光スポットの一つである銀閣寺は、美しい紅葉を見ることができる紅葉スポットでもあります。例年11月中旬から12月上旬に見ごろをむかえ、銀閣寺と紅葉の素晴らしいコントラストを楽しむことができるのです。銀閣寺の周辺には散策するのにちょうどいい「哲学の道」や法然院、永観堂、南禅寺などの京都屈指の紅葉の名所が多くあります。