2月下旬の現在、2024年の京都の桜の開花予想は、昨年と同程度か、数日早めで、3月22-23日頃です。平年よりも若干早めと予想されています。満開の予想日についても4月1日頃と報じられています。なお、京都市内では標準木が二条城内にあり、桜(染井吉野)が5~6輪以上咲くと開花宣言が出されます。2月も中盤には小春日和といえる温かさになりました。今年2024年は休眠打破の時期が少し遅くなったようですが、休眠打破後の気温は高めに予想されていますので、花芽の生長も早く、休眠打破の遅れを挽回するスピードで生長しそうです。よって、開花・満開日などは平年並みもしくは少し早めと予想されています。(花冷えすれば桜は長く咲き誇り、雨に降られれば舞い散るのですが、今年はいかがでしょうか。)
京都の具体的な桜の名所の見頃は?
平年の京都の桜開花予想時期は?
桜が開花となったら、どのぐらいで満開になるのか?
京都を代表する桜の名所は?
仁和寺 (にんなじ)
仁和寺御室桜 開花予想【 4月4日開花予想 】 4月19日現在の開花状況:見頃終了
御室桜が見どころの 仁和寺
仁和寺は、平安の頃から高い格式を誇ってきた門跡寺院。遅咲きの御室桜の美しさで有名で、花に埋もれるようにして立ち並ぶ宮廷風の諸堂が雅な雰囲気を漂わせます。欄間や襖絵などの美しい意匠がちりばめられた御殿の造形は必見です。仁和寺2年(886年)に光孝天皇の勅願により着工され、2年後に宇多天皇が完成させた真言宗御室派の総本山。寺号の由来は年号だが、宇多天皇が出家後に入寺し、御座所である「御室」を設けたことから御室御所とも呼ばれました。代々皇族が門跡を務めてきた寺院で、平安~鎌倉期に最盛期を迎えましたが、応仁の乱で伽藍の多くを焼失してしまいました。江戸時代に入り、徳川幕府の援助を受けた第21世覚探法親王の尽力によって再建。その際に紫宸殿や清涼殿が京都御所から下賜され、雅で格式高い雰囲気を今に伝えています。1994年にはユネスコ世界文化遺産にも登録されました。京都一遅咲きと言われる御室桜は、かたい粘土質の土中で根が伸ばせないため、丈が低く花も根元からつくといわれています。約200本の桜が境内を薄桃色に染め上げる風景が見事で、大正時代に国の名勝にも指定されました。
こうした仁和寺が季節の彩りで注目されるのは、おもに春となります。遅咲き桜の代名詞にもなっている御室桜の季節です。境内にはソメイヨシノやシダレザクラも植えられていますが、仁和寺の桜といえば四月中旬に咲き揃う、低木の御室桜と相場が決まっています。この丈の低い桜林越しに眺める五重塔は絵画的な風景となるので、多くの観光客やカメラファンを楽しませます。
「御室」とは尊者に居所に向けられた敬いの言葉です。仁和寺の別名でもあるこの言葉には、仁和寺の歴史が籠められています。春の観光シーズンの締めくくりとなるのが「御室桜」と呼ばれる仁和寺の遅咲き桜です。
【電話番号】075-461-1155
【営業時間】9:00~16:30(御室花まつり期間中:8:00~17:30)
【休業】期間中無休
【入場料】御室花まつり(3月23日~5月6日まで) 特別入山料:大人500円 高校生以下無料
【駐車場】約100台 1回500円
円山公園 (まるやまこうえん)
円山公園 開花予想【 3月24日開花予想 】 < 4月19日現在の開花状況:見頃終了
「祇園の夜桜」で知られる京都随一の桜の名所 円山公園(枝垂桜)
歌人・与謝野晶子も愛でたという「祇園の夜桜」として有名なシダレザクラが咲き誇ります。そのほか、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヤエシダレザクラなど約630本が植樹されていて夜桜のライトアップも行われる(予定)。円山公園の園内中央には、通称「祇園の夜桜」という有名な桜があります。正式名は、一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)といい、現在は二代目です。現在ある桜は、15代佐野藤右衛門氏が初代のサクラから種子を採取し、畑で育成したものを、同氏の寄贈により、昭和24年に現地に植栽したものです。現在の容姿は、樹高12m、幹回り2.8m、枝張り10mです回遊式日本庭園を中心に、料亭や茶店が散在する、京都市内最古の公園です。京都随一の桜の名所で、開花時期には公園全体が桜の花で飾られているような美しさを誇ります。
