京都の紅葉と聞いて最初に思い浮かべるのは、嵐山と大堰川(おおいがわ)にかかる渡月橋の風景ではないでしょうか。ここからは、「天龍寺」や「宝厳院」などの嵐山では、定番の紅葉コースの紹介をはじめ、嵐山にある紅葉の穴場スポット「祇王寺」や「清凉寺」についてご紹介していくとしましょう。ご紹介するコースプランをご参考に、オリジナルな紅葉巡りを、大事な方はもちろんお友達やご家族と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。
天龍寺(てんりゅうじ)
天龍寺は、天皇の魂を慰める為に足利尊氏によって建てられたお寺です。秋の季節になると、世界遺産に選ばれた夢窓疎石作の曹源池庭園では、嵐山を借景とした紅葉を見ることができます。この庭園の特徴として、池の周りに木々が植えられており、池を取り囲むように美しい景色が作られている所です。この美しさを計算して庭園が造られたおかげで、今も私たちが素晴らしい景色を楽しむ事が出来るのは、奇跡とも言えるでしょう。天龍寺の少し変わった紅葉の姿が見られるのが、大方丈からの景色です。ここから庭園を眺める際に、ふすまを窓枠に見立てると、1枚の絵を見ているような気分になります。これが何とも風情があり紅葉の美しさを引き立ててくれるとも言えます。その他にも、訪れていただきたい場所は、望京の丘になります。名前の通り、ここからは京都市内を一望する事が出来ます。京都の紅葉を、上から楽しむ事は他ではなかなか出来ない体験と言えるでしょう。紅葉の美しさとは違いますが、天龍寺を訪れたい際に見ていただきたい場所は法堂です。法堂は、住職が修行僧を指導した部屋に当たり、天龍寺の法堂は仏殿としての役割も果たしています。1864年に焼失してしまい、今建っている建物は明治時代に移築してきた物です。この法堂に1997年に加山又造が描いたとされる「八方睨みの雲竜図」は、ぜひご自身の目で見ていただきたいものです。どの角度から見ても竜に睨まれていると感じる事からこの名がついたと言い伝えられています。天龍寺は、幾度の火災に見舞われるものの、本尊の釈迦如来坐像は消失することなく当時の姿を見る事が出来ます。こちらは大方丈に安置されており、訪れた際はご覧になっていただきたい所のひとつと言えます。天龍寺の紅葉についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。参拝料:庭園(曹源池・百花苑)・高校生以上:500円・小中学生 :300円・未就学児 :無料
諸堂(大方丈・書院・多宝殿)・庭園参拝料に300円追加・8時30分~16時45分 [受付終了16時30分]※行事等により諸堂参拝休止日あり 諸堂参拝休止日:2021年10月29日・30日など
法堂「雲龍図」特別公開・一人500円(上記通常参拝料とは別)※土日祝日のみ[春夏秋は毎日公開期間あり]・9時~16時30分 [受付終了16時20分]・法堂参拝受付は法堂の西側にあります
アクセス
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
- 京福電鉄嵐山線嵐山駅下車前
- JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩13分
- 阪急電車嵐山駅下車、徒歩15分
- 市バス嵐山天龍寺前バス停下車前
- 京都バス京福嵐山駅前バス停下車前
- 駐車場:自家用車100台(予約不可・先着順)
2021年紅葉見ごろ:
11月中旬~12月上旬
[hr][/hr]
宝厳院(ほうごんいん)
宝厳院は、天龍寺の塔頭寺院になります。秋の季節に一際美しさが際立つのは獅子吼の庭になります。こちらでは、ライトアップイベントもあり、紅葉の美しさを更に感じる事が出来ます。今から500年程前の室町時代に建てられました。塔頭とは、師匠などが亡くなった後に弟子などが師匠を偲び、大きなお寺の側に寄り添って建てられた塔の事になります。最初は、京都市の上京区に建てられましたが、1467年から10年間続いた応仁の乱により焼けてしまい、1573年~1591年に建て直しがなされました。その後、天龍寺塔頭弘源寺境内に移転後、再度移転し、今現在の場所に落ち着いたようです。境内は、本堂をはじめ、書院、無畏庵、青嶂軒、庭園があります。宝厳院の紅葉についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。拝観料:大人500円、中学生300円、小学生300円
開催期間:2021年11月13日(土)~12月5日(日)
拝観時間:午後5時30分~午後8時30分閉門※受付終了:午後8時15分
拝観志納料:大人600円 小中学生300円
アクセス
京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町36
- JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩10分
- 京福電鉄嵐山線嵐山駅下車、徒歩3分
- 阪急電車嵐山駅下車、徒歩10分
- 市バス嵐山天龍寺前駅バス停下車、徒歩約5分
- 京都バス京福嵐山駅前バス停下車、徒歩約5分
- 駐車場:有料(天龍寺駐車場)
2021年紅葉見ごろ:
11月中旬~12月上旬
[hr][/hr]
