![caedeKyoto[カエデ京都] 紅葉と伝統美を引き継ぐバッグ](https://caede-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2024/07/メインロゴ.png)
京都の紅葉の景色でインスタ映えを狙うならどこが良いのでしょうか。最近では景色も食べ物もインスタ映えの写真を撮るのが流行っていますよね。ところでインスタ映えのインスタとはインスタグラムの略称だということは知っていますか？そしてこのインスタグラムという言葉は皆さんご存知でしょう。流行語大賞にもノミネートされた程有名な言葉となりました。インスタグラムとは日常のちょっとした写真をアップして共有するものです。しかし、このインスタグラムで目を引く写真を投稿しようと思えばフォトジェニックな写真を撮らなくてはいけません。簡単にいえば、フォトジェニックな写真=誰もが美しいと感じる写真と言ったところでしょう。さて、紅葉の名所がひしめく京都で、フォトジェニックな写真が撮れるスポットをご紹介していきましょう。
目次
絶対に外せない幻の紅葉が絶景「瑠璃光院」
ここ最近のインスタグラムの投稿で話題となったこの場所は、年に2回特別拝観を行っています。その時期は、青もみじの時期と紅葉の時期になります。瑠璃光院の紅葉の別名は、「幻の紅葉」と言われるのほどの美しさになります。この美しさは、一度見たら忘れることが出来ないほど、とても美しいものになります。窓から見える景色は赤やオレンジに色付いた葉っぱで埋め尽くされています。そこで見て欲しいのが、室内の漆塗りの机の天板や床板です。ここに映し出される逆さ紅葉の景色は、言葉にならない程の美しさと言えるでしょう。紅葉のシーズンに写真を撮れない場所も多くありますが、こちらは撮影も出来る為、より多くの人にその美しさを知る事となったのです。■期間
2018年10月1日～12月10日
■時間
午前10時～午後４時半（期間中は休みはなし）
■拝観料
一般 2000円
■所在地
京都市左京区上高野東山55
■アクセス
・電車の場合は、叡山電車「八瀬駅」から徒歩5分
・バスの場合は、京都バス「八瀬駅前」から徒歩9分
早朝の拝観で絶景を独り占め「天龍寺」
天龍寺は、古都京都の文化財のひとつになります。これらは、京都の中にある17か所の寺社仏閣の世界遺産のことを言います。天龍寺は言わずと知れた紅葉の名所です。紅葉で一番の見所は、曹源池庭園です。池の周りを彩り木と嵐山の紅葉が合わさることで、とても素晴らしい景色を作り出します。約670年前に造られた庭の姿が、現代も多くの人の心を満たし、魅了している事はすごい事と言えるでしょう。写真を撮る際に気になるのが、人混みになります。出来ればあまり人がいない瞬間を撮りたい方におすすめが、早朝参拝です。2018年11月10日～12月2日の間は、料金500円午前7時半から紅葉を楽しむ事が出来たので、ぜひこの機会をお見逃しなく。■時間
午前8時半～午後5時
■拝観料
庭園は高校生以上500円、小・中学生300円、未就学児は無料
■所在地
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場68番地
■アクセス
・車の場合
名神高速道路 大山崎JCTから京都縦貫道「大原野IC」から車で約20分
・電車の場合
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から徒歩13分、京福電鉄「嵐山駅」からすぐ、阪急電鉄「嵐山駅」から徒歩15分
禅の心から生まれた悟りの窓「源光庵」
源光庵は2014年に放送されたJR東海の「そうだ京都、行こう。」のCMで独特の窓の形と紅葉の美しさが有名となり、人気が出ました。源光庵で有名な窓は二つあり、それぞれ迷いの窓、悟りの窓と言います。迷いの窓は四角く、人間の生涯を表し、悟りの窓は円く、禅と円通、大宇宙を表しているのだそうです。迷いの窓を見ながら自分に問いかけ、自問自答し、悟りの窓を見ながら本来の自分や純粋な自分を取り戻すのだそうです。窓から見る紅葉の景色はまるで一つの額に入った絵を見ているようで、座り方を変えればまた少し違う表情を写真に収めることができます。自分の一番好きな角度で写真を撮ってみてはいかがでしょうか。鶴亀の庭園という庭も美しく、必見です。■時間
