東福寺 光明院 (とうふくじ こうみょういん)
【更新:6月30日現在 紅葉の状態:青紅葉】
「虹の苔寺と称される庭園の紅葉は美しさの極み」
東福寺の塔頭のひとつでもあるのが,光明院。
作庭家重森三玲が手掛けた素晴らしい
池泉式の枯山水庭が、紅葉と重なり合い美しさにより磨きがかかります。紅葉は立ってみるという概念ですが、この光明院は座って、じっくりと眺めたいそんな景色がある場所です。
東福寺、光明院の紅葉についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【時間】
午前9時~午後4時
【見ごろ】
11月中旬~11月下旬
南禅寺 (なんぜんじ)
【更新:6月30日現在 紅葉の状態:青紅葉】
「京都でも数少ない鎌倉時代の代表的な庭園で、ゆったり紅葉を楽しむ」
亀山法皇の離宮跡で、南禅寺発祥の地とも言われているこの寺院。
南禅寺にこの時期に出向くと、約300本のカエデが約4万5000坪の広大な敷地で私たちを迎えてくれます。日本3大門の1つとしても知られている三門をはじめ様々な場所が紅葉で彩られ、他の季節にはない美しさを楽しむことができます。そして南禅寺で必ずゆっくり見ていただきたいのは方丈庭園です。

池泉回遊式庭園は京都では珍しく、ほとんど見ることが出来ません。
滝の静かな癒しの音と真っ赤な紅葉の景色は、見た人の心を癒してくれます。
南禅寺の紅葉についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【時間】
3月~11月
午前8時40分時~午後5時
12月~2月
午前8時40分時~午後4時半
【見ごろ】
11月中旬~11月下旬
源光庵 (げんこうあん)
【更新:6月30日現在 紅葉の状態:青紅葉】

源光庵は、江戸時代に本堂前や本堂裏にある鶴亀の庭などが建立されました。ここに植えられた楓(カエデ)の紅葉がとても美しく、
それぞれに仏意が込められたという「窓」があり、観光スポットとして知られます。
丸い窓は、何事にもとらわれることのないおおらかな気持ちを「禅と円通」の心で示し、四角い窓は、生きることや死ぬこと、病など日々のあらゆる苦しみをもつ「人間の生涯」を示しているます。

ここから見る紅葉はとても風情があります。丸い窓の「悟りの窓」は直径約1.5メートルほどです。本堂の天井は伏見城の遺構であり、落城の悲劇を伝える血天井というものが残されています。 また鶴亀の庭は、本堂の軒先から眺めることができます。
源光庵についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【時間】
2021年秋頃までとしておりました庫裏改築による拝観休止の期間を、
工期延長に伴い再開を2022年春まで延期いたします。
拝観再開は2022年4月1日を予定しております。
【見ごろ】
例年通りでいけば11月上旬頃から11月中旬頃
貴船神社 (きふねじんじゃ)
【更新:6月30日現在 紅葉の状態:青紅葉】
「京都の奥座敷でゆっくりと紅葉を楽しむ」
貴船神社は水の神龍神を祀り、京都でも指折りのパワースポットに数えられています。京都の中心地からは少し遠いですが、
夏の青もみじで有名な貴船神社の紅葉は、時間をかけて訪れる甲斐のある圧巻の美しさです。
京都 初夏の風情(4K)カエデ・エリシア京都caede|L'ELISIR KYOTO [KYOTO early summer 4K movie]
京の奥座敷として有名な貴船界隈には料理旅館が沢山ありますので、こちらで食事の予約をしておいて、一日をゆっくり過ごすのもおすすめです。足腰に自信のある人や歩くのが好きな人、紅葉を見るのと一緒に適度に運動したい人は
鞍馬寺まで歩きながら紅葉狩りをするのもおすすめです。
貴船神社では夜間のライトアップも行っており、こちらも妖艶で美しく必見です。
貴船神社についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【時間】
午前6時~午後6時(12月1日~4月30日)
午前6時~午後8時(5月1日~11月30日)
【見ごろ】
例年通りでいけば11月中旬頃から11月下旬頃
曼殊院 (まんしゅいん)
【更新:6月30日現在 紅葉の状態:青紅葉】