野宮神社(ののみやじんじゃ)
源氏物語の舞台ともなった野宮神社は、今では縁結びのご利益があると人気のスポットになっています。野宮神社の紅葉の見所は、本殿周辺の緑色の木々と赤やオレンジ色の紅葉のコントラストです。この縁結びのご利益の由来は、女性の嫉妬の力が転化した事から始まっているようです。そして、野宮神社の野宮とは、元々は斎王が体を清める場所という意味があると言われています。この様な場所が京都にはいくつか点在しています。斎王とは、天皇の代わりに伊勢神宮の側で、奉仕する皇女や女王の事を差します。この斎王になった女性は、必ずこの野宮で体を清めてから、伊勢へ向かうとういう事が習わしになっていたようです。この習慣が行われていたのは、主に南北朝時代と言い伝えられています。野宮神社の見所として、普通ではあまり見かけない鳥居を見る事が出来ます。皆さんは鳥居と言うと朱色を想像する事でしょう。こちらの鳥居は、なんと真っ黒なのです。黒の鳥居には、斎王が邪気や悪霊に取りつかれないように、野宮神社を守る力があると言われているので、ぜひご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。野宮神社の紅葉についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。アクセス
京都市右京区嵯峨野宮町1
- JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩約10分
- 市バス・京都バス野々宮バス停下車
- 京福電鉄嵐山線嵐山駅下車
2021年紅葉見ごろ:
11月中旬~下旬
[hr][/hr]
竹林の小径
紅葉は見られませんが、京都に行ったらはずせない日本らしい風景です。人気スポットなので、写真をゆっくり撮影したい場合は、朝一番の訪問をおすすめします。嵐山花灯路のライトアップイベントが12月初旬にはあるので、紅葉の時期が少し遅れれば、他の場所の紅葉ライトアップと合わせて竹林の小径のライトアップも同時に見ることができるかもしれません。竹林の小径についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。アクセス
京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町
- 嵯峨野観光線トロッコ嵐山駅下車、徒歩3分
- 京福電鉄嵐山線嵐山駅下車、徒歩12分
- JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩17分
2021年紅葉見ごろ:
11月中旬~下旬
常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
常寂光寺は、自然の中に佇む寺院として有名な観光スポットになっています。また、小倉百人一首の選者で知られる藤原定家の別荘「時雨亭」跡といわれ、平安時代からモミジの名所として知られています。仁王門や多宝塔の周辺が、特に有名な紅葉スポットでもあります。この自然の中に存在するという景色を作り出せた理由は、普通の寺院にはある「堀」がここには存在しない事が関係しています。堀がある事により、寺院と木々がきちんと区分けされているような感じがしますが、それが無い事により景色に自然と溶け込んで行く様な景色が生まれたという訳です。常寂光寺についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。アクセス
京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
- JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩15分
- 京福電鉄嵐山線嵐山駅下車、徒歩20分
2021年紅葉見ごろ:
11月中旬~下旬
[hr][/hr]
二尊院(にそんいん)
出典:二尊院 | 京都の観光スポット | 京都観光情報 KYOTOdesign正式名所は、二尊教院華台寺と言います。秋の季節は、二尊院では「紅葉の馬場」と呼ばれる参道と勅使門、本堂周辺が紅葉スポットとして多くの人が訪れます。二尊院の由来は、この寺院にはふたりの神様が祀られている事が理由となります。そのおふたりの神様は、釈迦如来と阿弥陀如来になり、今も二尊が並んで鎮座しています。この二尊はそれぞれ役割が違い、釈迦如来は、現世から来世へと送り出す使者であり、阿弥陀如来は西方娯楽浄土へ迎え入れる来迎の役割を担っていると言われています。二尊院の紅葉についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
アクセス
京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
- 京福電鉄嵐山線嵐山駅下車、徒歩15分
- JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩19分
- 市バス嵯峨釈迦堂前バス停下車、徒歩約10分
- 駐車場:10台(無料)
2021年紅葉見ごろ:
11月中旬~12月上旬
[hr][/hr]
神護寺(じんごじ)