「祇園の夜桜」で有名なしだれ桜は例年4月上旬までだが、八重桜は中旬過ぎまで楽しめる春、花を咲かせるたびに訪れる人々をうっとりさせる祇園枝垂桜をゆったりとした気持ちで時間を忘れて眺めてみてはいかがでしょうか。
【入場料等】無料
【拝観時間等】無し(昼夜)
哲学の道 (てつがくのみち)
哲学の道 開花予想【 3月24日開花予想 】 4月19日現在の開花状況:見頃終了
哲学の道 疏水沿いの散策路に続く桜のトンネル
日本の道100選にも選ばれた道で、日本を代表する哲学者の西田幾多郎やその弟子たちが思索にふけりながら歩いたことにちなみ、この名がついた。疏水分線に沿った約2kmの小道は、延々と桜が咲き誇り、ロマンチックな桜の花のトンネルとなる。道沿いに咲くソメイヨシノなど約500本の桜がトンネルをつくり、花を見上げながら散策を楽しむ人でにぎわう。桜のシーズンでない夏や秋・冬に訪れたことのある人は、春の魅力が分からず「何故ここが有名なの?」と哲学的難問に思えますが、春の桜を見れば疑問が一気に納得解決できます。初めて行く人も、魅力が分からなかったという人も、ともかく一度春の様子を見て下さい。まるで桜並木のように花見が出来るので、ゆっくり歩を進めましょう。比較的空いている早朝に、清々しい空気の中歩くのもおすすめです。哲学の道は、桜の時期が断然おすすめです!
【アクセス】市バス 銀閣寺前 徒歩2分 市バス 銀閣寺道 徒歩5分
【営業時間】9:00~16:30(御室花まつり期間中:8:00~17:30)
【休業】無休(昼夜とも)制限なし
【入場料等】無料
圓光寺 (えんこうじ)
圓光寺 開花予想【 3月26日開花予想 】 4月19日現在の開花状況:見頃終了
奔龍庭の石庭から眺める鮮やかな桜 圓光寺
圓光寺は秋の紅葉で有名なお寺であり、秋はたくさんの人で賑わいます。しかし、春の桜はあまり知られておらず、満開の時期でも人はまばらです。圓光寺には「奔龍庭(ほんりゅうてい)」という立派な石庭があり、その背に2本の色鮮やかに枝を垂らす、しだれ桜があります。実際横の方にも桜がありますが、メインになるのは2本の桜です。天気の良い青空の日には石庭とあわせて絵になる見事な春の情景が楽しめます1601年に伏見で建立され、1667年に現在地に移転しました。本堂前の池泉回遊式庭園である「十牛之庭」は、禅の悟りいに至る道筋を牛を追う童子で表した「十牛図」も合わせて観覧しましょう。【電話番号】075-781-80255
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】大人500円、中高生400円、小学生300円
【駐車場】30台
醍醐寺 (だいごじ)
醍醐寺 開花予想【 3月21日開花予想 】 4月19日現在の開花状況:見頃終了>
豊臣秀吉の「醍醐の花見」として有名 醍醐寺
醍醐全体が寺院となっている醍醐寺は、「醍醐寺の花見」が有名で、時の豊臣秀吉は正室、側室のほか、家来など約1000人と花見を楽しんでいました。しだれ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜など数種類、約1000本の桜が3週間かけて咲くため、桜を長く楽しむことができるのも醍醐寺の魅力です。醍醐寺の境内には、数多くの桜が咲き誇り、この美しさを象徴するかのように「花の醍醐 」という別名までもあるほど。醍醐寺の桜は、京都の三大桜のひとつでもあるソメイヨシノをはじめヤマザクラ・シダレザクラ・ヤエザクラとその種類も豊富になります。この種類が多いことから、長くお花見を楽しむことが出来るのも醍醐寺の魅力とも言えます。おおよそ3月下旬から3週間程度の間、人々の心を癒す景色を見せてくれます。醍醐寺の中でもぜひ見て頂きたいのが、「三宝院の大紅しだれ」「霊宝館のシダレザクラ」「金堂脇の大ヤマザクラ」 は圧巻の美しさ。ぜひ訪れた際は見ていくことをおすすめします。