午前9時半～午後5時
■拝観料
中学生以上400円（ただし11月は＋100円）、小学生200円
■所在地
京都市北区鷹峯北鷹峯町47
■アクセス
市バス「鷹峯源光庵前」すぐ
写真は撮れないけれど、その目に焼き付けて欲しい景色が「実相院門跡」の絶景
実相院は、京都市左京区岩倉にある仏教寺院になります。こちらは四季折々のとても美しい景色が話題となっています。「新緑の季節は深緑、紅葉の季節は真紅、真冬の季節は雪化粧」と言われる程です。実相院には2つのお庭があり、山水庭園と枯山水庭園と性格の異なるお庭となっています。この絶景が見られるのは、実相院客殿の「滝の間」からになります。滝の間に張られた磨き上げられた漆黒の床板が鏡のような役割を果たし、木々をぼんやりと写し出します。木々とこの写し出された夏は緑の葉、秋は綺麗に色づいた紅葉、冬は雪をかぶった枝が合わさって、インスタに上げるに相応しいフォトジェニックな光景を作り出すのです。漆黒の床板に、外の楓の木々が映りこむ景色は、時間を忘れてしまう程の，惚れ惚れする美しさと言えるでしょう。残念な事にこの部屋を含む建物内の撮影は一切禁止されており、インスタグラムなどでは見る事は出来ないのですが、ぜひ訪れて頂きたい場所のひとつと言えます。形に残らない物の美しさは、心に焼き付けて帰っていただきたいものです。■時間
午前9時～午後5時
■参拝料
大人500円
小中学生250円
■所在地
京都府京都市左京区岩倉上蔵町121
■アクセス
最寄り駅「叡山電鉄 岩倉駅」叡山電鉄 岩倉駅から徒歩約25分(約1.5km)
壮大な三門と共に堪能する紅葉「南禅寺」
南禅寺と言えば、壮大な三門が有名ですよね。秋が深まるにつれて色鮮やかに彩られる風景を、山門を額縁に見立てて眺める景色は、まさに写真映え間違いなしのスポットです。また、他にも広大な境内をはじめとして、西洋風の水路閣と紅葉との見事な調和も南禅寺ならではの見どころです。■時間
3～11月・午前8時40分～午後5時
12～2月・午前8時40分～午後4時半
■拝観料
境内無料・三門：500円・方丈庭園：500円
■所在地
京都市左京区南禅寺福地町86
■アクセス
市バス「南禅寺・永観堂道」下車徒歩10分・地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩10分
夜間拝観での幻想的な風景が素晴らしい「清水寺」
清水寺は、紅葉の時期に限らず年間を通して多くの観光客が訪れる、定番の観光スポットですよね。清水の舞台と鮮やかな紅葉との調和はもちろん、清水の舞台から臨むことができる景色も素晴らしいものです。日中見る紅葉の風景だけでなく、日没後にライトアップされた紅葉と清水の舞台の風景です。奥の院からの眺めは、ガイドブックなどにも掲載されることの多い、代表的なアングルです。■時間
午前6時～午後6時(夜間拝観は午後9時まで)
■拝観料
400円
■所在地
京都市東山区清水1-294
■アクセス
市バス「清水道」･「五条坂」下車徒歩約10分
古今和歌集でも詠まれた名所「永観堂」
古今和歌集で「もみじの永観堂」と詠まれるほど、紅葉の名所として古くから親しまれていた永観堂。紅葉が包みこんでいるような多宝塔や、約3000本ものイロハモミジやオオモミジに彩られた池泉回遊式庭園は、SNS映えも抜群です。例年11月～12月には、境内がライトアップされ、日中とは雰囲気の異なる幽玄的な紅葉を堪能することができます。■時間
午前9時～午後5時
■拝観料
600円（秋の寺宝展期間中は1,000円）
■所在地
京都市左京区永観堂町48
■アクセス
市バス「南禅寺・永観堂道」下車徒歩約3分・地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩約15分