古くから紅葉の名所として知られている神護寺は、京都市中心地と比べて少し早く見ごろのピークを迎えます。境内はもちろん、長い石段も色鮮やかな紅葉に包み込まれている風景は、風情があります。アクセス
京都府京都市右京区梅ケ畑高雄町5
- 「山城高雄」下車、徒歩20分
- 「高雄停留所」下車、徒歩20分
2021年紅葉見ごろ:
11月上旬~11月下旬
大本山大覚寺(だいほんざん だいかくじ)
美しい紅葉を見ることができる名所として知られている、大本山大覚寺。見どころは、境内の東側に広がる大沢池周辺の真紅に染まったカエデです。また、夜間ライトアップも行われ、昼間とは雰囲気の異なる幻想的な風景を堪能することができます。アクセス
京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
- 市バス「大覚寺」下車すぐ
- JR山陰本線「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約20分
2021年紅葉見ごろ:
11月中旬~11月下旬
渡月橋(とげつきょう)
嵐山のシンボル的存在でる渡月橋は、赤や黄に色づいた周囲の山々との調和が素晴らしく、撮影スポットとしても人気の名所です。周囲の山々を背景にして、手前に渡月橋を入れるアングルがおすすめです。アクセス
京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町
- JR山陰本線「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約13分
2021年紅葉見ごろ:
11月中旬~11月下旬
嵐山リピーターの方におすすめ!少し穴場な紅葉スポット
祇王寺(ぎおうじ)
ひなびた茅葺き屋根の草庵が趣のある祇王寺。秋の季節は、苔庭に散った色鮮やかな紅葉が絵になります。祇王寺は大覚寺の脇にある尼寺です。今の祇王寺が建っている場所には、別の往生院というお寺がありましたが、荒れ果ててしまい、廃寺となりました。その後1905年富岡鉄斎らの力を借り、尼寺祇王寺として復活したと言われています。そして皆さんがよく知っている平家物語の舞台としても登場しています。祇王寺の紅葉についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。アクセス
京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
- JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩20分
- 京福電鉄嵐山線嵐山駅下車、徒歩20分
- 市バス嵯峨小学校前バス停下車、徒歩17分
- 市バス嵯峨釈迦堂前バス停下車、徒歩15分
2021年紅葉見ごろ:
11月中旬~12月上旬
[hr]
清凉寺(嵯峨釈迦堂)(せいりょうじ)
「源氏物語」の主人公・光源氏のモデルといわれる源融(みなもとのとおる)の山荘跡です。本堂の渡り廊下から見た弁天堂の周りの紅葉や多宝塔の周囲の紅葉などが見どころです。清凉寺の紅葉についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。アクセス
京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
- 京福電鉄嵐山線嵐山駅下車、徒歩約15分
- 市バス・京都バス嵯峨釈迦堂前バス停下車、徒歩約1分
- 有料駐車場あり
2021年紅葉見ごろ:
11月中旬~12月上旬
[hr][hr][/hr]
宝筐院(ほうきょういん)
清凉寺のすぐ近くにある、紅葉の美しさで知られるお寺です。宝筐院は昔、善入寺と呼ばれていました。平安時代の終わり頃から鎌倉時代の間は、住職は皇族が務めてきた格式が高い寺院で、南北朝時代に入ると、その争いにより一時はこの寺院も荒れた状態になります。黙庵周諭禅師により臨済宗のお寺として、復興がなされ今現在に至ります。美しい景色が多い場所ではありますが、写真を撮る際は、三脚・一脚・大型・中型カメラの持ち込みは禁止なので、気を付ける様にしましょう。宝筐院についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。アクセス
京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9-1
- JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩約20分
2021年紅葉見ごろ:
11月中旬~12月上旬
[hr]
鹿王院(ろくおういん)
嵐山の主なお寺から離れているため、穴場な紅葉スポットです。細い参道沿いには緑色の苔が生え、赤い紅葉を引き立てます。足利義満が依頼して建てたお寺です。鹿王院の紅葉についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。アクセス
京都市右京区嵯峨北堀町24
- JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩5分
- 京福電鉄嵐山線鹿王院駅下車、徒歩3分
- 市バス・京都バス下嵯峨バス停下車、徒歩3分
- 駐車場4台あり
