【更新:9月25日現在 紅葉の状態:青紅葉】



京都で紅葉の名所として有名な永観堂「禅林寺」。紅葉を楽しむ事は、日本独自の風習とも言えるでしょう。古今集の歌にも詠まれた、京都の中でも古くから「もみじの永観堂」と言われている古刹です。約3000本のモミジが見せる錦秋の景観は、絶景です。それでは永観堂のことをご紹介しましょう。
永観堂「禅林寺」とは?


11月中旬から見頃。「永観堂」紅葉の見どころは?
永観堂の紅葉の見頃は?


永観堂の紅葉、写真に収める見どころのポイントは?


ライトアップ情報

永観堂「禅林寺」では紅葉の時期には夜間ライトアップが行われ、幻想的な空間を楽しめます。もちろん昼間の太陽のに照らされた紅葉も素晴らしいですが、日没後にライトに照らされて浮かび上がる様な紅葉は美しく幻想的です。2024年のライトアップ情報は下記の要領で開催です。
紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観
2025年11月1日 ― 12月14日
18:00~21:30(受付終了は21:00)
料金:大人¥1,000 中学生以下¥500
永観堂の見どころは?

みかえり阿弥陀の魅力
永観堂の寺宝、「みかえり阿弥陀」。 ご本尊の特徴は、阿弥陀像は頭を左に向いているお姿です。この「みかえり」のお姿は貴重で、みかえり阿弥陀とも呼ばれています。伝えによれば、1082年2月15日の明け方、この日、阿弥陀像の周りをご住職の永観が修行にて歩いていた処、阿弥陀様が現れ、修行の先導となっていたのです。阿弥陀様はふと立ち止まり、「永観、遅し」と言ったそうです。 この永観律師に向けて言われた姿を写したのが「みかえり阿弥陀」像になります。 拝観の際に向かって右側から本尊を見る事で、当時の様子を垣間見れます。永観堂に伝わる七不思議
永観堂の魅力としてご紹介したいのは永観堂の「七不思議」です。 永観堂の七不思議は、抜け雀、悲田梅、火除けの阿弥陀如来、臥龍廊、三鈷の松、木魚蛙、岩垣もみじになります。 そのひとつひとつ今でも見る事が出来ます。七不思議の1つ臥龍廊
その中のひとつが「臥龍廊」です。臥龍廊は、開山堂へ続く階段廊下になります。 この廊下は、山の斜面に作られ、龍が体をうねらせている形で、その中を歩くと龍のお腹の中を登る様な雰囲気です。 今まで経験した事がないような感覚に陥る事でしょう。 この回廊の凄い所は、釘を使わずに組木だけで造られている点。 ぜひ、永観堂を訪れた際にはご覧下さい。永観堂「禅林寺」の基本情報
午前9時~午後5時(受付終了は午後4時)
紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観
2025年11月1日 ― 12月14日
18:00~21:30(受付終了は21:00)
料金:大人¥1,000 中学生以下¥500
■住所
京都市左京区永観堂町48
■アクセス
市バス「南禅寺・永観堂道」下車徒歩約3分、
地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩約15分
※駐車場はありません。
今年の紅葉は、ぜひ「もみじの永観堂」と言われている禅林寺を訪れてみてはいかがですか?
永観堂から近い紅葉スポットは?
■南禅寺
【更新:9月25日現在 紅葉の状態:青紅葉】


南禅寺には塔頭寺院が12あり、中でも南禅院や天授庵が紅葉の名所として知られており、紅葉期には公開しています。 天授庵は2種類の庭を見る事が出来ます。 1つは南北朝時代の特色を残した池泉回遊式庭園(南庭)で、鯉が泳ぐ池越しに書院と紅葉の写真を写すにはぴったりな場所とも言えるでしょう。 明治時代に造られた枯山水庭園(東庭)では、白砂、幾何学模様の敷石と緑色の苔、紅葉のコントラストを見る事が出来ます。
京都市左京区南禅寺福地町86
【電話番号】
075-771-0365
【時間】
3~11月 午前8時40分~午後5時 受付終了 午後4時40分
12~2月 午前8時40分~午後4時30分 受付終了 午後4時10分
【料金】
境内無料 三門600円 方丈庭園600円
【アクセス】
市バス「南禅寺・永観堂道」下車徒歩約10分
地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩約10分
【見ごろ】
11月中旬~12月上旬
■法然院
【更新:9月25日現在 紅葉の状態:青紅葉】

京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30
【電話番号】
075-771-2420
【拝観時間】
午前6時~午後4時
【拝観料】
境内無料
【アクセス】
阪急四条河原町駅から市バス「南田町」下車 徒歩5分
JR京都駅・京都三条駅から市バス「浄土寺」下車 徒歩10分
京阪出町柳駅から市バス「浄土寺」下車 徒歩10分
【見ごろ】
11月下旬~12月上旬
■哲学の道
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【アクセス】市バス「銀閣寺道」下車徒歩約3分
■安楽寺

秋限定で本堂から眺めることの出来る庭園からの眺めは、時が止まったような、ゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。茅葺屋根の門前に進むまでの道のりと紅葉の風景はなんとも言えない美しさです。また、2010年より安楽寺境内に新しく客殿が建築され、そこが公開の時期のみカフェとしてオープンします。隠れ家的な空間を堪能することも出来きます。
【電話番号】075-771-5360
【秋の特別公開】2025年11月1日(土)・2日(日)・3日(月・祝)・8日(土)・9日(日)・15日(土)・16日(日)・22日(土)~12月7日(日)
【時間】午前9時半~午後4時半【料金】高校生以上500円
■銀閣寺(東山慈照寺)
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正式名称は「東山慈照寺」といい、月待山の高台から秋色に染まった銀閣寺の境内を一望することができます。紅葉の見頃のピークは、例年11月中旬~12月上旬です。歴史的な建築物と鮮やかな紅葉との調和を存分に堪能できます。
2025年10月1日(水)~12月7日(日)
時間 10:00/11:00/12:00/13:30/14:30/15:30
定員:各回約20名様(当日申込順)所要時間:約30分
※ガイドがご案内いたします。(自由にお入りいただくことはできません。)
おひとり様 2,000円 (特別記念品付)
※別途通常拝観料要(大人500円/小中学生300円)
※小学生未満は拝観を受け付けておりません。
【電話番号】075-771-5725
【時間】8時30分~17時(12月以降は9時~16時30分)
【料金】大人50円・小中生300円
【アクセス】「銀閣寺道」下車、徒歩約10分
■金戒光明寺
【更新:9月25日現在 紅葉の状態:青紅葉】


金戒光明寺は、紅葉の名所であると同時に、浄土宗の大本山です。広大な境内を美しく彩る紅葉は、至るところで目にすることができます。特に、伽藍と鮮やかなモミジとの調和は、じっくりと堪能したいものです。
【電話番号】075-771-2204
【時間】9:00~16:00
【料金】境内無料
【アクセス】・市バス「岡崎道」下車徒歩約10分 ・市バス「東天王町」下車徒歩約15分
■真如堂
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所在地:京都市左京区浄土寺真如町82
電話:075-771-0915
拝観時間:9:00~16:00(受付終了15:45)
拝観料:【本堂・境内】無料・【宝物・庭園】500円(11/1~12/8は特別拝観につき1,000円)
アクセス:【市バス】「真如堂前」・「錦林車庫前」下車徒歩約8分