ここで抑えておきたいのが、醍醐寺の桜の1番美しい時期を知ることです。醍醐寺の桜は、3週間かけて咲き誇ります。桜の品種が多いため若干満開の時期が異なってくるのです。 醍醐寺の入り口の桜のトンネルや霊宝館、三宝院は、4月の1週目頃がおすすめになります。弁天堂は、周囲の桜よりも少しだけ見ごろが遅めになります。こちらが満開になるのは、4月の2週目あたりになります。入り口で、少し散り始めていても弁天堂付近に来ると満開なんてこともありますので、くまなく散策することで絶景を見つけることが出来ると言えます。
【アクセス】地下鉄東西線 醍醐 下車 京阪バス 86B系統 醍醐三宝院 下車
【拝観時間】夏期:3月1日〜12月第1日曜日までの期間…午前9時〜午後5時まで
冬期:12月第1日曜日の翌日〜2月末日までの期間…午前9時〜午後4時30分まで
【拝観料等】大人1,500円 中学・高校生1,000円 ※小学生以下は無料(春の特別期です。通常期は別途料金)
高台寺 (こうだいじ)
高台寺の開花予想【 3月25日開花予想 】 4月19日現在の開花状況:見頃終了
高台寺2024年 春の夜間特別拝観【 2024年3月15日(金)〜5月6日(祝) 17時点灯】
枝垂桜のライトアップは圧巻!幻想的な世界へ 高台寺
北政所ねねが秀吉の没後、その菩提を弔うため建てた寺。正式名称は高台寿聖禅寺だが、一般には「ねねの寺」として親しまれている。春には方丈庭園のシダレザクラが美しく咲き誇る。開花期にはライトアップされ、夜間特別拝観ができる。高台寺が人々に愛され、桜やもみじを始めとして美しい景色を見せてくれる理由は高台寺が建てられた意味から来ているとも言えるでしょう。高台寺が建てられた目的は、豊臣秀吉の正室だったねね(北政所)が秀吉の冥福を祈るためと言われています。その名の由来は、秀吉の死から数年が経った頃の秀頼と千姫の婚儀を契機に、ねねが「落飾」した時、朝廷から賜った院号が「高台院」だったことだそうです。大事な人を思う気持ちがこもったお寺で見られる女性らしいどこか優し気で、温かみのある庭です。だからこそ人々に愛されるのではないでしょうか。
見どころは方丈庭園の前に広がる【波心庭のしだれ桜】です。ライトアップも行われる予定です。白砂の上に艶やかなピンク色の花がよく映えます。傍らには勅使門や華灯窓があり、京都らしい雰囲気の桜景色を届けてくれる。2018年春より華灯窓からの桜風景も見ることができるようになったようです。
【電話番号】075-561-9966
【アクセス】京都駅から市バス「東山安井」下車、徒歩約7分
【拝観時間】9:00〜17:30 (17:00受付終了)※17時に受付終了いたします。拝観される方はお早めにご入場ください。
【2023年 春の夜間特別拝観】2023年3月17日(金)〜5月7日(日) 17時点灯
知恩院 (ちおんいん)
知恩院 開花予想【 3月24日開花予想 】 4月19日現在の開花状況:見頃終了
知恩院 春のライトアップ2024【 3月23日(土曜)~4月3日(水曜) 17:45-21:30 】
荘厳で大きな三門前をはじめ各所で桜が点在し咲き誇る 知恩院
東山三十六峰のひとつ、華頂山の麓に広がる浄土宗総本山知恩院。東山華頂山から東大路までの広範囲に桜並木が見られる他、高さ24mの巨大な国宝三門の周辺や、友禅苑、御廟所でも見事な桜が楽しめる。訪れる際は公共交通機関の利用がおすすめだ。石段を登りながら桜を眺めるのもおすすめ。ソメイヨシノやヤエザクラガ咲きます。友禅染の始祖宮崎友禅生誕300年を記念して造られた友禅苑は、四季折々の美しさを味わえる名園。昼間の拝観では知恩院の中では有料の友禅苑ですが、夜間拝観ではライトアップのコースに組み込まれています。友禅苑には枝垂れ桜が咲いており、非常に趣のある日本庭園と枝垂れ桜の取り合わせをこの時期には見ることができます知恩院の桜は、個人的には穴場だと思います。桜が咲く場所は、友禅苑と三門付近です。3月下旬から4月上旬までライトアップを実施(17:45~21:30)。友禅苑、三門下周辺、女坂、御影堂外観、阿弥陀堂の5エリアが期間限定で夜間拝観可能になる。