2021年紅葉見ごろ:
11月中旬~12月上旬
[hr][hr][/hr]
京都の紅葉時期に乗りたい嵐山のトロッコ列車
トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅まで、片道7.3kmを約25分で走るトロッコ列車。保津峡の景色や線路沿いの紅葉だけでなく、車掌さんのパフォーマンスなども楽しむことができます。チケットは乗車1ヶ月前の10時から販売開始で、インターネットやJR西日本の「みどりの窓口」、主要旅行会社にて購入可能です。紅葉のハイシーズンは数分で売り切れてしまうこともあるので、購入はお早めに。インターネットの場合、座席指定はできないので、友達や恋人と隣同士で座りたいという方は他の購入手段を検討してみてください。チケットに余裕がある場合、トロッコ嵯峨駅では8時35分、トロッコ嵐山駅では8時40分ころ、トロッコ亀岡駅では8時50分ころから当日券を先着順で販売。立見席も限定販売されます。窓ガラスのないオープン車両「ザ・リッチ号」は人気のため、当日販売のみです。運が良ければ、事前購入したチケットを「ザ・リッチ号」のチケットに交換することもできます。紅葉時期にはライトアップを開催。ライトアップの時間帯には、臨時列車が1日1往復、紅葉の最盛期の週末と祝日は1日2往復します。トロッコ列車で往復も良いですが、時間があれば、行きはトロッコ列車、帰りは保津川下りで嵐山まで戻るのも楽しいかもしれません。嵯峨野トロッコ列車の紅葉についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。運賃:大人630円、子ども320円(全区間共通)
和のライトアップイベント 京都嵐山花灯路
嵐山花灯路は、平成15年より始まった和のイルミネーションイベントです。舞台は嵐山・嵯峨エリア、各所の文化遺産や自然が優しい光に照らされ、より一層美しい姿へとランクアップします。エリア内には行灯が灯り、足元に優しい光が照らされます。神社やお寺、橋などが和を感じる光によって普段とはまた違った表情を魅せます。特に竹林の小径や、渡月橋、灯りと花の路、いけばなプロムナード、あおくすの庭などはおすすめしたいスポットです。また、この期間限定で夜間でも文化施設を参拝できるという特別な体験ができます。見どころ満載の嵐山花灯路、ぜひ一度訪れてみてください。アクセス
・電車
【JR嵯峨野線】嵯峨嵐山駅→下車
【阪急電鉄嵐山線】嵐山駅→下車
・バス
【市バス28系統】嵐山天龍寺前→下車
【京都バス71、72、73、83系統】嵐山→下車
嵐山花灯路において専用の駐車場はありません。車の場合は有料駐車場を利用しましょう。
嵐山の紅葉を存分に楽しもう 嵐山もみじ祭
嵐山もみじ祭は、紅葉スポットとして名高い嵐山を京都の文化と合わせて楽しんでもらおうということで、昭和22年から行われている歴史あるイベントです。毎年11月の第2日曜日に開催されており、色々な催し物が無料で楽しめます。まずおすすめしたいのが紅葉の美しさ。嵐山の前を流れる桂川と、桂川にかかる渡月橋、その付近の寺社、そこに紅葉が彩りを添えて、いつも以上に美しい景色へとランクアップします。更にもみじ祭を盛り上げるのが、桂川を舞台舟が行き来しながら披露される、雅楽や狂言、京都の郷土芸能などです。こんな豪華なイベントを無料で楽しむことができるもみじ祭はぜひおすすめしたいイベントとなっています。料金:散策無料
場所:嵐山渡月橋上流一帯
アクセス:(公共交通機関)嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩10分。阪急電車、京福電車「嵐山駅」下車、徒歩5分。
(車)もみじ祭としての無料駐車場は特にありません。
近隣にコインパーキングは結構ありますが、お祭りの日はすぐに埋まってしまう可能性が高いので、公共交通機関の利用をおすすめします。
紅葉の合間に一休み 嵐山おすすめランチスポット
湯どうふ 竹むら
日本の良さが詰まった京都らしいお食事、お豆腐をいただくことができるのが「湯どうふ 竹むら」です。お店周辺でも紅葉を楽しむことができますので、紅葉目的で嵐山を訪れた人もコースに無駄がなく楽しむことができます。こちらのおすすめは、50年前から変わらない味。胡麻どうふと、柚子釜どうふ(八寸)です。胡麻どうふは、口にすると胡麻の風味が香りと味の両方から存分に楽しむことができます。柚子釜どうふ(八寸)は、くり抜いた柚子の中に柚子みそを塗って、お豆腐を入れて蒸したものです。見た目から美しく上品なおいしさ、お口いっぱいに広がるゆずの香りが楽しめます。こちらは11月から3月中頃限定販売になっています。営業時間:11:00~20:00(L.O.19:50)
定休日:木曜日 ※春・秋は無休、7月に夏季休暇あり
アクセス:(電車)京福電鉄嵐山線「嵐山駅」から徒歩3分、JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」、嵯峨野トロッコ列車「トロッコ嵯峨駅」から徒歩7分、阪急嵐山線「嵐山駅」から徒歩12分
駐車場:有ります。
まとめ
嵐山では、11月第2日曜日に昔の舟遊びを再現した「もみじ祭」も開催されます。紅葉以外の楽しみもある嵐山。京都を観光する際にはぜひ訪れてみてください。