天台宗の門跡寺院となっている曼殊院は、落ち着いた空間の中で紅葉を楽しむことが出来る穴場スポットとなっています。美しい庭園から見る紅葉や、参道に落ちる紅葉した落ち葉が見どころとなっています。11月には、夜のライトアップも行われています。
【時間】
9:00~17:00(受付は~16:30)
【見ごろ】
例年通りでいけば10月上旬~12月上旬
嵐山は京都の西側に広がる一年を通して人気の観光地です。
山々が作り出す鮮やかな紅葉と歴史的建造物の織りなす景色は見事で、トロッコ列車や川下りで見ることのできる山々の美しさも格別です。その美しさから平安時代より桜と紅葉の名所として知られ、その美しさは藤原定家や与謝野晶子などの有名な歌人たちが嵐山の歌を詠んでいることからもわかります。
嵐山という名前には諸説ありますが、美しい紅葉などを吹き散らしてしまうあらしが吹くことから嵐山とされたという説もあるそうです。嵐山では11月の第2日曜日に嵐山もみじ祭りが開催され、大堰川に船が浮かべられ、中で伝統芸能の平安管弦が演奏されたり、岸辺では島原太夫の道中が再現されたりと大変魅力的なイベントが行われます。紅葉の美しさと一緒に日本に伝わる伝統にも触れることができるのでおすすめです。
嵐山には美しい紅葉が見られる場所が沢山ありますが、今回は天龍寺、常寂光寺、嵯峨野トロッコ列車をご紹介します。
天龍寺 (てんりゅうじ)
【更新:6月30日現在 紅葉の状態:青紅葉】

天龍寺には、他にも素晴らしい紅葉の景色が見られるのが、大方丈になります。ここからの景色は、他とは少し違うと言えるでしょう。それが、ふすまを窓枠に見立てると、1枚の絵画のような景色になります。ぜひその絵画のような美しさを多くの方にご覧になっていただきたいものです。
名庭として有名な天龍寺は、今から25年程前に世界遺産にも登録されました。そして、天龍寺は別名「京都五山」とも言われ、臨済宗の五大寺である南禅寺、天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺のひとつです。
様々な魅力が詰まった天龍寺は、紅葉の季節はもちろんですが、新緑が綺麗な季節などに訪れてみるのもおすすめです。
天龍寺の紅葉についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
二尊院 (にそんいん)
【更新:6月30日現在 紅葉の状態:青紅葉】

嵐山を代表する寺院のひとつで、正式には小倉山二尊教院華台寺(けだいじ)。小倉百人一首で知られる小倉山を山号に持つ紅葉の名所。釈迦如来と阿弥陀如来の二如来を本尊とする事から、この名を付けられたそうです。山麓にあって参道からも紅葉が綺麗で、鐘の音が響く。
山門から100メートルと続く参道はには、カエデの木が両端から枝をのばした色とりどりに紅葉します。
これは 「紅葉の馬場」と呼ばれ、人気を集める紅葉スポットとなっています。
【時間】
9時~16時半
【見ごろ】
例年通りでいけば11月中旬~12月上旬
嵯峨野トロッコ列車
【更新:6月30日現在 紅葉の状態:青紅葉】
嵯峨野トロッコ列車は嵐山でも1,2を争う人気の観光スポットなのではないでしょうか。
春には桜、秋には紅葉があまりにも美しく、山を走る列車だからこそ堪能できる景色です。平均時速25kmのゆっくりとしたスピードで、
保津川沿いの自然や渓谷を堪能することができます。

このトロッコ列車の魅力は、それだけではありません。ぜひ乗車した際に見ていただきたいのが、レトロな車両や車内になります。ディーゼル機関車で車両を引く事で感じる独特の揺れは、現在他の列車ではなかなか感じる事が出来ない体験とも言えます。それに加えて、客車の魅力にも目を向けていただきたい所です。椅子は木製で出来ており、天井には裸電球がつけられていて、どこか懐かしい雰囲気を感じる事が出来ます。まるでタイムスリップしたかの様な感覚になるとも言えるでしょう。
その中でもおすすめの号車は、ザ・リッチ号と呼ばれる5号車で、窓ガラスの付いていないオープン車両です。自然の香りや音などがより近くに感じられます。トロッコ列車はその性質上、ザ・リッチ号でなくとも防寒対策が必要かと思いますので、暖かい格好で乗車して紅葉を満喫してください。
嵯峨野トロッコ列車の紅葉についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【時間】
午前8時50分~最終列車
【見ごろ】
11月中旬~12月上旬