【電話番号】075-531-2111
【拝観営業時間】午前9時~午後4時半まで
寂光院 (じゃっこういん)
寂光院 開花予想【 3月26日頃開花予想】 4月19日現在の開花状況:見頃終了
汀の桜が見どころの寂光院
【池水に 汀(みぎわ)の桜 散りしきて 波の花こそ 盛りなりけり】『平家物語』ゆかりの地として知られる尼寺。京都市街より遅れて見頃を迎える、桜の穴場です。しだれ桜や八重桜が咲くなかでも注目なのが、遅咲きの「みぎわの桜」。後白河法皇が詠まれた和歌にちなんだ名木です。見頃を過ぎると儚く池に舞い散る姿が、風流です。寂光院の桜は、参道や本堂付近で咲き誇ります。その他の種類は、八重桜やしだれ桜です。
境内の池近くに「汀の桜」が咲き、当時の風情を偲ばせてくれます。少し時期が遅れたときの汀の桜は、まさに「青葉が交じった遅桜」で、散った花びらが池を飾り、まさに平家物語さながらの光景となります。寂光院で平家物語を偲ぶにふさわしい時期はまさにこの桜が咲く頃でしょう。平家物語を愛する方には、是非ご覧になって頂きたい桜です。
【電話番号】075-744-3341
【拝観時間】通常 9:00~17:00 冬季(12月~2月) 9:00~16:30
【拝観料】一般 600円 中学生 350円 小学生 100円
【駐車場】約100台 1回500円
東寺 (とうじ)
東寺 開花予想【 3月24日開花予想 】 4月19日現在の開花状況:見頃終了
東寺桜ライトアップ2024【 2024年(令和6年)3月16日(土曜日)~4月14日(日曜日)18:30~21:30 】
不二桜と五重塔が高さを競争? 東寺(教王護国寺)
新幹線からもいつも見える、あの五重塔。「京都についた」と誰もが感じられるシンボル的な存在の東寺。その五重塔とまるで高さを競争するがごとく構えているのが「不二桜」です。樹齢120年を超える不二桜は平成18年に三重県より移植された八重紅枝垂桜で樹の高さが13メートルもあり、3月末から4月の初めに見事な花を咲かせます。弘法大師の「不二のおしえ」から「不二桜」と名付けられたと説明が添えられています。東寺の五重塔には春には桜、秋には紅葉が彩りを添え、この景観は京都を象徴するとも言われています。東寺の桜は2月下旬の河津桜から4月中頃まで広い境内全体で多くの桜を鑑賞できます。
東寺桜ライトアップ2024は、2024年(令和6年)3月16日(土曜日)~4月14日(日曜日)18:30~21:30に行われます。(受付21:00終了)
【アクセス】各線京都駅・八条口から徒歩15分近鉄東寺駅から約10分京都市バス・東寺東門前下車すぐ
【開門時間】5:00~17:00金堂・講堂・庭園 8:00~17:00(受付16:30まで)観智院 9:00~17:00(受付16:30まで)拝観料等:寺内、御影堂、食堂は無料。有料拝観:金堂・講堂・五重塔
清水寺 (きよみずでら)
清水寺 開花予想【 3月24日開花予想 】 4月19日現在の開花状況:見頃終了
清水寺桜ライトアップ2024【 2024年(令和6年)3月23日(土)~3月31日(日)18:00~21:30 】
数々の堂塔や建造物に花を添える!約1500本の桜に包まれた 清水寺
仁王門から始まり、日本最大級の三重塔、「清水の舞台」で知られる国宝の本堂など見どころは尽きません。桜の名所としても名高く、特に「春・夜の特別拝観」のライトアップは、幻想的な光景がまた格別です。春 清水寺桜ライトアップ2024は、2024年(令和6年)3月23日(土)~3月31日(日)18:00~21:30まで行われます。(受付21:00終了)ソメイヨシノとヤマザクラが合わせて約1500本咲き誇る世界遺産の古刹。本堂を桜が取り囲む眺めが楽しめる奥の院からの景色や、清水の舞台から見下ろす桜の景観が絶景だ。また、3月下旬から4月にかけて夜の特別拝観期間はライトアップされ、昼間とは違った表情を見せる夜桜も幻想的です。