古くから親しまれている紅葉の名所「渡月橋(嵐山)」
嵐山も、古くから紅葉の名所として知られ、「日本紅葉の名所100選」の1つにも数えられています。そんな嵐山の中でも特に写真映えすることで人気が高いのは、嵐山のシンボル的存在でもある渡月橋です。橋を渡りながら鮮やかに色づいた周囲の山々を眺めるのも良いですし、山々を背景にして渡月橋を撮影するアングルも定番です。■所在地
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
■アクセス
JR山陰本線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩約13分
京都駅から徒歩圏の紅葉スポット「西本願寺」
出典：【西本願寺（お西さん）】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet京都駅から徒歩でもアクセスできる西本願寺での見どころは、大迫力の黄色いイチョウの紅葉です。御影堂門をくぐると目に飛び込んでくる第銀杏は、なんと樹齢400年と言われています。根っこを天に広げたような形をしていることから「逆さ銀杏」とも呼ばれ、天然記念物にも指定されています。
■時間
11～2月・午前6時20分～午後4時半
■所在地
京都市下京区堀川通花屋町下る
■アクセス
JR「京都駅」徒歩7分
金色の金閣寺と紅葉との調和が素晴らしい「金閣寺(鹿苑寺)」
世界文化遺産の一つとしても知られている金閣寺は、京都の代表的な観光名所ですよね。金色に輝く金閣寺を取り囲むように色づく紅葉は、圧倒的な美しさです。金色に輝く金閣寺とその周囲の紅葉が池に映る風景も、ぜひ写真に収めていただきたい素晴らしいものです。■時間
午前9時～午後5時
■拝観料
大人（高校生以上）：400円・小、中学生：300円
■所在地
京都府京都市北区金閣寺町1
プロジェクションマップとの調和を堪能「高台寺」
高台寺は、豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が建立したことでことで有名なお寺です。日中の風景ももちろん美しいものですが、おすすめは日没後のライトアップです。夜間ライトアップは、例年10月～12月までの期間に行われ、プロジェクションマップも開催されます。最新の技術と共に歴史的建造物と紅葉との調和を堪能することができます。■時間
午前9時～午後5時半(夜間拝観は午後10時まで)
■拝観料
大人600円、中高生250円、幼児・小学生無料
■所在地
京都府京都市東山区高台寺下河原町526
■アクセス
市バス「東山安井」下車徒歩7分
通天橋からの眺めは圧巻「東福寺」
京都屈指の紅葉の名所とされている東福寺の紅葉の見どころは、何と言っても通天橋からの眺めです。雲海のように眼下に広がる紅葉は、圧倒的な美しさです。紅葉シーズンの混雑時には、通天橋からの撮影は禁止されることもありますが、ぜひ素晴らしい風景を目に焼き付けていただければと思います。■時間
午前9時～午後4時半(11月～12月初旬は8:30から、12月初旬～3月は16:00まで)
■拝観料
通天橋、開山堂：400円・本坊庭園：400円
■所在地
京都府京都市東山区本町15丁目778
■アクセス
JR「東福寺」駅から徒歩10分・京阪電鉄「鳥羽街道」駅から徒歩8分
いかがでしたか。京都は名の通り、京の都として栄え、古都としての魅力と自然の豊かさが調和し、四季折々美しい景色を作り出します。今回紹介した場所以外にもインスタ映えのする写真が撮れる場所は沢山あります。人気のため、紅葉シーズンは特に混雑する京都ですが、お寺によっては写真が撮りやすいように撮影スポット周囲に立ち入れなくしてあり、見やすく写真を撮りやすくしている場所や穴場の観賞スポットも沢山あります。上記に紹介したような場所を中心に秋の魅力が溢れるフォトジェニック的な場所で、素敵な写真を撮ってみませんか？