【電話番号】075-551-1234
【拝観時間】通常は午前6時~午後6時まで (春のライトアップ時は午後9時30分まで)
【拝観料】高校生以上通常400円、小中学生は200円(団体割引はなし)
【駐車場】清水寺には、公式の駐車場はありません。
祇園白川 (ぎおんしらかわ)
祇園白川 開花予想【 3月25日開花予想 】 4月19日現在の開花状況:見頃終了
しっとりと桜を愛でられる 祇園白川
写真映えするスポットとして、毎年大勢の観光客でにぎわうエリアです。芸姑さんや舞妓さんも通うお茶屋が立ち並ぶ一角。風情ある町並みよソメイヨシノなどの桜木が雅なコントラストを魅せる幻想的なスポットです。穏やかに流れる白川に、はらはらと舞い散る花びらは、まるで夢の世界。帳の降りかけた宵の口に訪れてみるのもおすすめです。桜並木の通りに、お座敷へ向かう舞妓さんや芸姑に出会うかも。祇園白川の巽橋や辰巳大明神周辺の景観は京都という観光地を愛でることができる数少ない風景美です。花見小路の通る祇園町南側や新橋通りにも町家が連なる景観が続いており京都らしい風情を感じることができるでしょう。白川南通りには、祇園をこよなく愛した歌人・吉井勇の歌碑がある。「かにかくに 祇園はこいし寝るときも 枕の下を水のながるる」歌人なども愛した桜の咲く白川を眺めながら京都を見つめられるスポットです。
【アクセス】京阪本線「祇園四条駅」下車徒歩約3分、市バス「祇園」下車徒歩約7分
二条城 (にじょうじょう)
二条城 開花予想【 3月24日開花予想 】 4月19日現在の開花状況:見頃終了
世界遺産に咲くサトザクラ・香しい桜の香りに包まれる桜の園 二条城
京都の世界遺産として有名な二条城の、城内の桜は、桜の園、清流園、城内西側の主に3つのエリアに分かれており広い範囲で桜を楽しむことができます。それぞれの魅力がありますが、特におすすめなのは、城内北側の清流園、本丸庭園の南側にある桜の園に、多くのサトザクラが植えられており、その姿はとても美しいものになります。清流園は昭和40年(1965)に新しく造られたお庭で、西側半分が和風庭園・池泉回遊式庭園、東側半分が洋風庭園となっており芝生が広がっています。 また、本丸御殿西側の並木道には、ベニシダレザクラが咲き誇り、こちらを散策することができます。その様子はまるで桜のシャワーのように見えます。 この他、和楽庵といわれる優雅な趣ある茶室があり、こちらは江戸時代初期の豪商角倉了以の屋敷の一部と庭園の池石約800個を移築してできたものだそうです。ソメイヨシノ・ヤマザクラ・ヤエベニシダレなどの美しい桜の共演を贅沢に味わうことができます。 清流園のソメイヨシノとシダレザクラが作るアーチもとても魅力的です。二条城桜まつり開催期間はライトアップも行われ、二条城の魅力を更に感じることが出来ます。【二条城桜ライトアップ2024】2024年3月8日(金曜)~4月7日(日曜)午後6時~午後9時(午後10時 閉場)(予定)【アクセス】JR京都駅から京都市営バス50・101番で20分、バス停は二条城前下車、徒歩2分。または京都市営地下鉄二条城前から徒歩5分。
【開城時間】午前8時45分~午後4時(閉城 午後5時)
【入城料/二の丸御殿観覧料】一般1,030円 中高生350円 小学生200円(入城料のみの場合: 一般 620円 中高生以下 無料)
日中の桜の美しさはもちろん絶景ですが、夜の桜の表情も気になりませんか?
さて2024年の春は、1年に1度しか見られない桜の景色をいつ楽しむか、しっかり計画を立ててみてはいかがですか?早咲きの桜から遅咲きの桜の名所を抑えれば、長い期間桜の美しい景色を楽しむことが出来ます。ぜひ休日に訪れてみてはいかがでしょうか。